1991年リリース、Keithのデビューアルバム。
Keith Washingtonは60年デトロイト州生まれの アーバン・コンテンポラリー系シンガーですがアルバム作品数は少ないのが個人的には非常に残念でならないところ。
曲調全体はメロウでアダルト・コンテンポラリーに属すミディアムスロー&POPなサウンドとロマンティックなムードに酔いしれる都会的で洗練されたナンバーが揃います。
ブラコンが流行したバブル期、80年代後半~90年代前半はDiskoやカフェバーが流行った時代なのでまさにそんなお洒落なbarに似合う
サウンドに仕上がっているのでデートにはピッタリな一枚なのでは。
只今ブラコンにハマっているのですが彼と同系のシンガー、Johnny GillやBert Robinson、Omar Chandler等々
彼らはいわゆる有名なほどの知名度はないB級シンガーだが歌唱力、楽曲のクォリティーは高くリズムの取り方、女性コーラスのアレンジも上手いしやはり黒人シンガーにソウルやバラードを歌わせると一気お洒落になってムードが上がるので声帯や骨格の違う日本人シンガーには出せないSexyなバリトンボイスとソウルフルかつ迫力のある声は黒人シンガーだからこそ表現できるのではないかと思います。
私はブラコンが流行った頃をリアルタイムで知らない世代ですが
メロウでPOPなミディアムスロウサウンド好きな自分にとっては
本アルバムは一切、捨て曲ないお洒落な大人のムードを味わえる作品になっているのでディスク買いして損はなかったです。
ブラコン界 R&B / Hip-Hopで王道なメジャーなのは80年代に一世風靡したアーティストBobby Brownも好きですが
声の好み的にはKeith WashingtonもJohnny Gillと並んでストックしておきたいシンガーの一人です。