Naked City
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曲目リスト
1 | Batman |
2 | The Sicillian Clan |
3 | You Will Be Shot |
4 | Latin Quarter |
5 | A Shot In The Dark |
6 | Reanimator |
7 | Snagglepuss |
8 | I Want To Live |
9 | Lonely Woman |
10 | Igneous Ejaculation |
11 | Blood Duster |
12 | Hamerhead |
13 | Demon Sanctuary |
14 | Obeah Man |
15 | Ujaku |
16 | Fuck The Facts |
17 | Speedball |
18 | Chinatown |
19 | Punk China Doll |
20 | N.Y. Flat Top Box |
21 | Saigon Pickup |
22 | The James Bond Theme |
23 | Den Of Sins |
24 | Contempt |
25 | Graveyard Shift |
26 | Inside Straight |
商品の説明
Amazonレビュー
It's hard to find a contemporary musician more eclectic than alto saxophonist John Zorn. Whether investigating the affinity between traditional Jewish music and jazz with his band Masada, or performing soundtrack music for Japanese porno films, Zorn has consistently proven himself a fearless seeker of new frontiers. On Naked City, Zorn combines covers of such movie themes as Ennio Morricone's "The Sicilian Clan," Jerry Goldsmith's "Chinatown," John Barry's "James Bond Theme," and Johnny Mandel's "I Want to Live" with his own noir-inflected originals, and a "Peter Gunn"-like cover of Ornette Coleman's "Lonely Woman" is thrown in for good measure. The results are like a trip to the drive-in for a bad double-feature--if the drive-in is on Mars. The band, which features Zorn stalwarts Bill Frisell on guitar, Wayne Horvitz on keyboards, Fred Frith on bass, and Joey Baron on drums, is remarkably confident and wide-ranging. --Fred Goodman
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.3 x 12.6 x 0.99 cm; 94.12 g
- メーカー : Nonesuch
- EAN : 0075597923827
- 商品モデル番号 : 79238-2
- オリジナル盤発売日 : 1990
- 時間 : 55 分
- SPARSコード : DDD
- レーベル : Nonesuch
- ASIN : B000005J08
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 92,004位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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John ZornのNaked City(1990年)です。
まったりとしたカントリー・フレイバー溢れるギターでお馴染みのBill Frisellが時にThe Venturesに、時にArto Lindsayに変身。
Enrico PieranunziやSteve Kuhnと共演歴のある正統派ジャズ・ドラマーとしても知られるJoey Baronが、フリー・ジャズのカオスをもたらし、元Henry CowのFred Frithが変幻自在のベースを。そして、Wayne Horvitzの不思議な感触のキーボード。
そんなサウンドの最中へ、血を吐くようなJohn Zornのサックスが、狂ったように切り込みます。
更に、ボアダムスの山塚アイが狂気に輪をかけたような絶叫を・・。
King Crimsonの「21st Century Schizoid Man」を思わせるような音の急停止もしばしば。
人をおちょくったようなサウンドまで聴かせてしまうのも、彼らの卓越した演奏力あってこそか?
この世界、一度ハマったら、抜け出せなくなるかも、です。
さて、怖いといえばジャケットも。表も裏も恐ろしいのですが、私は、丸尾末広のイラストの方を普段、オモテ側にしています。
自らの生業であるジャズ、アヴァンギャルドに留まらず、趣味である歌謡曲、グラインドコア、映画音楽なども大胆に取り入れた、歴史的名盤と名高い一枚です。
何と言っても一番驚かされるのは、裏で日本人が大勢活躍していること。
なんとジャケットはキワモノ漫画家として高名なあの丸尾末広。中盤のグラインドコア系トラックでは、Boredomsの山塚アイがボーカルを担当。デザインには、サディスティック・ミカ・バンドやイエロー・マジック・オーケストラのメンバーであった高橋幸宏も参加し、さらにスペシャルサンクスにはYOSHIMIの名前もある。
凄まじい勢いでブラストビートが鳴り響く曲もあるし、いつものようにJohn Zornのサックスが突如豹変して滅茶苦茶な旋律を奏でることもあります。その一方で、他のレビュアーの方々も指摘されている通り、歌謡曲としか思えないような展開をする曲がたくさん含まれているし、サックスやギターの響きに固執した奇怪な旋律、あるいはボーカルの絶叫などは、吉祥寺周辺のアングラで活躍したミュージシャンを彷彿とさせるものがあると思います。日本人の視点からすると、どことなく慣れ親しんだ日本の香りを感じられてとても面白いと思う。
さらに、「The Sicilian Clan」(Ennio Morriconeの楽曲を演奏した「The Big Gundown」に収録されたものとは別バージョン。どちらも名演です。)や、「The James Bond Theme」、「Batman」など、映画音楽ネタも満載。もうミクスチャとかアヴァンギャルドとかの括りでは収まらない領域に到達しています。
欧米のリスナーから、遠い極東の文化を取り入れた「怪盤」として高い評価を受けて、その影響で日本でも有名になったというのはなんだか不思議というか面白い。
アヴァンギャルドジャズが好きな人はもちろん、戦後の日本文化などに興味がある人もぜひ。
個人的にはハードバップな「News For Lulu」、マサダの「The Circle Maker」と並んで、John Zornが関わった作品の中でも屈指の傑作だと思います。
ビル・フリセル(Guitar)、ウェイン・ホーヴィッツ(Keyboards)
そしてヤマンタカ・アイが数曲に渡って
絶叫ボーカルで参加。
特徴的なのは、
瞬時にハードコアパンクからソニー・クラーク
みたいなモダンジャズに曲調が変わる強引な
人力コラージュ。
かつてミクスチャー・ロックが好きだった
自分にはニヤニヤさせられっぱなしの分かりやすい
趣向。
ハードコア・パンクとフリー・ジャズの強引なまでの折衷にカタルシスを感じられるし、
バットマン"や"007"などのテーマ曲、
エンニオ・モリコーネやヘンリー・マンシーニのカバーもあって初心者向きです
元ヘンリー・カウのフレッド・フリスも参加
内ジャケには日本でよく知られている(?)グロい昔話があって懐かしくなる*
ハードコアとしても良い*
日本のアングラ文化に並々ならぬ関心を示すユダヤ人サックス奏者、ジョン・ゾーンによるユニット、Naked Cityの1st。1990年発売。
当時のゾーンはNapalm deathを始めとしたグラインドコアにもどっぷりとはまっており、このアルバムにも、そんなグラインド要素がたっぷり詰まっている。
最初はごく普通のジャズを演奏していたと思ったら、中盤でどんどん加速していきブラストビート全開で疾走する曲。そうかと思えば、ブラストビートがはたと止んで、何事もなかったかのように元のテーマに戻ったりもする。静かなパート、ポップなパート、ハードコアなパートが、ラジオのチャンネルをがちゃがちゃ回すように、数秒おきに切り替わる。このカオスで支離滅裂な変態曲。作る方も作る方だが、この演奏についていくミュージシャン勢もまた変態である。
全26曲。そのうち中盤の10曲目から17曲目は、演奏時間10秒〜40秒のショートグラインド。本作の山場は何といってもこの中盤だろう。悲鳴のようなサックス、轟音すぎてノイズと化したその他の楽器、そして「ワギャブrrrrrロウェワギャアアア!!!」と文字に起こすのすら無理がある、山塚アイの自由すぎるヴォーカル。最後の1秒まで何が起こるか油断できない緊張感あふれる曲たち。
ちなみに、オーストラリアのグラインドコア・バンドBlood Dusterのバンド名は、このCDの11曲目が元ネタです。
ジャケットのイラストは丸尾末広。これよりも、差し替え前のヴァージョンの、ギャングの抗争で射殺されたと思しき男のモノクロ死体写真の方がスタイリッシュでこのアルバムの雰囲気に合ってると思うのだが…。そんなにいう程グロくないし。
この一枚に衝撃を受け、その後、90年代に「JOHN ZORN」のCDを、
片っ端から30枚ほど、ジャケ買いしましたが、
この作品を超えるものは、ありませんでした。
■最近、ジョン・ルーリーのドローイングの個展があり、
彼のCDを買い求め、ふと「JOHN ZORN」のコレを思い出して、
10年ぶりに聴いてみましたが、良いじゃないですか。
これは20世紀に残された、フラグメンタルな音の至芸です。
■映画音楽のようなテンポの、音の断片を、
イメージをトリップさせて、ぜひ楽しんでください。
他の「JOHN ZORN」のアルバムでは、なかなかこうはいきませんので
欲を出さずに、勢い買いにはご注意を。
■トラックの中のシャウトものは、脳内の「ヘッドクリーナー」。
昂ぶる脳や神経の大掃除になります。
ストレスを取り除くのにも、この一枚で十分です。
笑って聴いてください。まじめに聴いていると、コワイですよ。
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"naked city" è un esperimento sonoro al limite del gioco, della burla, ma condotto con una sapienza e una abilità esecutiva fuori dal comune che lo pongono ai vertici della creatività free form, non solo jazzistica. imperdibile.