ブランフォードの音楽は、
常に最先端にある。
本人が、「サキソフォニストの前に音楽家であれ」
といっているよう、
常にすばらしい音楽を作り続けている。
このダークキーズを聴いてしまったことが、
僕がテナーサックスに完全転向するきっかけだった。
確かなテクニック、超絶的美しさ・強さの音色、
それから饒舌なバンド内での音による会話。
僕の信じる、「ジャズ」とはこういう音楽だ。
即興性の素晴しさ。
ピアノレスだからこその骨太で強靭な音楽。
是非聴いてみてください。
トリオの演奏もさることながら、
ジョーロバーノ、ケニーギャレットがそれぞれ
参加した曲も聴き応えがあります。