Out There
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曲目リスト
1 | Out There |
2 | Serene |
3 | The Baron |
4 | Eclipse |
5 | 17 West |
6 | Sketch Of Melba |
7 | Feathers |
商品の説明
Amazonレビュー
By the time of this 1960 recording, only his second as a leader, Dolphy has already dispensed with the "traditional" jazz instrumentation. With bassist George Duvivier and drummer Roy Haynes holding down the rhythm, Ron Carter moves to the frontline armed with a cello, joining Dolphy as he switches from alto to bass clarinet to regular clarinet to flute. Out There catches Dolphy at a significant crossroads: The music is more ambitious and more jagged than on its predecessor Outward Bound, but more cohesive and less aurally challenging than on his 1964 master work, Out to Lunch. Dolphy's improvisations---on each instrument--are bursting with creative, far-reaching ideas, expressive wails, and frenetic flurries while Carter's eerie arco (bowed) cello ambles quietly, sometimes melancholy, sometimes menacing. Dolphy's four originals show his absorption of Mingus---especially on the blues distortion of "Serene"---and provide perfect blueprints for his bizarre constructions. The quartet also handles one tune from Mingus himself (the ruminating "Eclipse") plus Randy Weston's fragile "Sketch of Melba." --Marc Greilsamer
登録情報
- 製品サイズ : 12.7 x 14.61 x 1.27 cm; 90.72 g
- メーカー : Ojc
- EAN : 0025218602327
- レーベル : Ojc
- ASIN : B000000Y18
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 359,600位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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エリック・ドルフィーは1960年4月、32歳で初リーダー作『Outward bound』を吹き込む。
4ヶ月後にはこのアルバムをレコーディング。彼がジャズ界で活動するのは、これから4年間
しかないのだが、それまでの遅れを取り戻すように、彼は1960年だけでも15枚のレコーディングに
参加している。それらの中にはもう一枚のリーダー作『ファー・クライ』やオーネット・
コールマンの『フリージャズ』もある。
前作『Outward bound』は、従来のジャズ・フォーマットを守りつつ、それと自分が表現したい
音楽を融合させてグループ・アンサンブルを展開していた。それに対して『Out there』は、
ピアノ・レスのチェロとベースのカルテット編成。1ホーン編成で、彼の演奏がはっきり聴こえる。
微妙なエコーがかかり、ビロードめいた暗黒の中で、ドルフィーのホーンが響く。
コード楽器であるピアノを加えないことで、演奏中のそれぞれのミュージシャンの動きが際立つと
同時に、リニアな横の動きが鮮明になる。これはドルフィー流の危険なモード・ジャズで、無言の
うちにマイルスの音楽を「無菌室の安全なモード」として脇に押し出している。M1のタイトル曲
「Out there」を聴いていると、復帰後のマイルスの第1作『The man with the horn』の
「Fat Time」を聴いているような気になる。
前作から引き続き、唯一同じメンバーなのが、ドラムスのロイ・ヘインズ。ドルフィーからの
信頼度の高さと同族意識が感じられる。
それと奇抜なジャケット・デザインだが、これはもしかしたら「サン・ラー」の影響なのか。
ファラオ・サンダースのミュージシャン・キャリアはサン・ラー・アーケストラへの加入から
始まるし、ジョン・コルトレーンもシカゴを訪れた時はサン・ラーと会うようにしていた。
ドルフィーは、サン・ラーとの関係はなかったようだが、ドルフィーの音楽は、もしかしたら
「ひとりサン・ラー」を演っていたのかもしれない。
それで、本作は、個人的には最もオーソドックスなジャズの中でのドルフィーの個性が楽しめる「Outward Bound」に次ぐ完成度の逸品で、非常に面白い。異色なのは、本来どこにいても目立つドルフィーよりも、ときとして、ロン・カーターのチェロと、もう一本普通にベースが入り、弦楽器の音色のインパクトのほうが勝ってしまう曲もあるところ。1曲目なんかは、全楽器の個性のバランスが良くハイライト、アルバム中盤はやや弦楽器の音が強く、ややクラシック的にも聴こえる。後半、フルートが活躍する曲が出てくると、むしろクラシック的なバッキングに映えて素晴らしい。ロイ・ヘインズは大好きな人で、彼はどこにあってもその世界に合わせて、なお自分の個性を出していて、嬉しいが、ややドラムの音が小さめというか、ひっこみ過ぎ?ツーベースというべき編成に対して、もう少しシンバルやブラシの音が強くても良かったかも。
いずれにせよ、曲、演奏、アイデアは素晴らしいので、大好きだ。
良い曲だもん。
なんていうか、マンシーニっぽいな。
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そこ(エリック·ドルフィーのアルバム)
リリース 1960
記録されました 1960年8月15日ヴァン·ゲルダー·スタジオ、イングルウッドクリフス、ニュージャージー州
長さ 33:50
ラベル 新しいジャズ
NJLP 8252
プロデューサー ルディ·ヴァン·ゲルダー
プロの評価
レビュースコア
ソース 評価
オールミュージック 5/5星[ 1 ]
ローリング·ストーン·ジャズ·レコード·ガイド 5/5星[ 2 ]
そこに は1960年のアルバム。
エリック·ドルフィーの。
これは、ドルフィーのセカンドアルバムであった。ミンガス組の構成員時代の。
アルバムは、ミンガスとの共同の努力である一つの曲の他、ドルフィーによる4組成物を備えています。
アルバムはまた、3つのカバー、
ミンガスによる「エクリプス」
「メルバのスケッチ」ランディ·ウェストンと
"羽" ヘイル·スミス。[ 3 ]
トラックリスト[ 編集]
「そこ」(エリック·ドルフィー、チャールズ·ミンガス) -午前6時55分
「セリーヌ」(ドルフィー) - 7時01分
「バロン」(ドルフィー) - 2時57分
「エクリプス」(ミンガス) - 2:45
「17ウエスト」(ドルフィー) - 4時50分
「メルバのスケッチ」(ランディ·ウェストン) - 4時40分
「羽」(ヘイル·スミス) - 5:00
人事[ 編集]
エリック·ドルフィー - フルート、バスクラリネット、アルトサックス、クラリネット
ロン·カーター - ベース、チェロ
ジョージ·デュヴィヴィエ - 低音
ロイ·ヘインズ - ドラム
これの場合、素敵に加えて不思議な色が見える。
音程外れているように聴こえるのに何故か
ずっと聴いていたいと思わせられるような居心地の良さ。
録音は良い方と思いますし、演奏もドルフィー節を味わえます。ジャケットも示唆に富んでいて所有欲にかられるかと思います。
ドラムはロイ・ヘインズ、チェロに若かりしロン・カーターも入っています。しいて言うなら、ドラムをはじめリズム隊の音量バランスを調整してほしかったということだけでしょう。
最後のフェザーはキレキレでとってもカッコいいいいです。個人的にはタイトル曲よりも好きです。
前衛、とはドルフィーに関しては僕はあまり思いません。ま、先鋭的ではあるのでしょうが、豊かな伝統の上に立脚している、と素直に感じられるのです。この作品は、ピアノレスでチェロが入っているという一風変わった編成。ワンホーンなので、ドルフィーのソロと、彼の音楽世界というものをストレートに堪能できます。自由です。でも基本はオーソドックスなのです、ドルフィーという人は。
『ファイヴ・スポット』も最高ですが、最初にドルフィーを聴くアルバムとしてもこの作品は悪くないのではないかと僕は思!います。