まず、このCD で展開されているのは、身の回りにある”雑音”(イラク戦争時のニュースのループ、工事現場のごときノイズ、0000ばんざーいの合唱、どこぞの国の合唱などをめためたにいじくったものばかり)74トラック。で、著作権フリーだからさらにめためたにいじってもかまへんよというノイジシャンにはとってもお買い得なCDです。
近年、CCCDがどんどん増え、音の悪さと出版業界に胸糞悪さを感じる中、こうしたテロ行為にこそインディー業界の楽しさがある気がする。また、Filamentなど近年”沈黙”に焦点を当てている大友さんの活動の中で変化以前の象徴的な1枚だとおもいます。