私が初めて買ったいわゆるグランジ(当時はそんな呼称もなく、殺伐ロックなどと言われていましたが)のCDは、このSSTのコンピにも収録されている「little fury things」の8cmシングルcdでした。
意外にもその中に入っていたピーター・フランプトンのカヴァー「show me the way」に一番感動してしまい、今でも私にとってのグランジの究極の一曲は、この、あまりに情けない、とてつもなく素晴らしい「show me the way」です。
今考えても、この曲をこのアレンジ、演奏、歌唱でやるというところに、グランジの精神は集約されていた、と思うのです。