MAZEのアルバムでベスト作を決めるのは難しく、一般的にはスタジオアルバムの3、4枚目がベストか?っと云われている。この(LPにして2枚組み)ライヴ・アルバムはその絶頂期とも云われる(4枚目発表後の)ツアーを収録したもの。
彼らがライヴ・バンドだということが、コレを聞けば理解できる。こなれた演奏は高水準。粘り気のあるブラック・ミュージックを堪能できる。さらに聞き込めば、ベイエリア出身らしい、ごった煮的カラッとしたカリフォルニア・ファンクの味わい。聴衆はNew Orleansの黒い声援。あぁ、堪らんですよ。
トラック1はスタジオヴァージョンを凌ぐ素晴らしい出来。絶品です。トラック2も、長いケドよいなぁ。ちなみにLPのD面にあたる部分はスタジオ新曲です。これも悪くないです。必聴!。