Percussion Bitter Sweet
曲目リスト
1 | Garvey's Ghost |
2 | Mama |
3 | Tender Warriors |
4 | Praise for a Martyr |
5 | Mendacity |
6 | Man from South Africa |
商品の説明
Amazonレビュー
Percussion Bitter Sweet is the most compelling, varied, dynamic snapshot of Max Roach's post-Clifford Brown ensembles. It features the doomed young genius Booker Little on trumpet, the innovative Eric Dolphy on alto and bass clarinet, Clifford Jordan on tenor, Julian Priester on trombone, Mal Waldron on piano and Art Davis on bass. Roach is never content just to mark time. Instead, his drums essay complex metric and polyrhythmic devices, while suggesting keyboard-like counterpoint and melodic motifs, as Davis goads him on with stately walking bass lines. But what makes Percussion Bitter Sweet such a rich, enduring recital is the drummer's colorful use of Afro-Cuban percussion and voice as a powerful multicultural subtext, celebrating the struggles and triumphs of Africans and African Americans (circa 1960) from Harlem (the celebratory "Garvey's Ghost") to Capetown ("Man from South Africa"). Little's darting filigree on the hard-swinging "Mama" is indicative of his breakthroughs in harmony and phrasing, while Dolphy's glorious, airborne flute, fulminating bass clarinet, and torchy, enraged alto enliven the waltzing "Tender Warriors" and the sardonic "Mendacity." On the latter, vocalist Abbey Lincoln's sassy, theatrical phrasing drips bluesy sarcasm in her spanking of a hypocritical racist establishment, setting the stage for Roach's furious, ritualistic rhythmic exorcism. Inspiring stuff. --Chip Stern
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.33 x 0.97 x 12.67 cm; 95.25 g
- メーカー : Uni/Impulse
- EAN : 0011105012225
- 商品モデル番号 : 1973097
- オリジナル盤発売日 : 1993
- レーベル : Uni/Impulse
- ASIN : B000003N6L
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 152,372位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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マックス・ローチとのセッションは8月1日、8月8日、8月9日と三日にわたった。これはこのセッションが単なるジャム・セッションではなく、細かく編曲された曲がリハーサルを必要とし、一発録りができなかったからだろう。ドルフィーとリトルの他、ジュリアン・プリースター(tb.),クリフォード・ジョーダンを加えた重厚なホーンセクション、マックス・ローチのドラムにコンガやカウベルも加えた怒涛のパーカッション、そしてアビー・リンカーンのスピリチュアルなヴォーカル、彼女に負けじとスピリチュアルで創造的なドルフィーのアルト・サックス。ニューポートの反逆者たちが考えた黒人芸術が一つの理想的な形を取った作品ではないだろうか。アビー・リンカーンのヴォーカルとドルフィーのアルトをフィーチャーしたMendacityが素晴らしい。次はBerlin Concertsを聴こう。
ローチはこの頃、黒人の人種問題活動家として過激に活動していた。マイルスのステージに乱入し、
マイルスは演奏をやめて退場するという事件もあった。どの黒人ジャズ・ミュージシャンも、多かれ
少なかれ、そうした意識は共有していたが、ローチのような直接行動をとる人は少ない。アート・
ブレイキーも、ブルーノートでアフリカの民族音楽をテーマとするアルバムを何枚も制作しリリース
しているが、活動家ではない。コルトレーンもマイルスもチャールス・ミンガスも、それぞれが
意識の中で、民族の独自性と誇り、それを持つが故に差別されている現実に対する激しい怒り、
憤りを抱いているが、極端な行動には移行しなかった。
ローチは主義主張を直接音楽に持ち込んで、1960年に『We insist』という黒人民権アルバムを
制作している。ここに参加した4名が、そのまま『Percussion Bitter Sweet』でも演奏している。
『We insist』にはアビー・リンカーンが大きく関与し、彼女の絶叫だけのパートがあるなど、
危険なまでに彼らの心情が叩きつけられている。
『Percussion Bitter Sweet』は、全曲ローチの作曲で、タイトルを並べてみると、「ガーヴェイの
幽霊(ガーヴェイは、ジャマイカ生まれの著名な黒人民族主義の指導者)」「ママ」「優しき戦士」
「殉教者への賞賛」「虚偽」「南アフリカから来た人」となる。彼はここでも旗色を鮮明にしている。
『Percussion Bitter Sweet』は『We insist』の延長上にあるが、政治信条を表明、宣揚するため
だけではなく、そのためにも、マックス・ローチの名の下に、彼のバンドにいたブッカー・リトルの
旗振りで、名うてのミュージシャンが集まった密度の高いものとなっている。
バンド編成は、エリック・ドルフィー、ブッカー・リトル、クリフォード・ブラウンを含む4管。
ピアノ:マル・ウォルドロン、ベース:アート・デイヴィス。これにパーカッション2名を追加、
曲によって妻であり同志であるアビー・リンカーンがM1とM5で参加する。
M1は冒頭からアフロ・パーカッションが鳴り響き、アビーのボーカルとホーンがテーマを演奏する。
1stソロはブッカー・リトル。全編を通じて彼のトランペットは勇壮で、印象に残る。後半、パーカッ
ションだけをバックにローチのソロが展開する。M2はトロンボーンがリードする。M3のテーマは
ドルフィーのフルート、後半にはドルフィー特有のバスクラ・ソロが聴ける。M4はホーンのアンサン
ブルでテーマを演奏。M5はアビーのボーカルで、「虚偽はあらゆるところにある。しかし真実を
言うことをやめてはいけない。人々は叫ぶ、”不公平だ!”」と歌われ、いな鳴くようなドルフィーの
アルト、ローチのドラム・ソロにつながっていく。曲は再びアビーの歌になり、上記の歌詞で強烈に
終わる。M6マル・ウォルドロンのオスティナートが曲を引っ張り、トロンボーン、ドルフィーの
アルト。ラストにもドルフィーのフルートが聴けるが、残念なことにフェイドアウトしてしまう。
どの曲もアコースティック・ジャズの緊張と躍動があり、ローチとバンドの本気が伝わってくる。
M1「Garvey's Ghost」、M2「Mama」、M3「Tender Warriors」、M4「Praise
For A Martyr」、M5「Mendacity」、M6「Man From South Africa」
Booker Little on trumpet, Eric Dolphy on alto and bass clarinet, Clifford Jordan on tenor, Julian Priester on trombone, Mal Waldron on piano and Art Davis on bass. ✨💎✨💗✨👍
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Not just that. This is supposed to be new and it is not. The LP was not sealed and the cover shows sign of wear. Also, it arrived unboxed.
Now that said, I might have bought it anyway, but it just bothers that all the info appearing on Amazon are misleading and not correct. The sound is ok and generally Vinyl me, please presses from good source but it just bother me as a principle and I think other customers should be aware.