タイトルの「チャーミング・スネークス」=サマーズ独特のウネウネした
ギターリフの形容だろうと、勝手に考えてます。
90年代初頭のアンディ・サマーズのフュージョン系の作品は、
他に比べ結構音がハードで、甘ったるさのないところが好感です。
本作は、あのハービー・ハンコックを始めとして、サマーズのバックを
固めるミュージシャンがかなり豪華ですね。ただ逆にギターがあまり前面に
出てこない曲もあったりして、アレンジには参加者に色々と気配りを
してしまったのかなぁ。とも。ドラムまでかなり前に出る音だし。
主役のサマーズが前面に出ているのは、むしろ"World Gone Strnage"の
方かもしれません。
#1,#2,#8,#10あたりが耳残りがイイ感じ。
なおタイトルチューンの#2でベースを弾いているのは、スティングです。
演奏に専念するスティング…っていうのも、なかなかレアですね。