ゲームプログラミング関連の本は色々購入しているのですが、この本はかなりわかりやすい部類にはいると思います。
著者オリジナルDirectX中心のライブラリの「NEGAA」を利用してゲームを作成していくのですが、このライブラリがよくできていて煩雑なWindowの作成やグラフィックの表示を数行の命令でできるようになっていて、ゲームプログラミングの学習にすぐに集中できるようになっています。
前半は簡単なシューティングゲームを2Dと3Dで作成していくような内容なのですが、ライブラリのおかげで2Dと3Dほとんど同じような内容のプログラムですむところがなかなかいいなと思いました。
後半に関して3Dでの地面や建物と自キャラの当たり判定等他の入門書には書いてないような内容がありシンプルなタイトルのわりには内容はかなり充実しています。
著者のサポートページも充実していて、旧開発環境用のサンプルプログラム等も用意されており、最近の本によくありがちな最新版のC++が必須ということもありません。
ただこの本がライブラリNEGAAにかなりの部分依存しているため、NEGAAが使えない環境ではこの本の内容のアルゴリズム解説関連以外が意味がないものになってしまうので、本購入前に確認が必要だと思います。
C言語のほうも「詳しくはC言語の入門書を参照してくだい」と書かれているところがあったり、演算を省略系で書いてあったりするのでまったくC言語を知らない人にはわかりにくい個所もあるかなと・・・。
総合的に見れば最終的は2Dのゲームも3Dのゲームも作れるようになるかなり良い本だと思います。星5にしたかったのですが、NEGAAの実用度が未知数ということと、サンプルの中でどうしても読み込みに失敗してしまう3Dモデルファイルがあったので星4で・・・(私の環境がいけないのかもしれませんが^^;)
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ゲームプログラミング入門 第2版 単行本(ソフトカバー) – 2012/2/15
鎌田 茂雄
(著, 編集, イラスト, 読み手)
オリジナルライブラリを使いながら、C++上で、DirectXプログラムを書きながら、ゲームの基本アルゴリズムを習得していく内容になります。 とにかく、「超簡単」に読み進めることができる、をコンセプトにしています。 本書はゲームを作ったことが無い人のための本です。ゲームを作ったことが無い人が、とにかくC++DirectXゲームを作れるようになることを最重要コンセプトに執筆しました。具体的には、NEGAAというライブラリを補助として、C++上で、DirectXプログラムを書きながら、ゲームの基本アルゴリズムを習得していく内容になり、専門学校1年次前期用のテキストになり得るものを書いたつもりです。1年次の前期と言えば4月からですから、つまりは“全くの素人さん”からの開始です。 ただし、後半は経験者の方でも楽しめる内容がちらばっていますので、超初心者用の内容が100%というわけではありません。
- 本の長さ278ページ
- 言語日本語
- 出版社Northbrain
- 発売日2012/2/15
- ISBN-10499050061X
- ISBN-13978-4990500610
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商品の説明
著者について
ゲームクリエイターになるため北海道職員を32歳のときに退職。その後10 年間のゲームに関する開発研究生活を経て、 2009 年、ノースブレインを本格開業する。 代表作 カンパニーウォーズ2004(PC 用リアルタイムストラテジーゲーム) 主な著書 はじめての3D ゲーム開発(工学社) GAME CODING ゲームコーディング シリーズ3 冊(工学社) DirectX 逆引き大全500 の極意(秀和システム)
登録情報
- 出版社 : Northbrain; 第2版 (2012/2/15)
- 発売日 : 2012/2/15
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 278ページ
- ISBN-10 : 499050061X
- ISBN-13 : 978-4990500610
- Amazon 売れ筋ランキング: - 599,256位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 591位ゲームプログラミング
- カスタマーレビュー:
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