1 Hold Your Fire が始まった途端、濃厚なブリティッシュのスープにくらくらします。粘りのあるベースにどこか変てこなビート。ちょっと遠くから聞こえるギターはイントロと言わずリフと言わず好き勝手に弾きまくります。かんかん弾きまくるピアノも演奏はオリー・ハルソール。オリーのギターばかりに注目が集まっている印象があるんですけれど、マイク・パトゥの声も青臭くてとてもいいです。8分も続く曲で途中から本当に好き勝手になってしまうところがまた、カッコいい。この曲だけでメンバーのセンスと演奏力が並大抵でないことがわかります。
パトゥはB級なのかもしれませんが、きわめてA級に近いグループだったと思います。このあとボクサーやラトルズに発展していくので、英国らしいユーモアが彼らの持ち味だったんでしょう。でも演奏はとても本格的。ジャズに近い曲も難なくこなしています。一発芸のように登場しては消えていくアンダーグラウンドなバンドが多い中、彼らの栄光あるチャレンジは英国ロック史に輝いている気がします。
1 Hold Your Fire
2 You, You Point Your Finger
3 How's Your Father
4 See You At The Dance Tonight
5 Give It All Away
6 Air-Raid Shelter
7 Tell Me Where You've Been
8 Magic Door
9 Beat The Drum (Demo Version)
10 Bad News (Demo Version)
11 Air Raid Shelter (Alternative Version)
Hold Your Fire
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 2020/2/26
"もう一度試してください。" | (新品)(未開封)(正規品) | ¥2,407 | — |
CD, CD, 2017/5/5
"もう一度試してください。" | CD | ¥2,700 | ¥1,900 |
CD, CD, 追加トラック, 2004/10/12
"もう一度試してください。" | CD, 追加トラック | ¥2,838 | ¥1,080 |
CD, 2017/5/10
"もう一度試してください。" | (正規品)(新品)(未開封) | ¥2,860 | — |
CD, 限定版, 2005/3/23
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| ¥5,800 | ¥1,210 |
CD, インポート, 2004/12/7
"もう一度試してください。" | インポート |
—
| — | ¥1,300 |
CD, CD, 2016/5/18
"もう一度試してください。" | CD |
—
| — | ¥1,300 |
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登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : はい
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : Repertoire
- EAN : 4009910436028
- 製造元リファレンス : REP 4360-WP
- レーベル : Repertoire
- ASIN : B0000072TL
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 197,213位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 50,382位輸入盤
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年6月26日に日本でレビュー済み
オリジナルのリリースは1971年、PATTOのセカンドアルバム・・・アナログは所有してませんが、ロジャーディーンによる変型ジャケットはその道の方々には有名ですね(笑)。2017年にCHERRY RED RECORDS(
ESOTERIC RECORDINGS)がはりきってPATTOのリイシューをした時の、目玉的なアルバムです・・・同じ買うならこの2CDをオススメ致します(ECLEC22582)。私はTEMPEST時代のOLLIE HALSALL(G)にはまりPATTOに辿りついたのですが、そのギタープレイ(凄いけど)のギャップに驚いた記憶があります・・・HRと言うより、JAZZ/BLUESでヴィブラホーンを演ったりするし。さて目玉CD TWO、よくぞこんな音源発掘したですよ!BERNIE HOLLAND(G)を加えたツインギター体制のBBC音源、正直ここまでの情報を得てなかったのでビックリしたのなんの。BERNIE?ハミングバードのギタリストだったとは・・・調べるとJEFF BECK「BLOW BY BLOW」収録”DIAMOND DUST”の作曲者、英国ROCKの奥深さを感じます。いままでのCDを所有していても、絶対この2CDリイシュー盤は購入しておいて損なし!※これまた調べるとBERNIE HOLLANDは一時(ツアー)CLIVE GRIFFITHS(B)の代役をしていたとの事。その後も、PATTOのサポートギタリストとして参加する時があったようです。※個人的に主役であるOLLIE HALSALL(G)について?、そりゃ無条件に最高です!
ESOTERIC RECORDINGS)がはりきってPATTOのリイシューをした時の、目玉的なアルバムです・・・同じ買うならこの2CDをオススメ致します(ECLEC22582)。私はTEMPEST時代のOLLIE HALSALL(G)にはまりPATTOに辿りついたのですが、そのギタープレイ(凄いけど)のギャップに驚いた記憶があります・・・HRと言うより、JAZZ/BLUESでヴィブラホーンを演ったりするし。さて目玉CD TWO、よくぞこんな音源発掘したですよ!BERNIE HOLLAND(G)を加えたツインギター体制のBBC音源、正直ここまでの情報を得てなかったのでビックリしたのなんの。BERNIE?ハミングバードのギタリストだったとは・・・調べるとJEFF BECK「BLOW BY BLOW」収録”DIAMOND DUST”の作曲者、英国ROCKの奥深さを感じます。いままでのCDを所有していても、絶対この2CDリイシュー盤は購入しておいて損なし!※これまた調べるとBERNIE HOLLANDは一時(ツアー)CLIVE GRIFFITHS(B)の代役をしていたとの事。その後も、PATTOのサポートギタリストとして参加する時があったようです。※個人的に主役であるOLLIE HALSALL(G)について?、そりゃ無条件に最高です!
2013年2月9日に日本でレビュー済み
patto 全部で4枚ありますが、
僕はこれが一番好き。
暗い上に、曲が変。
とにかくブリティッシュしてる。
こういう泥臭い変拍子サウンドは
patto 以外にはないでしょう。
最後の曲、しんみりきますね。好きです。
僕はこれが一番好き。
暗い上に、曲が変。
とにかくブリティッシュしてる。
こういう泥臭い変拍子サウンドは
patto 以外にはないでしょう。
最後の曲、しんみりきますね。好きです。
2012年9月22日に日本でレビュー済み
71年発表の2nd。前作同様に元スペンサー・ディヴィス・グループのマフ・ウィンウッドのプロデュースで製作。今回も全曲がオリジナルで、オリー・ハルソールの単独作による曲が3曲も登場するなど彼の貢献が更に高まった作品。
1.はハルソールのギターをフィーチャーしたジャズ・ロック風のイントロの後、マイクの渋いヴォーカルが登場。ヴォーカルとギターが共存するかのようなジミヘン・スタイルの楽曲ながら耳あたりはかなりマイルドでポップ。出しゃばり過ぎず、それでも強く主張するピアノも素晴らしく、パトゥでも傑出した完成度を誇る一曲である。エンディングの凄まじいギター・ソロはハリソールのファンならずとも悶絶もののはず。2.はブルースをベースにしたバラード。後のバッド・カンパニーを先取りしたかのような高い完成度を持っており、クリアなコーラスをバックにマイクの熱唱が光る佳曲である。こちらもハルソールのギターが絶妙で、ブルージーに決める彼のプレイもまた味がある。3.はジャジーなテイストも感じさせるブルース曲。これまたハルソールのギターはジャズっぽく、初期のアラン・ホールズワースに肉迫するプレイを聞かせている。
方向性としては前作を踏襲しているが、楽曲/演奏共に更に磨きを掛かった印象を受ける。ハルソール/マイクの見せ場(特にハルソールのリード・ギターはたっぷりと満喫出来る)をたっぷりと用意してある内容なので、パトゥの作品としては本作が間違いなくベスト。ただしそれでもセールスには結びつかなかったようで彼らはレコード会社をアイランドに移籍している。
1.はハルソールのギターをフィーチャーしたジャズ・ロック風のイントロの後、マイクの渋いヴォーカルが登場。ヴォーカルとギターが共存するかのようなジミヘン・スタイルの楽曲ながら耳あたりはかなりマイルドでポップ。出しゃばり過ぎず、それでも強く主張するピアノも素晴らしく、パトゥでも傑出した完成度を誇る一曲である。エンディングの凄まじいギター・ソロはハリソールのファンならずとも悶絶もののはず。2.はブルースをベースにしたバラード。後のバッド・カンパニーを先取りしたかのような高い完成度を持っており、クリアなコーラスをバックにマイクの熱唱が光る佳曲である。こちらもハルソールのギターが絶妙で、ブルージーに決める彼のプレイもまた味がある。3.はジャジーなテイストも感じさせるブルース曲。これまたハルソールのギターはジャズっぽく、初期のアラン・ホールズワースに肉迫するプレイを聞かせている。
方向性としては前作を踏襲しているが、楽曲/演奏共に更に磨きを掛かった印象を受ける。ハルソール/マイクの見せ場(特にハルソールのリード・ギターはたっぷりと満喫出来る)をたっぷりと用意してある内容なので、パトゥの作品としては本作が間違いなくベスト。ただしそれでもセールスには結びつかなかったようで彼らはレコード会社をアイランドに移籍している。
2005年4月4日に日本でレビュー済み
ブルースロックバンド「パトゥ」の2作目です。一般的にはこのアルバムが最高傑作と言われていますが、個人的にはエネルギッシュで破天荒(?)な前作が好きです。とは言っても、当作が駄作というわけではなく、前作より、よりソフィスティケイトされた音になっています。
ブルース、ハードロック、ジャズをミックスし、独自の音楽を創った彼らはやはり素晴らしい!
ブルース、ハードロック、ジャズをミックスし、独自の音楽を創った彼らはやはり素晴らしい!
2002年11月15日に日本でレビュー済み
あの切ないポップでロックなバンド Timebox 解散後、ほぼ同メンバーで結成された Mike Patto 率いる Patto の 71年発売の 2nd。とてもそうは見えないがジャケットはあの Roger Dean。前年発売の1stはジャズロックのようなものを指向していようだが、2ndではジャズ色は希薄となり、ロックの王道を歩まんとする姿勢は伺えるものの、決して王にななかったのは皆の知るところ。
しかしながら、知る人ぞ知る天才ギター職人 Ollie Halsall が思う存分プレイしまくるこのアルバムは4枚のPattoのアルバムの中の最高傑作。
なお、Patto の4人のメンバのうち、Ollie Halsall と ds の John Halsey は後年The Beatlesのパロディバンド The Ruttles に参加したという後日談もある。このバンドのテクには驚愕。
しかしながら、知る人ぞ知る天才ギター職人 Ollie Halsall が思う存分プレイしまくるこのアルバムは4枚のPattoのアルバムの中の最高傑作。
なお、Patto の4人のメンバのうち、Ollie Halsall と ds の John Halsey は後年The Beatlesのパロディバンド The Ruttles に参加したという後日談もある。このバンドのテクには驚愕。
2009年4月26日に日本でレビュー済み
Pattoの2作目、71年作品。本作はこれにボーナストラックで3曲プラスされている。典型的なブリテッィシュハードロックで、ブルージーでジャージーななボーカルとギターが特徴的である。前作より、ボーカル中心のやや落ち着いた雰囲気となり、少し単調な面がある(私はこういう雰囲気は好きだ)が、それでも7.の特徴的なHalsallのギターが堪能できる聴きごたえあるジャズロックナンバーである(ボーナスのデモも最高!)。本作はジャケットはかなり有名で、ロジャーディーンの作品。プログレというよりはこういうブリテッィシュロックがお好きな方にはこたえられない1枚だと思う。
2005年9月2日に日本でレビュー済み
ファーストがヘヴィなハードロックだったのに対し、
今回のアルバムはファンキーにまとまっている。
しかし、前作と同様にボーカルもギターも熱い!
そして、このナイスなジャケットを見よ!
ジャケットだけではなく、中身もしっかり詰まっているので、
70年代のロック好きならば、買って損はないと思う。
今回のアルバムはファンキーにまとまっている。
しかし、前作と同様にボーカルもギターも熱い!
そして、このナイスなジャケットを見よ!
ジャケットだけではなく、中身もしっかり詰まっているので、
70年代のロック好きならば、買って損はないと思う。
他の国からのトップレビュー
Robert C.
5つ星のうち5.0
L'un des grands groupes des années 70
2021年3月8日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
Un grand classique méconnu.
LEO
5つ星のうち5.0
HOLD YOUR FIRE
2021年6月3日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
ottima edizione rimasterizzata, ascoltateli vi cattureranno come è successo a me, buon ascolto
Rollingdom
5つ星のうち5.0
Ollie !
2021年3月18日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Juste pour écouter Ollie Hallsal, pour le reste, Patto est plutôt borderline.
Edward J. mccarthy Jr.
5つ星のうち5.0
GREAT CLASSIC EXPANDED WITH ESSENTIAL BBC TRACKS FROM 1971.......................
2017年5月12日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
the best part of this 2017 2 cd deluxe reissue is this is expanded w/a second disc that has a lot of bbc tracks as well as 3 more alternative mixes from 1971 from the sessions for the hold your fire record, a lot of if not all patto bbc sessions ended up on a bootleg cd that came out last year but sadly is a defective cd as there is to much on the disc meaning it runs into like 87 minutes wich makes it skip on the track you, you point your finger and i had to send this disc back twice, NOW THAT TRACK and a host of others are all here from the bbc officially on this great esoteric release, the album itself was very good ( hold your fire) but did not pack the punch the first album did in 1970, THIS cd edition gets 5 stars from me for the bbc stuff alone as the guitar playing live is so awesome!!!!!!! as with all esoteric releases this is remastered to sound great and the booklet loaded w/photos and a huge essay ( if you have good eyes and the time to read it all) makes this the BEST cd reissue this record ever got......................like i said the otherday when i reviewed the first album, patto where great and one of the best at this time in the early 1970s but sadly got very overlooked like a lot of others did as so much was going on back then, sadly in 2017 there is no more NEW great rock n roll or music. ps the boot to avoid is called hanging rope......
eskay
5つ星のうち5.0
A welcome reissue from an under rated band
2017年9月12日に英国でレビュー済みAmazonで購入
I have the original vinyl copy of this album which I played for the first time in ages when I read about this release. Those head spinning Vertigo black and white swirls brought back some happy memories. Can it really be 46 years since the original came out - a geological time scale in the annals of rock music (no pun intended). I am pleased to say that the music still sounds fresh and original. Patto was an under rated band with a solid rhythm section and Mike Patto's vocals redolent in style to Joe Cocker. The highlight of the music is undoubtedly the innovative guitar playing of Ollie Halsall. He could rock but he also had a deft jazzy style of which there is plenty of evidence on this album. The bonus tracks and second CD are a welcome addition and provide further evidence of his virtuosity not only on guitar but also vibraphone. Sadly Ollie Halsall and Mike Patto are no longer with us but this album is a worthy testimony to their creativity. Finally credit is due to Esoteric for an informative and illustrative booklet.