.1.カーニヴァル
.2.国境の南
.3.ア・バンダ
.4.フィエスタ
.5.イエロー・バード
.6.チェリー・ピンク・マンボ
.7.ポインシアーナ
.8.テキーラ
.9.スパニッシュ・アイズ
10.ズビ・ズビ・ズー
11.パトリシア
12.ティコ・ティコ
13.ソウル・ボサノヴァ#
14.アマゾナス
15.ラテン・ヴェルヴェット##
16.ラテンな出来事##
17.ライア・ラダイア
18.エル・パヤソ#
19.マシュケナダ
20.ブラジリア・ミッション#
21.グァンタナメラ
22.コルコヴァード
23.ウェイヴ
24.ラテン・サテン#
.# by Hatch
## by Hatch/Trent
◆ M1-12: Alan Tew & his Orch.
◆ M13-24: Tony Hatch & his Orch.
【Rec.poss.late 1960s/原盤:英 Pye】
♪“ムード・ミュージック”や“ラウンジ”というよりは、“イージー・リスニング”というタームのほうがしっくりとくる、ロック世代のための(?)弦が主体のラテン・インスト集―とはいえキャッチーさやヒップネスは隠し味程度で、基本的には聴き心地重視のごく穏健なアレンジとも云える(とくに前半部分は)。A.テューは未知なる存在だが、英本国ではひとかどの大物なのだろうか??若者好みのフレッシュな解釈でもって、ラテンの名曲を当世風に(?)に見事に蘇らせている。他方で後半は、才人 T.ハッチの担当だけあって、メロディアスなオリジナル(#13はクインシーの曲とは別物!)を中心とした聴きごたえ十分なラテン作品集―カラフルでいてダンサブル、それでいて英国らしい気品に満ちたその編曲も素晴らしい!!おそらくはハッチ自身によるジャズィなピアノの音色もいいアクセントだし…夏の夜の風呂上がりのビールのお伴に!?