元conceptionのボーカリストのロイカーンが加入して初のアルバム バンドとしては通算3枚目 前のボーカリストがどこにでもいそうな感じで曲もそれに合わせた感じの前2作は速い曲とかあるけどあんまり好きじゃなかったです 音質もよろしくないし
しかしこのシージペリロスから加入したロイカーンはやっぱり凄いですね なんでも昔オペラをやってたらしくものすごい力強く、甘く、エロスに満ちた声です 彼の登場でキャメロットがガラッと変わりました 言い換えるなら、リーダーのトーマスヤングブラッドの理想としてたドラマティックメタルが実現可能になってキャメロットが真の姿を見せ始めた感じです
曲は全体的にミドルチューンが多く、速い曲好きには物足りないのかもしれませんが、ロイカーンの歌声を存分に聞くならこれで充分です。トーマスの作曲センスもかなりのものです。
今やメロディックメタルバンドの中で絶大な人気を誇るキャメロットが、現在のスタイルを作り上げるまでの第一歩的なアルバムです。ぜひ聴いてみて