いわゆるロジャニコ関連を漁って何枚外したかわからない。音楽のツボは聞き手それぞれだと思うが、自分のようにソフトロック王道があまりピンとこなかった者にとって、ニックデカロ、トニーリプーマ、うーん、悪くないけど何だっけコレ?結局マクレオドきょうだいが唄ってなければロジャニコ本人のスコアだって比較的どうでもいい(カーペンター関連然り)ということは、すなわちマクレオドきょうだいがツボってこと?に気づくのに20年以上かかりました。
で、マクレオド兄が兼務していた当バンド、当時の凡百うらなりソフトロックと違い、ルックスも甘辛ピリリ、楽曲もレベル高く、どうして埋もれてしまったか悩ましいですが結局多才なメンバーのサイドプロジェクト止まりで爆発力に欠けたのでしょう。しかしながら通しで何度も聞かせてしまうのは、ひと夏の甲子園とはいえ本気で燃焼した一瞬があったからなのではと思うのですが。