ヴォーカル一切なしの全12曲。
キメすぎず、カッコつけずに、あくまでリラックスした音楽が楽しめます。
ラフにやっている印象ですが、その実、クオリティは高い。
聴いているこちらも、リラックスして音楽の世界で遊べる・・・。
そんな、不思議なインスト・アルバムです。
TNT
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, リミックス含む, 1998/3/10
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
—
| ¥3,941 | ¥800 |
CD, 1998/3/4
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥94 |
CD, CD, 2004/3/3
"もう一度試してください。" | CD |
—
| — | ¥250 |
CD, インポート, 1998/3/10
"もう一度試してください。" | インポート |
—
| — | ¥980 |
CD, 限定版, 2016/1/6
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥3,172 |
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曲目リスト
1 | TNT |
2 | Swing From The Gutters |
3 | Ten-Day Interval |
4 | I Set My Face To The Hillside |
5 | The Equator |
6 | A Simple Way To Go Faster Than Light That Does Not Work |
7 | The Suspension Bridge At Iguazu Falls |
8 | Four-Day Interval |
9 | In Sarah, Mencken, Christ And Beethoven There Were Women And Men |
10 | Almost Always Is Nearly Enough |
11 | Jetty |
12 | Everglade |
商品の説明
Amazonレビュー
バンド名が示すとおりがっちりとしたスタイルの外観を巧みに使いながら、トータスはそのサウンドのエッセンスをなめらかにビートに乗せている。彼らは最新作にずうずうしくも「TNT」(爆薬の意)というタイトルをつけた。それが彼らがそれまでの殻を破る合図となるとでもいうように。しかし、“爆発”からの連想にだまされてはいけない。この略語は“タフで優しい(Tough-N-Tender)”という意味なのである。このアルバムには、5人のシカゴ・ガイが自分たちの好きなようにやることから生まれた粘り強く磨く上げた技術と多様な独創性が表れている。トータスは、もっと全体的に親しみやすくアップビートに方向転換するため、以前のリリースに見られた実験的なミニマリズムを避けた。構造はジャズに根ざしているが、ほとんどの曲にエレクトロニックな処理を散らしてあるのがさらなる特徴となっている。テーマの表現は明瞭さを抑えたジャイヴなので、ヴォーカルもリリックも必要としないし、入ってもいない。サイケデリックなギターのダークな面が表面に出てくると、のんびりした低音セクションがしゃれた砂漠の島にたったひとりでいるような冒険ファンタジーを思わせる。(Lucas Hilbert, Amazon.com)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 13.97 x 12.55 x 1.14 cm; 453.59 g
- メーカー : Thrill Jockey
- EAN : 0036172875023
- 製造元リファレンス : Thrill050
- SPARSコード : DDD
- レーベル : Thrill Jockey
- ASIN : B000006A97
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 224,822位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 43,843位ロック (ミュージック)
- - 59,050位輸入盤
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年6月1日に日本でレビュー済み
このアルバムはポスト・ロックの先達として、
ハードディスク・レコーディングによるポスト・プロダクションを活用して作られた...
…つまり、プロトゥールスにより音を後から重ねたり、加工したりして、
音響を成立させる手法で作られた音楽である。
ポスト・プロダクションといえば英国ではBeatlesを皮切りに
パンク/ニューウェイブのバンドが幾らでも行ってきた手法ではあるが、
ここでは装飾的にではなく楽曲の骨格にまでそれを取り入れ、
さながら人力テクノといえるサウンドを創り出している。
楽曲の基礎になっているのは、シカゴに根付いた前衛ジャズや、現代音楽のミニマリズムだが、
随所に奇妙でポップな音色の電子音が挿入され、
独特のインストゥルメンタル・ミュージックを表現している。
彼らを含めた、Jim O'rourke、Tortoiseの活躍により、
シカゴ音響派と呼ばれる一連のロックが攻勢をみせ、ポスト・ロックへの道が開かれたのである。
ハードディスク・レコーディングによるポスト・プロダクションを活用して作られた...
…つまり、プロトゥールスにより音を後から重ねたり、加工したりして、
音響を成立させる手法で作られた音楽である。
ポスト・プロダクションといえば英国ではBeatlesを皮切りに
パンク/ニューウェイブのバンドが幾らでも行ってきた手法ではあるが、
ここでは装飾的にではなく楽曲の骨格にまでそれを取り入れ、
さながら人力テクノといえるサウンドを創り出している。
楽曲の基礎になっているのは、シカゴに根付いた前衛ジャズや、現代音楽のミニマリズムだが、
随所に奇妙でポップな音色の電子音が挿入され、
独特のインストゥルメンタル・ミュージックを表現している。
彼らを含めた、Jim O'rourke、Tortoiseの活躍により、
シカゴ音響派と呼ばれる一連のロックが攻勢をみせ、ポスト・ロックへの道が開かれたのである。
2019年9月11日に日本でレビュー済み
いまだにたまーに聴いてしまいます。田舎道のドライブのお供とかに最適かと。
ポストロックだどうだではなく、アルバムコンセプトは「架空の西部劇のサントラ」です。
それらしいユーモアたっぷりでサントラらしく主張しすぎないうるさくないリラックスした曲調、が特徴なのではないかと思います。
発売当時は1曲めの激アツドラム(MIXでは音量も低音も控えめにされてますがおそらく轟音)ばっかり聴いて飽きた人も多かったと思いますが、今聴いても全曲通して飽きさせず、音質も含めトータス最高クオリティのアルバムだと思います。
ポストロックだどうだではなく、アルバムコンセプトは「架空の西部劇のサントラ」です。
それらしいユーモアたっぷりでサントラらしく主張しすぎないうるさくないリラックスした曲調、が特徴なのではないかと思います。
発売当時は1曲めの激アツドラム(MIXでは音量も低音も控えめにされてますがおそらく轟音)ばっかり聴いて飽きた人も多かったと思いますが、今聴いても全曲通して飽きさせず、音質も含めトータス最高クオリティのアルバムだと思います。
2006年8月30日に日本でレビュー済み
何の予備知識もなく聴いたら、たぶん良質のBGMとしてさらっと聴き流してしまえそうなくらい、表面的には普通にイージーリスニングとしても機能しうる程度のポップさを持つインストアルバムなので、最初聴いたときには正直これのどこがポストロックなのか、どこらへんに斬新さがあるのかよくわからなかったのですが(たぶん今でも大部分わかってないのかもしれませんが)、一音一音吟味するように聴いてみるとだんだん面白くなってきました。
“ロック”というものが既にある世界や人間の関係性を表現するような、精神的・情緒的なものだとすれば、“ポストロック”とは言わば人工的な建築物のようなものなのではないかと私は思います。直接心に訴えかけるのではなく、その外観や構造から聴く人に何かを喚起させるという方法論です。なので全体を見たり、部分を見たり、自分で構造を解析してみたりといった能動的なアプローチを聴き手の側からやってみないと楽しめないかもしれません。同じ家でも、住めれば何でもいいと思っている人にはどの家も同じに映るでしょうが、こだわりのある人なら細部を確認してその機能性や美観でもって区別しようとするはずです。そのこだわりを持ってこのアルバムを聴くとなかなか面白いんです。全体としては普通の音楽として機能していても、細部の素材やその加工具合や配置や構造を探ろう、聴き取ろうとして聴くとだんだんハマってくると思います。
一聴したときのポップさにとらわれずに、何度も聴いてその一音一音に耳を傾ければ、その度に違う表情が見えてくる飽きの来ないおもしろいアルバムだと思います。
“ロック”というものが既にある世界や人間の関係性を表現するような、精神的・情緒的なものだとすれば、“ポストロック”とは言わば人工的な建築物のようなものなのではないかと私は思います。直接心に訴えかけるのではなく、その外観や構造から聴く人に何かを喚起させるという方法論です。なので全体を見たり、部分を見たり、自分で構造を解析してみたりといった能動的なアプローチを聴き手の側からやってみないと楽しめないかもしれません。同じ家でも、住めれば何でもいいと思っている人にはどの家も同じに映るでしょうが、こだわりのある人なら細部を確認してその機能性や美観でもって区別しようとするはずです。そのこだわりを持ってこのアルバムを聴くとなかなか面白いんです。全体としては普通の音楽として機能していても、細部の素材やその加工具合や配置や構造を探ろう、聴き取ろうとして聴くとだんだんハマってくると思います。
一聴したときのポップさにとらわれずに、何度も聴いてその一音一音に耳を傾ければ、その度に違う表情が見えてくる飽きの来ないおもしろいアルバムだと思います。
2007年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いろんなシーンを映し出す映写機のような、どこか儚げでどこか懐かしいような感じがします。
インストに徹する強さみたいなものというよりも、歌モノを作るような開放感もあるので面白味があります。
いい意味で統一感が全く無いので12曲のうち必ずどれかのワンシーンは誰もがリンクすると思います。
インストに徹する強さみたいなものというよりも、歌モノを作るような開放感もあるので面白味があります。
いい意味で統一感が全く無いので12曲のうち必ずどれかのワンシーンは誰もがリンクすると思います。
2014年3月4日に日本でレビュー済み
Tortoiseがポストロックと言われても昔はよく分からなかったけど、今聴きこんでみると確かにそうだなって感じだ。
インスト志向、電子機器を導入するという当時は画期的だった試み、ポストプロダクションの台頭、
若者向けのロックから理知的・機能美を備えた音楽としてのロックへの変化、クラウトロックからの影響などなど、
ポストロックの様々な特徴がこのアルバムには現れている。
GY!BEやモグワイみたいな郷愁感・エモさがある音楽がポストロックだというイメージを持ってる人は多いと思うけれども
元々はこういうのが最初にポストロックと呼ばれていたそうで、郷愁感・エモさは後発的なものらしい。
ジャズロックな1曲目、ライヒ系ミニマルの3, 8曲目、Mouse On Marsみたいな曲調の10, 11曲目等々
各曲の出自もかなりバリエーションに富んでいる内容の濃いアルバムだ。
インスト志向、電子機器を導入するという当時は画期的だった試み、ポストプロダクションの台頭、
若者向けのロックから理知的・機能美を備えた音楽としてのロックへの変化、クラウトロックからの影響などなど、
ポストロックの様々な特徴がこのアルバムには現れている。
GY!BEやモグワイみたいな郷愁感・エモさがある音楽がポストロックだというイメージを持ってる人は多いと思うけれども
元々はこういうのが最初にポストロックと呼ばれていたそうで、郷愁感・エモさは後発的なものらしい。
ジャズロックな1曲目、ライヒ系ミニマルの3, 8曲目、Mouse On Marsみたいな曲調の10, 11曲目等々
各曲の出自もかなりバリエーションに富んでいる内容の濃いアルバムだ。
2012年6月1日に日本でレビュー済み
このアルバムは本当に好きで、思いつくと聴いています。
オススメは深夜+ヘッドホンですね。
聴いているうちに、琴線を揺さぶられて、
なぜかホッとするというか、心の奥にある部屋に帰ってきたという感じがします。
#11のjettyの序盤を聴く頃には、本当に涙が出そうになります(笑)
個人的にはそのくらい好きなアルバムです。
もちろん完成度は音響系の名盤といわれるだけあって素晴らしいです。
ボールが弾む音、時計の針のような音、歪んだ機械音、人の声のような音、
それに変則的な打楽器が合わさって、さらにその上に感傷的な木琴やギターが乗ったり・・・。
生楽器とエレクトロな音が程よくミックスされて思わず引き込まれます。
とりあえず大好きなのでレビューしましたが、あまりうまく書けないので、
このアルバムに熱狂的なリスナーがいるということだけでも伝われば幸いです。
オススメは深夜+ヘッドホンですね。
聴いているうちに、琴線を揺さぶられて、
なぜかホッとするというか、心の奥にある部屋に帰ってきたという感じがします。
#11のjettyの序盤を聴く頃には、本当に涙が出そうになります(笑)
個人的にはそのくらい好きなアルバムです。
もちろん完成度は音響系の名盤といわれるだけあって素晴らしいです。
ボールが弾む音、時計の針のような音、歪んだ機械音、人の声のような音、
それに変則的な打楽器が合わさって、さらにその上に感傷的な木琴やギターが乗ったり・・・。
生楽器とエレクトロな音が程よくミックスされて思わず引き込まれます。
とりあえず大好きなのでレビューしましたが、あまりうまく書けないので、
このアルバムに熱狂的なリスナーがいるということだけでも伝われば幸いです。
2009年7月7日に日本でレビュー済み
この3rdアルバムにて彼らはポストロックという枠を超えてトータスという唯一無二のジャンルとして昇華されました。
一部の隙もなく完璧に構成されたこのアルバムは一つの長編映画を見ているかの様です。
他の追随を許さないあまりにもスリリングでクールなサウンド。
いい音のするヘッドフォンでじっくりと耳を傾けてみてください。
ダグのすてきな落書きに油断すると痛い目を見ます。
タイトルはTNT(爆弾)です。音楽に対する既成概念がいい意味で壊されて、
アルバムを聞き終わった頃には新たなパースペクティブで再構築されているはずです。
一部の隙もなく完璧に構成されたこのアルバムは一つの長編映画を見ているかの様です。
他の追随を許さないあまりにもスリリングでクールなサウンド。
いい音のするヘッドフォンでじっくりと耳を傾けてみてください。
ダグのすてきな落書きに油断すると痛い目を見ます。
タイトルはTNT(爆弾)です。音楽に対する既成概念がいい意味で壊されて、
アルバムを聞き終わった頃には新たなパースペクティブで再構築されているはずです。
他の国からのトップレビュー
Ducky
5つ星のうち5.0
Great packaging
2024年2月9日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Record came in excellent condition great packaging!
xEux
5つ星のうち5.0
Un pedazo clásico
2023年2月23日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
Reedición genial, sonido limpio. Totalmente recomendable la copia de Thrill Jockey
Maceto
5つ星のうち5.0
Tortoise al top della qualità audio
2021年4月21日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
Grandissimo album dei tortoise che rispetto al suo miliare predecessore abbraccia fusion e jazz.
Incisione perfetta per una produzione che dilata la scena sonora in maniera esponenziale: sembra quasi di poter toccare la band allungando una mano. Tanta dinamica in questa ristampa.
Eccellente.
Incisione perfetta per una produzione che dilata la scena sonora in maniera esponenziale: sembra quasi di poter toccare la band allungando una mano. Tanta dinamica in questa ristampa.
Eccellente.
S. McConnell
5つ星のうち5.0
One of the best instrumental albums of all time
2019年2月28日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
TNT is a masterpiece. It takes a journey through tons of electronic and acoustic soundscapes, flowing effortlessly from sound to sound and emotion to emotion. Of special note are the polyrhythmic Marimba drone Ten-Day Interval, the exploratory wonder of The Equator, and the final trial of Almost Always…/Jetty. A 10/10 album that always leaves me completely floored.
Battacuda
5つ星のうち5.0
hörpflichtig!!!
2014年3月11日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
gerade eben auch eine rez zu its all around you geschrieben...zusammen mit tnt ein absolutes hörerlebnis, das nie langweilig wird! diese beiden alben ideal für t einsteiger, denn hier gibts verdammt gute, aber auch komplex schwierige klangwelten allerfeinster güte! wer sich darauf einlassen kann, wird begeistert sein! eignet sich nicht als hintergrundmusik, sondern erfordert: zu hören!