これだけ攻撃的なサウンドも、なかなかに無いものです。構築した音には、メリハリがあり反復BEATとリズムの重複・・・そして半端でないヴォーカル・・・・その声も、もはやサウンドの一部と成し得ている。
DAF直系のサウンドだが、DAFを肉体美が奏でる音楽とするならば、こちらは 脳から構築し奏でる音楽・・・と言える。
音の構成がシンプルがゆえに、音に無駄が無く、創りも職人的に細かい事もしている。
この反復を聴いていて気持がいい。
スピーカー音から 一通り聴き入って → ヘッドフォンで聴くと、違った発見も出来るはず。。。。
本作は『NITZER EBB』の1STで、ノッケから、このテンションの高さは伊達ではない。
音楽で刺激が足りない人、音に麻痺したい人、何か酔える音を探している人は聴いてみるべし。
打ち込み系が好きなら良作なはず。
DAF直系だけでは収まりきらない 間違いなく名盤です。
私的には、3.『MURDEROUS』の何とも言えない妖しい雰囲気の曲調、
9.『INTO THE LARGE AIR』 の止めども無いリズムと 叩き込む言葉の羅列にヤラレマシタ。