この人のヒット曲といえば"Just Once"（Billboard総合チャート最高位17位）や"One Hundred Ways"（Billboard総合チャート最高位14位）、 総合チャートでChart-Topperに輝いた"Baby Come To Me"などバラッドばかりに目が行き勝ちですが、 何と言っても最高にカッコ良い曲は最高に売れたアルバム"It's Your Night"に収録された"Yah Mo Be There"（Billboard総合チャート最高位19位）だと断言します。
元The Doobie BrothersのMichael McDonaldとのデュエット曲ですが、Jamesのアップテンポの曲ってこれぐらいしか浮かばないほど強烈なインパクトのある作品です。 25年前の大学3回生の冬、丁度試験期間中に今は無き大阪日本橋にあったワルツ堂へ"It's Your Night"のアルバムを買いに行き、 この曲を聴いて「カッコえぇ曲やなぁ」と思った記憶が今このCDを聴いて蘇りましたね。
聴けば分かると思いますが、彼の歌声は彼ならではの唯一無二のもので、他では聴くことはできない。 歌声に独特の魅力がありなおかつ上手いというだけでなく黒人歌手にしか出せない「ソウル」に満ちており、それが一時的な軽薄な感情ではなく誰しもが心の奥底にしまい込んでいるもっと根源的な切なさや哀惜、ロマンティックな感情を呼び起こして聴く者をしばし陶然とさせるのである。 ベスト盤にしてもここまで素晴らしい作品がつまっている濃密なアルバムは滅多にあるまい。 特に「Just Once」「Whatever We Imagine」「How Do You Keep The Music Playing」の美しさは比類がない。 Popsを卒業して大人のバラードを聴きたい心境になった人はとりあえずこのアルバムを選択すべきだろう。 もしその魅力に気付いたなら、Popsはもちろん、他の多くのバラードが物足りなく感じるようになるかもしれないが。
5つ星のうち5.0I really missed this music so good to rediscover it.
2013年5月30日に英国でレビュー済み
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Still one of the best soul collections, why aren't all the tracks on this tape cassette available on CD? I had to faff about transcribing it to CD myself ... but worth it.
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