写真展で拝見して、その日のうちに購入を決めてしまいました。
写真を見て、初めて泣きそうになりました。
私にとって目標にしたい写真家の一人です。
もう既に亡くなっているので、新しい作品を観ることは出来ませんが、 写真に興味のある人にはぜひ見てもらいたい一冊です。
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光の音-pure and simple 大型本 – 2008/8/24
中村 ハルコ
(著),
haruko Nakamura
(著),
Junko Takahashi
(編集),
Kazumi Shimodate
(読み手),
Charies M Barlow
(翻訳)
&
2
その他
ダブルポイント 詳細
国内外で幅広い活躍を遂げた写真家中村ハルコの待望の写真集『光の音-pure and simple』は、イタリアトスカーナに魅了された中村が1993年から1998年まで、多いときには1年に7度も通うほど情熱を注ぎ撮り続けた渾身のドキュメンタリー作品です。 異国の地で見つけた目を見張るフォトジェニックな光景は、古代から受け継がれてきた生活の知恵、方式により日常がゆるやかに形成されています。 生きるための手段として行われてきた狩、恩たもうワイン、チーズ作り、大地の風にさらされる洗濯物、魔法使いの跨るような手作りのホウキ、お手製のブランコ・・・。そして、大自然の厳しさに戦いなからもしっかりと支え合う、その地に根をおろして生きる老夫婦イヴォとイルダ、その家族の愛が、永遠という時が刻まれた写真としてみごとに写し出され、私たち見るものに優しさや懐かしさ、大切な何かを色褪せることなく思い出させます。まさに写真集として群をもったボリュームで現代を問い圧倒させるのです。 「重厚でクラッシック、まさにフォトルネッサンスともいえるような写真の原点がここにある。」 写真家 荒木経惟氏にも大絶賛された待望の写真集です。またこの写真集には公募コンテスト「写真新世紀」において2000年度の年間グランプリを受賞した「海からの贈り物」が含まれています。自らの出産体験をドキュメンタリーしたこの作品は、生命の誕生とその神秘、女性写真家にしか撮り得ない力強さを高く評価されました。 カラー、モノクロが織り込まれた美しいシンメトリーで綴る写真集、未発表写真含む全92点が収録。 ジャンルの異なるアーティストによるユニークな視点、価値観を取り入れ、様々なメディアを通して、新しいクリエイティビティを提案するフォルマ-レ・ラ・ルーチェが企画、制作。
- 本の長さ108ページ
- 出版社Formare la Luce Inc.
- 発売日2008/8/24
- ISBN-104990425308
- ISBN-13978-4990425302
商品の説明
レビュー
ご紹介いただいたメディア、各誌 読売新聞(2008.10.16)、ジェイヌード(2008年11月20日号)、Ogge(小学館2009年2月号)、Domani(小学館2009年3月号) --読売新聞「よみうり堂」からのご紹介、2008/11/2
草むらで目を閉じ、光を浴びる。そよ風が肌をくすぐり、吹き渡っているのかもしれない。写真家もまた光と空気を前進で受け止めているーそんな風に、感じること撮ることが幸福に重なりあった写真だ。(以下略) --「Domani」、2009/3/1号(小学館)
せわしなく生きる現代な人々にとって忘れがちな。普遍的な優しさや懐かしさ、そして人と人のつながりを描き出している。 --NHK週間ブックレビューノンフィクション作家梯久美子さん推薦(2008.12.6放送)
草むらで目を閉じ、光を浴びる。そよ風が肌をくすぐり、吹き渡っているのかもしれない。写真家もまた光と空気を前進で受け止めているーそんな風に、感じること撮ることが幸福に重なりあった写真だ。(以下略) --「Domani」、2009/3/1号(小学館)
せわしなく生きる現代な人々にとって忘れがちな。普遍的な優しさや懐かしさ、そして人と人のつながりを描き出している。 --NHK週間ブックレビューノンフィクション作家梯久美子さん推薦(2008.12.6放送)
著者について
中村ハルコ (写真家) 1962−2005年 埼玉生まれの仙台育ち 中学時代に好きな人の魅力的な一瞬、表情をとらえたいと写真を始める。1984年日本大学芸術学部写真学科卒業後フリーとなり、東アフリカのタンザニアに半年滞在し、現地の子供たちを撮影する。93年からイタリアトスカーナ地方の風景と生活を撮り続ける。(『光の音』制作スタート)。 賞歴:2000年「海からの贈り物」キヤノン写真新世紀第21回公募優秀賞(選:荒木経惟)、同作品で2000年度年間グランプリ受賞。2000年宮城県芸術選奨芸術選奨新人賞受賞。 書籍:『世界の子供達タンザニア』出版(1989年、偕成社) 個展:「太陽と風邪のワトト」(1991年エルパーク仙台、宮城)「魚を売るイネさん」(1995年エルパーク仙台、宮城)、「うみから…」(1999年、ギャラリー・アラタ、宮城)、「光の音」(2001年、モーダポリティカ-東京、せんだいメディアテーク、京都ギャラリーRAKU)、写真新世紀10周年記念「海からの贈り物」(2002年、東京都写真美術館)。「光の音」出版記念イベント(2008年8月、せんだいメディアテーク)、「光の音」(2008年11月、TKG Daikanyama)。 グループ展:「フォトカンパニー仙台写真展」(1999年、ルナギャラリー、宮城)、宮城県秀作美術館展出品(1999年、アエル市民ギャラリー)、「次なるリアルへ」(2002年、津山もくもくランド、宮城)。
登録情報
- 出版社 : Formare la Luce Inc.; 第1版 (2008/8/24)
- 発売日 : 2008/8/24
- 大型本 : 108ページ
- ISBN-10 : 4990425308
- ISBN-13 : 978-4990425302
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,410,731位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 74,817位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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2011年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても素晴らしい。
なんという瑞々しい感性。どの写真も生命感に溢れている。
中村ハルコという写真家は、写美の「ニュー・スナップショット」で知ったのだが、すぐに虜になってしまった。
もし自殺を考えている人がいるなら、是非この写真集を見せてあげたい。
きっと、生きているって素晴らしい。と思ってくれるはずだ。
残念なことに、このきらきらと輝くような感動的な写真を撮った作者はもうこの世にいない。
何とした運命のいたずら。人生は時として残酷だ。
なんという瑞々しい感性。どの写真も生命感に溢れている。
中村ハルコという写真家は、写美の「ニュー・スナップショット」で知ったのだが、すぐに虜になってしまった。
もし自殺を考えている人がいるなら、是非この写真集を見せてあげたい。
きっと、生きているって素晴らしい。と思ってくれるはずだ。
残念なことに、このきらきらと輝くような感動的な写真を撮った作者はもうこの世にいない。
何とした運命のいたずら。人生は時として残酷だ。
2009年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人に「中村ハルコの光の音はすごい」と言われ、購入した。
全体的に優しい印象を受けるが、個々の写真は力強く、深く、感動的だ。
光の使い方が独特で新鮮、輝いている。
トスカーナの神話とトスカーナに魅了されていく彼女自身のストーリーも興味深いと思った。
後半の「海からの贈り物」は、静かだが生命力に溢れている。
命の重さを突きつけられる。
重く、美しい。
中村ハルコの写真をもっと見たいと思った。
全体的に優しい印象を受けるが、個々の写真は力強く、深く、感動的だ。
光の使い方が独特で新鮮、輝いている。
トスカーナの神話とトスカーナに魅了されていく彼女自身のストーリーも興味深いと思った。
後半の「海からの贈り物」は、静かだが生命力に溢れている。
命の重さを突きつけられる。
重く、美しい。
中村ハルコの写真をもっと見たいと思った。
2011年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある写真展で中村ハルコさんの作品を見て魅了され、この写真集を購入しました。写っている風景の裏側までも感じられるような素晴らしい写真集です。そこに暮らしている家族の生活から「生きる」事を教えられているような感じがしました。生涯傍らに置いておきたい一冊です。
2009年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女性特有の面白い視点に加えて,(素人目ですが)高い技術も感じられるし,「ちょっと高いかな」と思っていたのですが,買って大満足です.
ただ,子供が生まれる途中の写真はびっくりしましたが…(笑)
ただ,子供が生まれる途中の写真はびっくりしましたが…(笑)
2016年2月14日に日本でレビュー済み
私はハルコさんに一度お会いしたことがあります。まるで女優のようにで美しく、まるでこの本そのものでした。
2011年9月4日に日本でレビュー済み
中村ハルコさんの写真では老若男女問わず、人々がいきいきとしています。それはハルコさんがその切り口で撮っているだけでなく、きっとハルコさんとの出会いに人々は笑顔になるのでしょう。
2011年2月3日に日本でレビュー済み
東京写真美術館のニュースナップショット展の広告写真になっている、大草原に赤い服を着た女の子が寝ころがっている写真が、あまりに自然で素敵だったので、思わす写真展を見に行きました。中村ハルコさんが切り取った自然と人との美しい調和と色彩は、私をやさしい気持ちにさせてくれました。そして、写真集も、実際の写真に負けないくらい、いや以上に透明な空気感とやさしさを表現しています。