やっぱりカッコいいです「Get Rhythm」。パンチ力というのか…このアルバムの#7出だしのスライドギターのウネり、#2のドラムセクション、#1#6等々、痺れます。ライ・クーダー楽団との音楽の旅はどこか気楽で明るくて、変な心のこわばりが解けて何だか上がります。
世界各地のルートミュージックとサザンロックやブルースなどが混ざり合い、土臭くて粗いザラつき感はそのままに、一流の音楽センスによってマスターピースへと昇華されるライ・クーダー・ワールド。
その道のプロのオヤジたちが、各々楽しんで自分たちの音楽を奏でている空気感も嬉しいですね。渋く唸り、明るく弾み暴れるカッコいいこの音楽を、是非初めての方に聴いて欲しいです。