A Nod is As Good As a Wink to a Blind Horse
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, リミックス含む, 1993/9/14
"もう一度試してください。" | 通常盤 |
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| — | ¥550 |
CD, 限定版, オリジナルレコーディングのリマスター, 2010/6/23
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, 限定版 |
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| — | ¥2,000 |
CD, 限定版, SHM-CD, 2008/12/17
"もう一度試してください。" | SHM-CD, 限定版 |
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| — | ¥2,152 |
CD, ゴールドCD
"もう一度試してください。" | ゴールドCD |
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| — | ¥3,250 |
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曲目リスト
1 | Miss Judy's Farm |
2 | You're So Rude |
3 | Love Lives Here |
4 | Last Orders Please |
5 | Stay With Me |
6 | Debris |
7 | Memphis, Tennessee |
8 | Too Bad |
9 | That's All You Need |
商品の説明
内容紹介
Rod Stewart (vocals); Ronnie Wood (vocals, guitar); Ian McLagan (keyboards); Ronnie Lane (bass); Kenney Jones (drums)。英国ロック史に残るスーパーバンドとして名高いFacesの最高傑作『馬の耳に念仏』。1971年作。
Amazonレビュー
Sixties Britpoppers the Small Faces begat the Faces, the reshaped 1970s version. Of course, the latter-day incarnation of the band was best known for its lead singer, Rod Stewart, and his unique, squalling voice. The players, meanwhile, displayed Stones-ish sensibilities, which makes sense given that guitarist Ron Wood left the group to join Jagger, Richards, and the boys. Faces didn't release a great number of albums, but during their tumble on the rock charts, they made some truly great songs, several of which are found on this, their consensus classic. "Stay with Me" sounds like a bar room brawl set to music, and "Miss Judy's Farm" puts one in mind of a garage band that got lucky and found a studio and a (somewhat) sober producer. A Nod... is the most representative recording of a band that helped shape hard rock and punk for years to come. --Lorry Fleming
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.2 x 12.7 x 0.99 cm; 92.13 g
- メーカー : Warner Bros / Wea
- EAN : 0075992592925
- 商品モデル番号 : 7599-25929-2
- オリジナル盤発売日 : 1993
- SPARSコード : DDD
- レーベル : Warner Bros / Wea
- ASIN : B000002KDW
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 200,067位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,137位ハードロック
- - 4,075位ヘヴィーメタル
- - 38,526位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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それに続くナンバーでは今は亡きロニー・レインの“いなたい”ヴォーカルが。フェイセズの曲はずば抜けたヴォーカリストのロッドがいるにも関わらず他のメンバーがヴォーカルをとるのも珍しくない。
このアルバムの極めつけは何と言ってもフェイセズ最大のヒット曲 『 Stay With Me 』 だ。最高にイカしたロニー・ウッドのオープンEチューニング にセットされたゼマイティス・ギターが刻むイントロ、サウンドをぐんぐんリードするロニー・レインのベースライン、そしてイアン・マクラガンの転がるホンキートンク・ピアノがテンポ・ダウンを導きケニー・ジョーンズがいかにもイギリス人ドラマーっぽい味なサウンドを叩く...ロッドが歌いだすまでに聴くと必ず3回はイってしまう。『もう好きにして〜』状態である(笑)
ロッドとロンはこのバンドにとっては途中加入組だ。このバンドは元々はスモール・フェイシズといって、スティーブ・マリオットとロニー・レインを中心に結成された主にR&Bのカバーを演奏する都会的な人気モッズ・バンドだった。マリオットは1969年にピーター・フランプトンとハンブル・パイを結成するために脱退。代わりに解散したばかりの第1期ジェフ・ベック・グループから移ってきたのがロッドとロンだ。この時ロンは持ち楽器をベース・ギターから本職のギターに戻している。ロック史上最も興味深いトレードだ。そしてバンドの音楽性もロックンロールとR&Bをベースとしつつ、より泥臭いアメリカ南部の音に近づく。(面白いことにマリオットのハンブル・パイも同様の志向を持つバンドだった。)ついでに長身の二人が加入したためにバンド名もスモールが取れフェイシズとなった。
フェイシズとしては4枚のスタジオ・アルバムを発表するが、この邦題「馬の耳に念仏」と題され1971年発表のサード・アルバムは彼らの代表作であり、傑作だ。(他の3枚も軸のぶれない佳作ぞろい。)
1「ジュディーズ・ファーム」(ロッド、ロン作)は、冒頭からいきなりロンのギターとイアン・マックレイガンのファンキーなエレピが塊で炸裂するルーズな乗りのロックロール。2「ユーアー・ソー・ルード」ここでロニー・レインのヴォーカル曲登場。イアンのピアノ、オルガンにシャッフル気味のギターがかぶさるミディアム調のやはりファンキーな一曲(ロニー、イアン作)。3「ラブ・リブズ・ヒアー」はロッドお得意の絶品バラード、ロンのギターがいい味を出している。(ロッド、ロン、ロニー作)5「ステイ・ウイズ・ミー」こそ、このバンドの代表作。ギター、ドラム、ベース、エレピと順に始まるフェイシズお得意の長いイントロがワクワクさせると、やっとロッドの歌登場。魅力的でファンキーなメロディが楽しい。4分40秒の快楽。(ロッド、ロン作)ここまでが旧LP時代のA面、B面6「デブリス」はバンド屈指の隠れ名曲。ロニー・レイン作・ヴォーカルの傑作バラード。さびではロッドがコーラスで支える。ここではルーズながらも英国の香りがする。7「メンフィス・テネシー」はチャック・ベリーのカバー。長いイントロと日向の枯れ草の匂いのするルーズな乗り。そして長いアウトロ。8「ひどいもんだよ」ホンキー・トンク・ピアノで始まるファンキーな曲。9「ザッツ・オール・ユー・ニード」ロッドのソロ作に近い英国フォーク風を感じさせるメロディだがバックはロンのゆがんだスライド・ギターのみという英国風味というよりやはりスワンプ風味が聞いている。後半スティール・ドラムが入る不思議な最終曲。
バンド名でよくフェイセスという表記をよく目にするが、FACEの複数形でフェイセスという発音はありえない。カタカナ表記だとフェイシズかフェイシーズのはず。蛇足ですが。
何といってもロッド・スチュアートの声にインパクトを感じたのですが、当時はちょっとがっかりだったことを思い出します。
それは3曲も入ってくるロニー・レーンのボーカルの曲はいただけなかったからです。彼の存在は何なんだと。
…まあ最初はこんな感じでしたが、
彼らのキャリアを辿ってみるとロニー・レーンはこのバンドで重要な鍵を握っている男だということが解ってきました。
だからこそ、だんだんロッド・スチュアートのバックバンド化した姿に嫌気をさして脱退したのも分かります。
今作品はそんなバックバンド化する前の最高潮である彼らを代表する作品です。
ロン・ウッドのギターや、イアン、ケニーの演奏も良いのですが、やはりロニーが輝いてます。
6曲目「Debris」のロニーの歌声は、今だからこそ受け入れられる安らぎを感じる素晴らしいナンバーです。
そして7曲目チャック・ベリーのカバー「Memphis」で襟を正して、8,9曲目へと一気に推し進めていくロックは圧巻です。必聴。
まだまだ人間関係も完全に崩壊しておらず、メンバーの立場もほぼ同格だったこの時期のアルバムを最高傑作としてあげるというのは間違いではないだろう。サウンドの要になるのはロンのギターとケニーのコロコロと転がるピアノであり、ロンのモコモコとしたギターのトーンは多くのギタリストの出すサウンドの中でも個人的には特に好きなものである。ヒットした5.はグループの代表曲であり、テンションの高い演奏は彼らの真骨頂だと思う。