キースの作曲というと、マイ・ソングやケルン・コンサートを思い浮かべる方が
多いと思いますが、このプリズムこそキースの最高傑作だと断言したいです。
この曲は、非常に美しいメロディと曲の構成を持っていて、キースのピアノの美しさも
さることながら、音数を抑えてエモーショナルに歌いあげるヤン・ガルバレクの
テナーが素晴らしいです。ベースとドラムスも各々素晴らしい役割を果たしていて、
とにかく文句の付けようがないのですが、今ひとつ認知度が低いのが残念でなりません。
おそらく、キースの死後何十年、何百年先になって、おおいに評価されるであろう
先進的な曲なのかもしれません。
キース自身も深い思い入れがあるらしく、ゲイリーとジャックでのトリオアルバムでも
演奏されています。また、興味深いものとして、なんと、チャーリー・ヘイデンが
マイケル・ブレッカーをゲストにこの曲を録音しています。な、なんと、ピアノは
ブラッド・メルドーです。
最近、ECM から33年ぶりにリリースされた、スリーパー(パーソナル・マウンテンズの
姉妹アルバム)にもこの曲の別バージョンがありますので、これを機会に多くのジャズ
ファンに認知して頂きたいものです。
Personal Mountains
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曲目リスト
1 | Personal Mountains |
2 | Prism |
3 | Oasis |
4 | Innocence |
5 | Late Night Willie |
登録情報
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : Bmg/Ecm
- EAN : 0781182138223
- レーベル : Bmg/Ecm
- ASIN : B0000031V0
- Amazon 売れ筋ランキング: - 680,930位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 232,285位輸入盤
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この時期のライブとしてはSLEEPERと似ているが、内容的にはこちらが聴きやすいしいいのかなと思う。でも好きな人は持っていても損はない。
2004年11月7日に日本でレビュー済み
Keith Jarrett 人と音楽という本によれば、この演奏は没テイクであったという。
この時のツアーの他の演奏に比べて、この演奏が たいしたこと無かったからだというのだが、、、、
どれだけ奇跡的な演奏でも、絵画や彫刻のようには 残すことはできない。
その「奇跡的な音楽」が、録音されて残っていることは、
奇跡中の奇跡だ。
#3 OASISの、keith Jarrettの咆哮、 曲の美しさ、ピアノの美しさに加え、ドラム、ベースの美しいこと。
パレ・ダニエルソン(b)、ヨン・クリステンセン(ds)の素晴らしいこと。
この時、「吹けなくなってしまった」というヤン・ガルバレク(sax)は、満を持して 出現する。
こんなアルバムを10年もお蔵入りにしていた プロデューサー、マンフレート・アイヒャーの感性は節穴か?
というより,
じゃぁ、その時の日本公園の他の演奏は、このアルバムを 没にするほど素晴らしかった、ということ。 すこし、くやしい。
この時のツアーの他の演奏に比べて、この演奏が たいしたこと無かったからだというのだが、、、、
どれだけ奇跡的な演奏でも、絵画や彫刻のようには 残すことはできない。
その「奇跡的な音楽」が、録音されて残っていることは、
奇跡中の奇跡だ。
#3 OASISの、keith Jarrettの咆哮、 曲の美しさ、ピアノの美しさに加え、ドラム、ベースの美しいこと。
パレ・ダニエルソン(b)、ヨン・クリステンセン(ds)の素晴らしいこと。
この時、「吹けなくなってしまった」というヤン・ガルバレク(sax)は、満を持して 出現する。
こんなアルバムを10年もお蔵入りにしていた プロデューサー、マンフレート・アイヒャーの感性は節穴か?
というより,
じゃぁ、その時の日本公園の他の演奏は、このアルバムを 没にするほど素晴らしかった、ということ。 すこし、くやしい。
2001年8月27日に日本でレビュー済み
前半と後半で曲調が著しく変わる作品である。ライブなので、途中、休憩を挟んだ可能性もある。Personal Mountainsは激しい曲調から、途中静かなソロへ移行する。サックス、ベース、ピアノそれぞれのRound Midnightを思わせるソロが楽しめる。Oasisに最も注目。メランコリックなテナーの主題から入るが、終盤盛り上がってテナー、ドラム、パーカッションがアフリカ音楽のような、何か原始の黎明への復帰を示唆するような心揺さぶるリズムを織りなす。4曲めからは爽やかなピアノ中心のスタジオ録音と類似した曲調に戻る。最近、キースはスタンダーズトリオでもフリーのようなライブを行なっており、このライブ前半を発展させたようなライブが今後聴かれるのかもしれない。
2023年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1979年4月、東京・中野サンプラザのライブ録音 ECM, Manfred Eicher
キース・ジャレットのレコーディング・キャリアとして、振り出しはアート・ブレイキーの
ジャズ・メッセンジャーズ参加であり、その後チャールス・ロイド、マイルス・デイヴィス
と、時代の波に乗る華々しさで、光の中を歩む。初リーダー作は1967年。
そういう彼の中には、フォーク、ゴスペル、クラシック、ブルース、ラグタイム、ジャズ、
ロック、現代音楽、アヴァンギャルド、民族音楽など、種々の音楽が渦巻き、それを自分の
ものとしつつ、アルバムとしてまとめ上げていくのが彼の表現となっていく。
彼のアルバム・リリースの軌跡を見ていくと、激しい流れが渦巻いている。ヴォルテックス
からの3枚があり、アトランティックから4枚をリリース。ここにアメリカン・カルテット
(チャーリー・ヘイデン・ポール、モチアンら)が誕生する。
メンバーを見て分かる通りに、キースが自分にとって最も重要な二人のミュージシャン、
オーネット・コールマンとビル・エヴァンスの音楽を、彼らのバンドで演奏していたミュージ
シャンをバンドに加えて消化吸収しようとした。それはジョン・コルトレーンがエリック・
ドルフィーをバンドに迎え入れたことと同様の試み。
それと同時期に、キースにとって予期しなかった貴重な出会いが訪れる。ふらりと現れた
(最初は手紙だった)ドイツ人のプロデューサー、マンフレッド・アイヒャーが、普通なら
通らない企画を、自分が主宰するECMレーベルで次々に実現させていく。ピアノソロ・
コンサートの連続的な開催と録音。現代音楽作曲家としての作品集、ドラマーと二人で自由に
即興演奏したものを2枚組でリリースするなど。キースはアメリカのマス(まとまった数の
リスナーとその評価)と長い間距離があったが、これはそれを補ってあまりある収穫となった。
アメリカン・カルテットとECM。この2つが、キースのミュージシャン人生で交差する。
アメリカン・カルテットとのアルバムを出すにつれて、キースの中でビル・エヴァンスと
オーネット・コールマンの消化吸収が進む。それに伴ってバンドの存在感が彼の中で薄れていく。
その衰退とは逆に、アイヒャーとECMへの信頼感は増す。
ここでキースは大胆なことをする。アメリカン・カルテットの演奏をECMで録音する(アイヒャーに
プロデュースさせる)。これが『The Survivor's Suite』と『Eyes of The Heart』で、
インパルスではあり得なかった、アルバム1枚で1曲という創造性の高い内容だった。
聞いてみると分かるが、どちらも傑作に仕上がっている。
だがこの「エヴァンス+オーネットの消化吸収」という行為は、キースにとっても大きな負担
となった。この時期のアメリカン・カルテットのステージで、キースの奇行が相次ぐ。観客に
対して延々とクレームをつける。「聴き方に真剣みが足りない」「演奏中の咳が多い「遅れて
入ってくる者がいて集中できない」など。これがあまりに頻繁なので、メンバーは「君は自分の
ことしか考えていない」と注意する事態になっている。あるいはジャズクラブのサウンドシステムが
気に入らず、ステージ上からSE担当者に「君は漫画でも読んでいるのか」と言い放つ。このクラブの
オーナーとキースは2年間、口もきかない絶縁状態になる。
これらを乗り越えて(それは”個人的な山”だったのだろう)、アメリカン・カルテットは発展的に
解消。その時、キースは自分の前に広がった空間と自由を感じて、ある光景と音を思い出す。
それが澄んだ北欧の大気であり、ヤン・ガルバレクのサックスだった。
キースにとってこの頃(1979年)のヨーロピアン・カルテットとのステージはよほど印象的
だったらしく、3つのライブ・アルバム(『Personal Mountains』『Sleeper』『Nude Ants』)
が断続的にリリースされる。
『Personal Mountains』を聴くと、どこかキースがガルバレクのサックスに耳をすましているよう。
サックス奏者の伴奏をしている彼がいて、彼はそういう自分に安住している(良しとしている)。
その解き放たれた自由な立場、状態が彼には重要で、このアルバムにはそれが記録されている。
その後、グルジェフ関連のアルバムと、教会のオルガン演奏曲集という、非常に内省的、個人的な
アルバムを録音し、彼はスタンダーズ・トリオに向かう。
キース・ジャレットのレコーディング・キャリアとして、振り出しはアート・ブレイキーの
ジャズ・メッセンジャーズ参加であり、その後チャールス・ロイド、マイルス・デイヴィス
と、時代の波に乗る華々しさで、光の中を歩む。初リーダー作は1967年。
そういう彼の中には、フォーク、ゴスペル、クラシック、ブルース、ラグタイム、ジャズ、
ロック、現代音楽、アヴァンギャルド、民族音楽など、種々の音楽が渦巻き、それを自分の
ものとしつつ、アルバムとしてまとめ上げていくのが彼の表現となっていく。
彼のアルバム・リリースの軌跡を見ていくと、激しい流れが渦巻いている。ヴォルテックス
からの3枚があり、アトランティックから4枚をリリース。ここにアメリカン・カルテット
(チャーリー・ヘイデン・ポール、モチアンら)が誕生する。
メンバーを見て分かる通りに、キースが自分にとって最も重要な二人のミュージシャン、
オーネット・コールマンとビル・エヴァンスの音楽を、彼らのバンドで演奏していたミュージ
シャンをバンドに加えて消化吸収しようとした。それはジョン・コルトレーンがエリック・
ドルフィーをバンドに迎え入れたことと同様の試み。
それと同時期に、キースにとって予期しなかった貴重な出会いが訪れる。ふらりと現れた
(最初は手紙だった)ドイツ人のプロデューサー、マンフレッド・アイヒャーが、普通なら
通らない企画を、自分が主宰するECMレーベルで次々に実現させていく。ピアノソロ・
コンサートの連続的な開催と録音。現代音楽作曲家としての作品集、ドラマーと二人で自由に
即興演奏したものを2枚組でリリースするなど。キースはアメリカのマス(まとまった数の
リスナーとその評価)と長い間距離があったが、これはそれを補ってあまりある収穫となった。
アメリカン・カルテットとECM。この2つが、キースのミュージシャン人生で交差する。
アメリカン・カルテットとのアルバムを出すにつれて、キースの中でビル・エヴァンスと
オーネット・コールマンの消化吸収が進む。それに伴ってバンドの存在感が彼の中で薄れていく。
その衰退とは逆に、アイヒャーとECMへの信頼感は増す。
ここでキースは大胆なことをする。アメリカン・カルテットの演奏をECMで録音する(アイヒャーに
プロデュースさせる)。これが『The Survivor's Suite』と『Eyes of The Heart』で、
インパルスではあり得なかった、アルバム1枚で1曲という創造性の高い内容だった。
聞いてみると分かるが、どちらも傑作に仕上がっている。
だがこの「エヴァンス+オーネットの消化吸収」という行為は、キースにとっても大きな負担
となった。この時期のアメリカン・カルテットのステージで、キースの奇行が相次ぐ。観客に
対して延々とクレームをつける。「聴き方に真剣みが足りない」「演奏中の咳が多い「遅れて
入ってくる者がいて集中できない」など。これがあまりに頻繁なので、メンバーは「君は自分の
ことしか考えていない」と注意する事態になっている。あるいはジャズクラブのサウンドシステムが
気に入らず、ステージ上からSE担当者に「君は漫画でも読んでいるのか」と言い放つ。このクラブの
オーナーとキースは2年間、口もきかない絶縁状態になる。
これらを乗り越えて(それは”個人的な山”だったのだろう)、アメリカン・カルテットは発展的に
解消。その時、キースは自分の前に広がった空間と自由を感じて、ある光景と音を思い出す。
それが澄んだ北欧の大気であり、ヤン・ガルバレクのサックスだった。
キースにとってこの頃(1979年)のヨーロピアン・カルテットとのステージはよほど印象的
だったらしく、3つのライブ・アルバム(『Personal Mountains』『Sleeper』『Nude Ants』)
が断続的にリリースされる。
『Personal Mountains』を聴くと、どこかキースがガルバレクのサックスに耳をすましているよう。
サックス奏者の伴奏をしている彼がいて、彼はそういう自分に安住している(良しとしている)。
その解き放たれた自由な立場、状態が彼には重要で、このアルバムにはそれが記録されている。
その後、グルジェフ関連のアルバムと、教会のオルガン演奏曲集という、非常に内省的、個人的な
アルバムを録音し、彼はスタンダーズ・トリオに向かう。
2020年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キースのヨーロピアンカルテットの未発表ライブ?スタンダーズトリオを愛する私にとっては曲が難しくてあまり楽しめなかったです。マイソングのようなメロディアスな曲がなく、やはり未発表なのだなあと思いました。初心者は注意です。あまり聴きこんでないので偉そうなことを書いてすみませんでした。
2003年9月20日に日本でレビュー済み
このアルバムの音源は1979年の日本での二晩のライブであって、言って見れば『Nude Ants』と双子のアルバムであると言える。と、同時にヨーロピアン・カルテットの最後のアルバムでもある。このアルバムを出す事になった元は10年後の1989年に79年にやったこの演奏が素晴らしい事にアイヒャーとキースが気がついた事が原因と言われている。
ということで『Nude Ants』と重なる曲が2曲あり、聴き比べてみるとわかるのだが、録音状態もヤン・カルバレクの調子も数段こちらの方が優れている。というかこちらは最高のコンディションだ。
このメンバーでの演奏が以後無かった事が僕には残念で仕方がない。それほどこの4人の演奏は叙情的でハートがある新しいジャズだからだ。
最高のヨーロピアン・カルテットの最後を飾るにふさわしい傑作だ。
ということで『Nude Ants』と重なる曲が2曲あり、聴き比べてみるとわかるのだが、録音状態もヤン・カルバレクの調子も数段こちらの方が優れている。というかこちらは最高のコンディションだ。
このメンバーでの演奏が以後無かった事が僕には残念で仕方がない。それほどこの4人の演奏は叙情的でハートがある新しいジャズだからだ。
最高のヨーロピアン・カルテットの最後を飾るにふさわしい傑作だ。
他の国からのトップレビュー
Andreas Hinrichs
5つ星のうち5.0
Super.
2020年12月29日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Alles prima.
Luke
5つ星のうち5.0
Sumptuously wonderful
2020年4月21日に英国でレビュー済みAmazonで購入
This was my introduction to Jarrett's European Quartet over 25 years ago. I soon wore out the LP. It is almost too good, this one. The perfection of the playing is such that it's almost too much. The grit and wonder and joy-in-exploration found in eg Sleeper (the same players, the same time, essentially the same material) is maybe missing here. Jarrett doesn't lose himself in distant worlds of improvisation here, as he does there, everything is up front and purposeful and moving somewhere divine. But how can I complain about that? So both recordings are essential in my view. Likewise, I preferred the LP, two divine tracks per side. Sticking on a fifth track as a bonus - Late Night Willie - unbalances the ineffable perfection of that recording. So I wish they hadn't done that - but how can I complain about another slab of Jarrett's quartet? So it has to be five stars and then some, for a recording that I've always thought of as close to magic. KJ's impassioned playing is complemented wonderfully by JG's intense, long-winded lines, and Jarrett's compositions (those four original tracks are also his greatest tunes, I think) have this habit of modulating endlessly as they swing into their final bar, so that the music twists itself ever higher on each new appearance of the tune. The ecstasy grows each time, so that KJ's singing - which has never bothered me in the slightest - seems virtually demanded here. Everyone should have this disc.
(Contrary view - my sister-in-law thought it sounded like being stuck in a lift. But she's wrong)
(Contrary view - my sister-in-law thought it sounded like being stuck in a lift. But she's wrong)
GIAN MARIA MATTEUCCI
5つ星のうち5.0
Super quartetto
2015年3月2日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
Un grande disco, un concerto live perfetto dove intensità, creatività e rigore si fondono in un perfetto equilibrio.. Tra i migliori quartetti jazz di sempre!
Lance B. Sjogren
5つ星のうち5.0
great, as you expect from Jarrett and the europeans
2012年5月20日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
There are some very thoughtful reviews here already, I don't have a lot to add except:
There are a couple of very beautiful Jarrett songs here that also appear on other albums. Prism and Oasis.
It's not that often you hear songs on more than one Jarrett album since many of his songs are ones composed in concert and never to be played again.
Songs like those make me realize that not only is he a genius as a performer, and a genius at improvizational composition, but he is also a genius at conventional composition, having written songs that are right up there with the best of the jazz classics.
There are a couple of very beautiful Jarrett songs here that also appear on other albums. Prism and Oasis.
It's not that often you hear songs on more than one Jarrett album since many of his songs are ones composed in concert and never to be played again.
Songs like those make me realize that not only is he a genius as a performer, and a genius at improvizational composition, but he is also a genius at conventional composition, having written songs that are right up there with the best of the jazz classics.