プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
Yessongs
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
曲目リスト
ディスク: 1
1 | Opening (Excerpt from 'Firebird Suite') |
2 | Siberian Khatru |
3 | Heart of the Sunrise |
4 | Perpetual Change |
5 | And You and I: A. Cord of Life/B. Eclipse/C. the Preacher the Teacher/D. the Apocalypse |
6 | Mood for a Day |
7 | Excerpts from 'The Six Wives of Henry Viii' |
8 | Roundabout |
ディスク: 2
1 | I've Seen All Good People: A. Your Move/B. All Good People |
2 | Long Distance Runaround-The Fish (Schindleria Praematurus) |
3 | Close to the Edge: A. The Solid Time of Change/B. Total Mass Retain/C. I Get Up I Get Down/D. Seasons of Man |
4 | Yours Is No Disgrace |
5 | Starship Trooper: A. Life Seeker/B. Dilillusion/C. Wurm |
商品の説明
Amazonレビュー
ストラヴィンスキーが数小節流れるオープニングから熱心なオーディエンスはすでに大興奮――かつてはLP3枚組だった本作は、イエスが最良の状態にあるときの姿を伝えている。その結果、一躍プログレ・ブームを巻き起こすほど広く一般に親しまれることになった。ここに収められたチューンを聴けばそれもうなずける。
「Heart of the Sunrise」は、イエスとしてはわりと地味なタイトルをもつ曲といえそうだが(ほかの曲名、たとえば「The Six Wives of Henry VIII」とか「The Fish (Schindleria Praematurus)」、あるいは「Total Mass Retain」と比べてみて頂きたい)、バンドの演奏は最高に熱い。中心となるのは、ジョン・アンダーソンのファルセットかと思うほどに高く伸びる声だ。リック・ウェイクマンの目もくらむばかりに壮大なシンセサイザー・サウンドは、全体のサウンドの基調となっているという以上に、ロジャー・ディーンによる不可思議なカヴァー・アート(CD2枚組となった今回のリイシューでは、そのほとんどが縮小あるいは削除されている)と視覚的に響き合うところが多かった。
『Yessongs』が発表されたのはマーシャル・スタックス(ギター・アンプ)が全盛だった時代とあって、イエスは過剰なまでのハーモニー&メロディーと考え抜かれた複雑な構成の両立を楽々となしとげた。「Roundabout」は当時のイエスの最大のヒット曲。ここでは原曲に忠実に再現されている。残りは1970年代らしいやり方で――ライト・ショーやら視覚的なステージ演出やらを総動員して――楽しむべき曲だ。
プログレ・ブームは数年で一段落し、入れ替わりにパンクの影響を受けたアート・ロックが台頭して、時代の流れを建物や食べ物についての歌(トーキング・ヘッズの『More Songs About Buildings and Food』)へと向けさせた。イエスは『Yessongs』でピークを迎えており、それらの歌よりもずっと壮大な内容(シベリアとか黙示録とか)を歌っている。だが、本作が当時を代表する名ライヴ・アルバムのひとつであることに異論はないだろう。1998年のヒップな映画『バッファロー'66』のサウンドトラックに使われたことに象徴されるように、少なくとも1曲のハイ・テンションなイエス・ソング(「Heart of the Sunrise」)は、1990年代につくられたドラマの中でも違和感を感じさせないだけの現代性をもっているのだ。(Andrew Bartlett, Amazon.com)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 13 x 14.5 x 0.99 cm; 110 g
- メーカー : East/West Records
- EAN : 0075678268229, 0733132669721
- 商品モデル番号 : Yessongs
- オリジナル盤発売日 : 1994
- レーベル : East/West Records
- ASIN : B000002J1Y
- 原産国 : アメリカ合衆国
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 62,404位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,132位ヘヴィーメタル
- - 4,018位ポップス (ミュージック)
- - 10,711位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
1973年リリース、ロジャー・ディーンのジャケットも良い(『こわれもの』より落ちるが、数で勝負か、と、減らず口をたたいておこう)、通算6枚目の、アナログ3枚組ライヴ(ガキだったので、お年玉をセコく、セコ~く貯めて、2年越しで買いました、涙・・・)の、2枚組CD盤。
これを聴いてしまうと、スタジオ製作盤が、どうしても、おとなしく聴こえてしまうのだ。
ストラビンスキーの実に壮大な『火の鳥』の抜粋(ライヴ前にクラシックを流す、ほぼ先例では? エコバニのグレゴリオ聖歌とかね)から、激烈な「シベリアン・カートル」への流れ、ここを聴くだけでも、本作を購入する価値はある。
誰かが指摘するのを読んだことも、聞いたこともないのだが、この2曲と、『危機』A面の各タイトル、B面トップ「同志」などから、ジョン・アンダーソンは旧ソヴィエト連邦親派であり、作詞(詞も悪くない)に関してはロシア文学、メロディ作りではロシア民謡の影響が明らかだ。
元ストローブスのリック・ウェイクマンの加入も大きく、クラシックの素養があれば、ロシアの偉大な作曲家たちからの影響からは逃れ得ない。
ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズも両親の代から社会主義者だし、ソフト・マシーンのロバート・ワイアットも自らが“左”であることを鮮明に掲げていて、プログレの特殊な進化系と言えるかもしれないインダストリアル派(産業・工業音楽)のテスト・デパートメントなんか、社会主義バンドを表明して憚らなかった。
プログレとマルクス=レーニン主義の間には、何かしらの相関関係があるかもしれず、イエスの各メンバーがくっついたり離れたりを繰り返すというバンド自体、革命前後のソ連っぽい、と、笑えない冗談をカマしておこう。
グループでありながら、マニタス・デ・プラタやパコ・デ・ルシアなどのフラメンコ・ギターを研究していたに違いないスティーヴ・ハウ、説明不要であるリックのクラシック素養という個人的資質が、オリジナル・アナログC面の「ムード・フォー・ア・デイ」~「ヘンリー8世の6人の妻より 」に活かされ(B面「パーペチュアル・チェンジ」、D面「遥かなる思い出 /ザ・フィッシュ」では、キング・クリムゾンへ移るビル・ブラッフォードのソロ有り! クリス・スクワイアのビンビンのソロも!)、さらに全員が一丸となる8分33秒もある「ラウンド・アバウト」へと収束してゆく・・・まさに圧巻!
草創期から、部屋を借りて合宿し、朝から晩までそれこそ血が滲む練習に明け暮れたからこそ、「二十歳そこそこの子供たちが、変拍子に次ぐ変拍子、転調、転調の繰り返しという、あんな複雑で技術的に難しい大曲を、次々とライヴでも同じようにこなしてしまうなんて、考えられない」と、中村とうよう(当時『ニューミュージック・マガジン』編集長)に言わさしめたのだろう。
余談:海援隊の武田鉄也さんも、イエスの来日公演を観て感動し、「海援隊は、イエスを目指す!」と、訳が解らないことを言っていたっけ。
ティム・モーズ著 『イエス・ストーリー : 形而上学の物語』、クリス・ウェルチ著 『ザ・ストーリー・オブ・イエス : 解散と前進の歴史』 を読むと、 イエスが、結局は、強引なベースを弾くクリス(風呂、掃除しろよ)のバンドだったと思われ、興味のある方は是非とも読んでみてください。
YESの、ライヴ盤です。クラシック音楽の場合、初演の際も、再演の際も、使用するスコア(譜面)は、変わらない。
YESの場合、スタジオ録音が、言って見れば、「初演」で、ライヴ・ステージは、その「再演」、と言った、趣き。もちろん、スタジオ・ワークスよりも、サウンドは、薄くなっていますけれども。
YESのメンバーは、他のロック・バンド同様、乗って演奏する事は、いつでも、できる。しかし、彼等は、ドラムスのビル・ブルフォード氏の、影響も、あるせいか、クラシック音楽のような、タイトな、ビート感の内に、留まる。
そうする事によって、エネルギーは、内面に、凝縮されて行く。それが、火山のマグマ溜まりの溶岩ように、白熱し、音楽は、真っ白く、昇華する。
このライヴ盤、「YesSongs」は、是非、スタジオ録音盤と、対にして、聴いて欲しい。
それにしても、国内盤LPは、3枚組で、5700円もした。当CDは、輸入盤とは言えども、望外に、安価。
隔世の感・有り。
YESのライブでは一番好きなので、とてもよかったです。
でも、この演奏。 特にステーヴ・ハウのギターの音色と平面的なプレイ。
ライブ特有の閃きなし。唯々、スタジオを再現・・・が再現になっていない。