ＮＹでのライブを収録したアルバムの一つ。
かなりのびのびＪＡＣＯ様も演奏していて楽しさが滲み出ています。
しかし、緊張感もあり、私個人的にはハイラムブロック（Ｇ）が最高の演奏をしていて、超かっこよく、定番ＴＥＥＮ　ＴＯＷＮなどはベストテイクの一つ（私個人的に）であると思う。
値段も安いし、かっこいい演奏も聴けるし、お得です♪

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ボヘミャー

NYのクラブで弾きまくるジャコの勇姿。ラフな録音だが、内容は抜群。

2021年1月12日に日本でレビュー済み

いかにも海賊盤的なジャケット。ライナーには録音場所・月日すら明記されていない。機材もアナログだが、
その割に音は良い。ジャコのベース音もしっかり聴けるし、全体のバランスも悪くない。
録音日は1984〜87年ということだが、ジャコはウェザーリポートから離れ、名作『ワード・オブ・
マウス』もリリースし、やるべきことはやってしまい。この後の展開や発展はなかった。自分も『WoM』
には感激して、彼がビッグバンドを率いて来日した時はライブに行ったが、大きな感動は得られなかった。
だがここでのジャコは違う。小さなクラブでのライブらしいが、バンドもよくまとまっていて、
終始タイトで熱い演奏を繰り広げる。ホーンが３管、キーボード2人、E・ギター、これにベースと
ドラムスという８人編成。収録曲の中で最も素晴らしい演奏２曲は、トリオのもので、別の録音らしい。

このアルバム、聴いてみると、音楽的には、復活後のマイルス・デイヴィスの方を向いている。
『The man with the horn』や『We want Miles』。M2「Dania」のトランペットはマイルス風だし、
M３「Teen Town」のギターは、モロにマイク・スターン。ギタリストHiram Bullockは、
ギル・エヴァンス・オーケストラに呼ばれた時も「Jean Pierre」のフレーズを嬉々として弾いてしまう。
彼はジャコ亡き後に制作された「トリビュート・アルバム」では、ウィル・リーと「カモン・カム・
オーヴァー」を演奏した。３人だけで演奏し13分を超える「Teen Town」は、今まで聞いた中では
いちばん良い。後半のジャコのベースは『8:30』のソロ「Slang」状態に突入し、めちゃめちゃかっこいい。

M５「Invitation」も緊張感に溢れる演奏で、バンド全体が火の玉となっている姿が記録されている。
M7「Punk Jazz」のメンバー紹介の後で、Hiramはジミ・ヘン風に「The Star-Spangled Banner」を
長く演奏する。ちなみにこの人、スティングのジミヘン・カヴァー曲「Little Wing」でソロを弾いている。
ラストは軽くジャコのキーボードソロで「Liberty City」。

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クローバー

メンバーが楽しんでいるライブアルバム

2006年7月31日に日本でレビュー済み

＃1はやっぱりかっこいい。テーマだけやって＃2へ。＃3はメンバー全員が暴れまくり、ジャムでおなじみの＃4では・・・・、やっぱり暴れまくっています。

そんな関係で、どれも演奏時間が長め。10分以上が3曲、＃7なんて17分。

メンバーが楽しんでいるライブアルバム。音楽の原点。

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voodootalk

一言で言えばこの時期ジャコはハイラム・ブロックと演りたかったのだ

2011年5月17日に日本でレビュー済み

『ライヴ・イン・ニュー・ヨーク・シティ・シリーズ』は、1984〜87年の間にニューヨークで行われたギグを収録したシリーズである。以下に簡単にまとめてみた。

Live in New York City, Vol. 1: Punk Jazz・・・・ジャコ・パストリアス(b)、ケンウッド・デナード（ds）、ハイラム・ブロック（g）、マイケル・ガーバー（p）、アレックス・フォスター(sax)、プッチ・トーマス(syn)、ジェリー・ゴンザレス(tp、congas)。1990年リリース。
Live in New York City, Vol. 2: Trio・・・ジャコ・パストリアス(b)、ケンウッド・デナード（ds）、ハイラム・ブロック（g）によるトリオ。1991年リリース。
Live in New York City, Vol. 3: Promise Land・・・Vol.1と同じメンバーによる演奏。1991年リリース。
Live in New York City, Vol. 4: Trio 2・・・Vol.2と同じメンバーによる演奏。1992年リリース。
Live in New York City, Vol. 5: Raca・・・ジャコ・パストリアス(b)、マイク・スターン（g）、スティーブ・スレイグル（sax）、アダム・ナスバウム（ds）によるライブ。1997年リリース。
Live in New York City, Vol. 6: Punk Jazz 2・・・『Vol.1』『Vol.3』と同じメンバーによる演奏。1999年リリース。
Live in New York City, Vol. 7: History・・・ジャコ・パストリアス(b)、ヴィクター・ルイス（ds）、ハイラム・ブロック（g）によるトリオ。1999年リリース。

いずれも音質は残念ではあるが、内容的には興味深いものばかりでジャコのやりたかった音楽、あるいはジャコが一緒に演奏をしたかった人、というのが分かって実に興味深い。注目すべきはやはり、ハイラム・ブロックだろう。ハイラム・ブロックは改造ストラトキャスター（ピックアップレイアウトがＨＳＨに改造されている）で有名で24丁目バンドやデヴィッド・サンボーンらとの競演で知られている。元々大阪生まれで、大きなお腹を揺らせながら愛嬌たっぷりに観客席を走り回っていたのが印象深かったが2008年7月25日に喉頭癌で亡くなっている。

一方、ジャコは多くのファンがご存知のように、フェンダー・ジャズ・ベース 2本(1960年モデルと1962年モデル) のネックとボディを入れ替え、理想的な1本を作り上げ使用していた(念のため付け加えるがジャコ愛用で有名なのは『ボディが』1962年製のものである)。その後更なる変更点を加え(有名なところでは1963年以降のフェンダー・ジャズ・ベースと同様に、フロントとリアの独立したボリュームが2個と、マスター・トーン・コントロール・ノブが1個搭載のスペックへ変更している)、フレットを抜きパテ埋めしたあとに船舶塗装用のエポキシ樹脂で指板全体をコーティングしてフレットレス・ベースを自作し、米国アコースティック社製ベースアンプのModl#360と組み合わせ、自分のベース・サウンドを創り上げた。この時期の『ジャズ』プレーヤーでここまでやった人間はジャコだけだろう。

これがロックなら知人の家にあった100年以上前の乾燥した暖炉の木材を材料に、エンジニアだった彼の父と自作したクイーンのブライアン・メイのギター、『レッド・スペシャル』を筆頭に、いっしょにやって面白そうな『ギター』を持った人間がたくさんいるが、ジャズの世界ではどこかジミ・ヘンのサウンドとも通じ、改造ストラトキャスター（ピックアップレイアウトがＨＳＨに改造）で自らのサウンドを追求するハイラム・ブロックのギターとジャムりたいと思ったのではないだろうか。ジャズ評論家たちの気持ちに反してジャコのハートは予想以上にこういった『ロック』的なものに向かっていた気がしてならない。

何しろこのシリーズ、『Vol.5』以外はジャコの気持ちはただひとつ、ハイラム・ブロックと演りたい。それに尽きると思う。

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他の国からのトップレビュー

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Gerard Prats

"Teen Town" 100%

2016年3月1日にスペインでレビュー済み

Amazonで購入

Este "Teen Town" ya vale solo el precio de todo el cd. Y vienen 8 temas! La mejor o de las mejores versiones de este tema a mi parecer.

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Robert Twombly

The greatest

2013年8月30日にアメリカ合衆国でレビュー済み

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electric guitar player who ever lived. As with his "Live in New York 4" album, this is a must for jazz/rock fans.

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gadget man

Three Stars

2014年8月29日にアメリカ合衆国でレビュー済み

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Good recording of jaco

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Marc Jon Viduya

pretty cool

2019年3月8日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

lets put aside how these recordings (the "Live in NYC" series) came to be, and focus on the idea that we are glad to have them. I am, even if the recordings are lo-fi, we here Jaco with some great musicians. All else withstanding, I am glad for this.

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Live in New York City Volume One: Punk Jazz

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