このアルバムにレビューがないことに驚きを禁じ得ませんが…、僭越ながら。
70年代の黒人音楽の間違いなく最もパワフルだった一大勢力=P-Funk。
このアルバムがその全てを通じてもっとも象徴的かつ最高傑作と言って良いかと思います。
P-Funk全体では相当数の音源が再発されていますが、まず一枚というのならこれがお勧めです。P-Funkというものの雰囲気がだいたい感じ取れるでしょう。
ベスト盤だと、どうしても時代の流れを急ぎ足で行ってしまうので、散漫な印象になってしまうと思います。
このアルバムをピークに、P-Funkは急速に勢いを減速していってしまいます。