この本は終盤におけるスタディなので作局であるが全く人工的なものを感じさせない美しいものである。
さらに終盤に使うアイデアやテクニックが存分に凝縮されていて駒を実際に動かして確かめていくうちに
いきなり同じようには無理だし全く同じ局面にはならないけれど実戦での応用の仕方が少しずつ出来るようになった。
答えを最初から見ながらでも充分にそのテクニックを知らず知らずのうちにアイデアとして体に染み付いていく感じだ。
まずこの類の本が日本には存在しなかったしすばらしい良本であるとお勧めしたい。
チェックメイトの技法(訳 水野優氏)に比べれば地味ではあるけれども、強くなるにはどうしても必ず必要となる知識。
その奥深さをご堪能していただきたい。どちらも持っていない方には両方セットにしてお勧めしたい。
チェスの土台が偏らずベースが広くなりいろんな局面で対応できるようになることでしょう。
必ず持っていて良い本である。私は☆を20つけて評価したい。
改めてこのような良書を安価で提供していただいた水野優氏に感謝の意を表明したい。
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実戦的スタディ集 (チェス・クラシックス 2) ペーパーバック – 2011/6/1
ハンス・ボウメスター
(著),
水野 優
(翻訳)
ダブルポイント 詳細
終盤戦の研究家ハンス・ボウメスター(Hans Bouwmeester)著ハリー・ゴロムベク (Harry Golombek) 編集&英訳Modern End-Game Studies for the Chess-player (1959) の和訳。記譜表記も、1. P-K4等の古い記述式(英米式)から1. e4等の新しい代数式(国際式)に変換。チェス・クラシックス・シリーズ待望の2冊目。
スタディとは、作局された終盤で白の勝ちかドローになる手順を解答する局面問題だが、プロブレム(限手詰め)と負けず劣らず意外性に富む一方で、実戦に役立つ要素も備えている。『チェス 終盤の基礎知識』後の腕試しに最適な100題。
収録作品の作局者(五十音順、括弧内は作品数):
アイゼンシュタット(2)、ヴィルヌーヴ=エスクラポン(2)、ウェーニンク(1)、ガイ(1)、カスパリアン(2)、ギュルヴィッチ(6)、クッベル(6)、グリゴリエフ(4)、ゴルギエフ(5)、コルテリング(1)、コロリュコフ(1)、サーベドラ(1)、ザホジャキン(2)、サリチェフ(1)、ジョゼフ(1)、セルマン(1)、セレズニエフ(2)、セレツキー(1)、ダニエル(1)、チェホヴェル(2)、デュラス(2)、ドーソン(2)、トロイツキー(7)、トロイツキー&ヘルプストマン(1)、ハヴェル(2)、ハシェック(2)、ビルノフ(2)、プシェピオルカ(2)、プラトフ(2)、ブランドフォード(3)、ブロン(2)、ホイエカー(1)、マティソン(4)、マルヴィッツ(1)、マン(1)、モラヴェッツ(3)、ラザー(1)、ラスカー(1)、リブルキン(8)、リンク(3)、レーティ(3)、ロヴェイコ(1)、ロッソリーモ(1)、ロマー(3)
スタディとは、作局された終盤で白の勝ちかドローになる手順を解答する局面問題だが、プロブレム(限手詰め)と負けず劣らず意外性に富む一方で、実戦に役立つ要素も備えている。『チェス 終盤の基礎知識』後の腕試しに最適な100題。
収録作品の作局者(五十音順、括弧内は作品数):
アイゼンシュタット(2)、ヴィルヌーヴ=エスクラポン(2)、ウェーニンク(1)、ガイ(1)、カスパリアン(2)、ギュルヴィッチ(6)、クッベル(6)、グリゴリエフ(4)、ゴルギエフ(5)、コルテリング(1)、コロリュコフ(1)、サーベドラ(1)、ザホジャキン(2)、サリチェフ(1)、ジョゼフ(1)、セルマン(1)、セレズニエフ(2)、セレツキー(1)、ダニエル(1)、チェホヴェル(2)、デュラス(2)、ドーソン(2)、トロイツキー(7)、トロイツキー&ヘルプストマン(1)、ハヴェル(2)、ハシェック(2)、ビルノフ(2)、プシェピオルカ(2)、プラトフ(2)、ブランドフォード(3)、ブロン(2)、ホイエカー(1)、マティソン(4)、マルヴィッツ(1)、マン(1)、モラヴェッツ(3)、ラザー(1)、ラスカー(1)、リブルキン(8)、リンク(3)、レーティ(3)、ロヴェイコ(1)、ロッソリーモ(1)、ロマー(3)
- 本の長さ112ページ
- 言語日本語
- 出版社チェストランス出版
- 発売日2011/6/1
- ISBN-104990554027
- ISBN-13978-4990554026
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商品の説明
著者について
著者紹介:
ハンス・ボウメスター (Hans Bouwmeester 1929-)
オランダのチェス棋士&作家。1954年にインターナショナルマスターになり、1956-70年に7回オリンピック代表を務めた。通信戦では、1968,81年に国内チャンピオンになり、グランドマスターの称号を得た。本職は、小学校の教師、数学の講師を経て、チェス・ジャーナリスト。『チェス・アーカイブズ』誌の編集や終盤戦に関する多くの著作で有名。
訳者紹介:
水野 優 (みずの ゆう 1962-)
翻訳家。1985年にチェスを始め、レイティングJPCA(現JCCA)2200以上、ICCF2300以上を記録した。現在はチェス団体に属さず、古典洋書の翻訳に専念している。
2011年5月には、評言社から『ボビー・フィッシャー 魂の60局』を翻訳出版した。ホームページ「チェストランス」で公開している訳もある。
ハンス・ボウメスター (Hans Bouwmeester 1929-)
オランダのチェス棋士&作家。1954年にインターナショナルマスターになり、1956-70年に7回オリンピック代表を務めた。通信戦では、1968,81年に国内チャンピオンになり、グランドマスターの称号を得た。本職は、小学校の教師、数学の講師を経て、チェス・ジャーナリスト。『チェス・アーカイブズ』誌の編集や終盤戦に関する多くの著作で有名。
訳者紹介:
水野 優 (みずの ゆう 1962-)
翻訳家。1985年にチェスを始め、レイティングJPCA(現JCCA)2200以上、ICCF2300以上を記録した。現在はチェス団体に属さず、古典洋書の翻訳に専念している。
2011年5月には、評言社から『ボビー・フィッシャー 魂の60局』を翻訳出版した。ホームページ「チェストランス」で公開している訳もある。
登録情報
- 出版社 : チェストランス出版; 初版 (2011/6/1)
- 発売日 : 2011/6/1
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 112ページ
- ISBN-10 : 4990554027
- ISBN-13 : 978-4990554026
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,697,981位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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