当時、日本でもヒットした [1] A Smile Is Diamond (邦題:ロック・ダイアモンド) を含む '76 のアルバム。
英国のグループですが、アメリカン・ロックっぽい音が随所に出てきます。腕達者なグループで、1ひねりある曲が多いところが魅力だと思います。
[1] は伸びのあるギターと、後半の縦横無尽に走るオルガンが心地よい曲です。最後のスライドも良いです。
[4] [5] もスライドギターが豪快な曲で、もうちょっとボーカルご野太い声なら、サザンロックです。
[6] は一転して Steely Dan 風のギターが入るくねくねした曲です。[7] もイントロのリフでは R&R のようですが、ひねりまくったコード展開の曲です。
[8] は歌い出しが Octopus のころの Jeferson Starship です。間奏の長めのギターソロが良いです。最後はメドレー風で違う曲調になります。
[9] はいかにもエンディング、という感じで、ここは英国調の憂いのある曲です。
ボーナストラックは3曲。[10] は [1] のシングルエディットでは、ギターソロ部分などが、ばっさり切られています。
[11] はシングルB面の盛り上がらないインスト曲、[12] もB面曲ですが、こちらはは女性コーラスが入るジャズっぽい曲で、気に入ってます。
Mandala Band より Sad Cafe のほうが好きという方にどうぞ。