これって本当にオフィシャル盤?? 再生機器によってはうまく読み込めない曲があるし、ブックレットの印刷もミョーーに粗い(昔の再発CDみたいな画質)。それにCDRほどではないにせよ、ディスクの記録面がほんのり緑がかってるような気がしないでも……。まあ、ブックレット(英文)には“This compilation stands as an official bootleg and ...”と断り書きがありますけどね、それでもあくまでOfficialとうたってるわけで、それなのにこの体裁だと一体どこまで信じていいのやら。
ということで内容ですが、バンドのイメージはゴスでも楽曲はトライバルな雰囲気が濃厚。フルアルバムを録音する前に解散したバンドだし、いわゆるB級的な印象は否めませんが、そこがまたいい味出してます。イアンのインディアン趣味が『セレモニー』ほどあざとくないし、素直というか若さというか、ひたむきな唄い方も好き。