3作目のアルバムが代表作となることは良くある事みたいだが、その典型といえるのがこのアルバムだ。
全10曲、タイトルが全て一言の幻想的作品。神話の女神達の名前のようだが、それに如何ほどの意味があるのかどうか。エリザベス・フレイザーのヴォーカルは詩の内容、メッセージ共に希薄でニューウェーブ・バンドとしては極めて特異なヴォーカリストといえる。加えて、滑舌が明瞭でなく、有り余る声量を以ってしても言葉を台詞として捉えるのが困難である。ヴォーカルの意味を理解するのが極めて難しい作業となるのだが、それを推し進めて昇華したアルバムがこの「トレジャー」である。コクトー・ツインズの楽曲はポップスとはことなるものの、終始一貫してヴォーカル・メインの作品しか作っていない。それを決定付けたのがこのアルバムである。
奇才Robin Guthrieの摩訶不思議なギター・サウンドに(新加入)Simon Raymondeのベースを加えた、コクトー・ツインズのサウンドはより強固なものになりダンスビートとは異なる独自なものとなった。繰り返しのフレーズが多い為、ダンサンブルに踊る事も可能。しかし、3拍子主体のドラムに踊りまくる行為は適切とは言えない。幻想的で桃源郷を思わすメロディに違法ドラックの影を感じづにはいられないが、壮言でクラシカル要素の伴う宗教的しらべに深い思考を廻らすのが気持ち良い。
ヴォーカルが英語であるということも不明瞭である為、無国籍感も感じてしまうが'80年代のイギリスでしか生まれなかったサウンドと思う。これは奇跡なのだ。
Treasure
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, インポート, 2003/6/3
"もう一度試してください。" | 輸入盤CD | ¥1,131 | ¥1,180 |
CD, インポート, 1997/2/26
"もう一度試してください。" | インポート |
—
| — | ¥607 |
CD, インポート, 1991/9/10
"もう一度試してください。" | インポート |
—
| — | ¥837 |
CD, 2005/2/23
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥2,530 |
CD, 2006/1/25
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥4,113 |
CD, 2008/5/28
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | — |
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商品の説明
Product Description
Out of print in the U.S., the Scottish trio's second full length album. Originally released in 1984 for 4AD, it contains 10 tracks, including 'Lorelei', 'Ivo', 'Persephone'and 'Donimo'.
登録情報
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 81.65 g
- メーカー : 4ad Records
- EAN : 5014436412028
- SPARSコード : DDD
- レーベル : 4ad Records
- ASIN : B000008979
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 689,863位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 153,868位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
5 星
明るい解放感と美しい躍動。驚異の傑作アルバム。
本作で開花したのは抽象性の高い穏やかな明るさの作品群であろう。これら異様に美しい楽曲が伝統的クラシック界のエリート階級からではなく、英国労働者階級の低学歴な若者たちのパンク・ムーヴメントの中から出現したのは驚くべきことではないだろうか?ポスト・パンクの極めて完成度の高いアルバムを聴いた時に感じるのだが、彼等の出自である1977年ロンドン・パンクとは何だったのだろう?そこには高度な音楽教育を受けた者はいない。人生と国家に絶望した失業中の若者たちが居ただけだ。とりわけ抽象性の高いコクトーズの美しい歌を聴いていると才能・技術・教育とは何なのか?・・・混乱してきてしまう。デビュー盤に入っていてもおかしくないダークでヘヴィな作風のもの“ Persephone ”“ Cicely ”つぶやきだけのもの“ Otterley ”まるで天上界に向かって歌われる賛美歌のような作品。“ Lorelei ”“ Pandora ”“ Aloysius ”“ Donimo ”曲名は女神の名前のようだが何を歌っているのかなど英国人にも解からない。当時の動画映像も自然風景や群集や屋内画像や模様が象徴的に描かれるだけ。特にバンドメンバーはノイジーな色彩に包まれてはっきりと映っておらず、正にイメージ映像としか言いようがない。なんだか欧米人たちが無闇にこだわるリップシンクロもエリザベス・フレイザーの声と口の動きでは行なわれていない。このアルバム以降のコクトーズは抽象性と音楽的純度を高めてゆき、他に類を見ない清廉なポップ・ミュージックを作り出していくことになる。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
の到来ですね、前作までの鬼の様にフランジャーとリバーブのかかったギターとベースから割合処理が施されていないボーカルというのが特徴でしたがでしたが、このアルバムはボーカルも含め鬼の様にダイナミックス系の処理が施されています。これは当時、DBXとかUreiから強力なリミッターやコンプレッサーが発売されどのスタジオにも何台も導入され飛躍的にこの時期からレコーディングされたアルバムは音圧が上がりました。
このアルバムも囁くようなファルセットと、はりあげる喉からの発声と音圧を揃えることができてとてもユニークな音作りになっています。その分、非常に電気臭い音になってしまいナチュラル感はゼロです。そこでギターやベースにも鬼の様にダイナミックス系の処理を行い、さらにベースにはEQで不自然はほど低音を持ち上げています。不自然な音のボーカルをさらに不自然な音の演奏ならボーカルの不自然さは緩和されるだろうと考えたのでしょうか・・・・、見事に当たりましたね、その発想は日本人にはありません。
1曲目からデジタル楽器のDX-7のチューブラベル、LinnDrumのリムショットの尖った系の音と相反するアコースティックギターの音、そしてボーカルが見事に調和しています。そして何よりも鬼の様に低音を持ち上げたベースアンサブルを聞くことができる後半部は最高ですね。
4曲目はリズムはフェアライトですかね。各楽器とボーカルが非常に鳴りが良いので最小限のトラックでも十分に聞きごたえがあります。個人的にはベストトラックです。
前後して2曲目はファルセットにコンプレッサーを鬼の様にかけているのでブレスノイズが目立ち、かなりウソ臭い声になってしまっているのですがそれが逆にヒットの要因になったのでしょうか、日本の音作りの現場ではDX-7とLinnを鳴らし過ぎと言われてしまうかもしれませんがボーカルのウソ臭さをやはり緩和している効果を狙ったのかも知れません。
この時期からはこの様なダイナミックス系の処理が普通になり音圧は上がり音もダイナミックになりました。でもその分、電気臭さはどうしても鼻につきます・・・・
このアルバムも囁くようなファルセットと、はりあげる喉からの発声と音圧を揃えることができてとてもユニークな音作りになっています。その分、非常に電気臭い音になってしまいナチュラル感はゼロです。そこでギターやベースにも鬼の様にダイナミックス系の処理を行い、さらにベースにはEQで不自然はほど低音を持ち上げています。不自然な音のボーカルをさらに不自然な音の演奏ならボーカルの不自然さは緩和されるだろうと考えたのでしょうか・・・・、見事に当たりましたね、その発想は日本人にはありません。
1曲目からデジタル楽器のDX-7のチューブラベル、LinnDrumのリムショットの尖った系の音と相反するアコースティックギターの音、そしてボーカルが見事に調和しています。そして何よりも鬼の様に低音を持ち上げたベースアンサブルを聞くことができる後半部は最高ですね。
4曲目はリズムはフェアライトですかね。各楽器とボーカルが非常に鳴りが良いので最小限のトラックでも十分に聞きごたえがあります。個人的にはベストトラックです。
前後して2曲目はファルセットにコンプレッサーを鬼の様にかけているのでブレスノイズが目立ち、かなりウソ臭い声になってしまっているのですがそれが逆にヒットの要因になったのでしょうか、日本の音作りの現場ではDX-7とLinnを鳴らし過ぎと言われてしまうかもしれませんがボーカルのウソ臭さをやはり緩和している効果を狙ったのかも知れません。
この時期からはこの様なダイナミックス系の処理が普通になり音圧は上がり音もダイナミックになりました。でもその分、電気臭さはどうしても鼻につきます・・・・
2015年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学生のころ、Head Over Heelsを聴き大変気に入りました。その頃日本ではまだほぼ無名。で、Treasureが日本で発売されました。友人と期待に胸を膨らませ拝聴!その時の印象は、、Head Over Heelsの方がいいな、、という感じ。しかし。その後、もっともっと素晴らしい作品を出してくれるかと思っていたコクトーツインズは、ユニットとしては、ついにこのTreasureを超える作品を出すことはありませんでした。その後のシューゲイザーやブリストル系の皆さんにも大きな影響を与えた音楽。
2018年10月26日に日本でレビュー済み
本作で開花したのは抽象性の高い穏やかな明るさの作品群であろう。
これら異様に美しい楽曲が伝統的クラシック界のエリート階級からではなく、
英国労働者階級の低学歴な若者たちのパンク・ムーヴメントの中から出現したのは驚くべきことではないだろうか?
ポスト・パンクの極めて完成度の高いアルバムを聴いた時に感じるのだが、彼等の出自である1977年ロンドン・パンクとは何だったのだろう?
そこには高度な音楽教育を受けた者はいない。
人生と国家に絶望した失業中の若者たちが居ただけだ。
とりわけ抽象性の高いコクトーズの美しい歌を聴いていると才能・技術・教育とは何なのか?
・・・混乱してきてしまう。
デビュー盤に入っていてもおかしくないダークでヘヴィな作風のもの
“ Persephone ”
“ Cicely ”
つぶやきだけのもの
“ Otterley ”
まるで天上界に向かって歌われる賛美歌のような作品。
“ Lorelei ”
“ Pandora ”
“ Aloysius ”
“ Donimo ”
曲名は女神の名前のようだが何を歌っているのかなど英国人にも解からない。
当時の動画映像も自然風景や群集や屋内画像や模様が象徴的に描かれるだけ。
特にバンドメンバーはノイジーな色彩に包まれてはっきりと映っておらず、正にイメージ映像としか言いようがない。
なんだか欧米人たちが無闇にこだわるリップシンクロもエリザベス・フレイザーの声と口の動きでは行なわれていない。
このアルバム以降のコクトーズは抽象性と音楽的純度を高めてゆき、
他に類を見ない清廉なポップ・ミュージックを作り出していくことになる。
これら異様に美しい楽曲が伝統的クラシック界のエリート階級からではなく、
英国労働者階級の低学歴な若者たちのパンク・ムーヴメントの中から出現したのは驚くべきことではないだろうか?
ポスト・パンクの極めて完成度の高いアルバムを聴いた時に感じるのだが、彼等の出自である1977年ロンドン・パンクとは何だったのだろう?
そこには高度な音楽教育を受けた者はいない。
人生と国家に絶望した失業中の若者たちが居ただけだ。
とりわけ抽象性の高いコクトーズの美しい歌を聴いていると才能・技術・教育とは何なのか?
・・・混乱してきてしまう。
デビュー盤に入っていてもおかしくないダークでヘヴィな作風のもの
“ Persephone ”
“ Cicely ”
つぶやきだけのもの
“ Otterley ”
まるで天上界に向かって歌われる賛美歌のような作品。
“ Lorelei ”
“ Pandora ”
“ Aloysius ”
“ Donimo ”
曲名は女神の名前のようだが何を歌っているのかなど英国人にも解からない。
当時の動画映像も自然風景や群集や屋内画像や模様が象徴的に描かれるだけ。
特にバンドメンバーはノイジーな色彩に包まれてはっきりと映っておらず、正にイメージ映像としか言いようがない。
なんだか欧米人たちが無闇にこだわるリップシンクロもエリザベス・フレイザーの声と口の動きでは行なわれていない。
このアルバム以降のコクトーズは抽象性と音楽的純度を高めてゆき、
他に類を見ない清廉なポップ・ミュージックを作り出していくことになる。
本作で開花したのは抽象性の高い穏やかな明るさの作品群であろう。
これら異様に美しい楽曲が伝統的クラシック界のエリート階級からではなく、
英国労働者階級の低学歴な若者たちのパンク・ムーヴメントの中から出現したのは驚くべきことではないだろうか?
ポスト・パンクの極めて完成度の高いアルバムを聴いた時に感じるのだが、彼等の出自である1977年ロンドン・パンクとは何だったのだろう?
そこには高度な音楽教育を受けた者はいない。
人生と国家に絶望した失業中の若者たちが居ただけだ。
とりわけ抽象性の高いコクトーズの美しい歌を聴いていると才能・技術・教育とは何なのか?
・・・混乱してきてしまう。
デビュー盤に入っていてもおかしくないダークでヘヴィな作風のもの
“ Persephone ”
“ Cicely ”
つぶやきだけのもの
“ Otterley ”
まるで天上界に向かって歌われる賛美歌のような作品。
“ Lorelei ”
“ Pandora ”
“ Aloysius ”
“ Donimo ”
曲名は女神の名前のようだが何を歌っているのかなど英国人にも解からない。
当時の動画映像も自然風景や群集や屋内画像や模様が象徴的に描かれるだけ。
特にバンドメンバーはノイジーな色彩に包まれてはっきりと映っておらず、正にイメージ映像としか言いようがない。
なんだか欧米人たちが無闇にこだわるリップシンクロもエリザベス・フレイザーの声と口の動きでは行なわれていない。
このアルバム以降のコクトーズは抽象性と音楽的純度を高めてゆき、
他に類を見ない清廉なポップ・ミュージックを作り出していくことになる。
これら異様に美しい楽曲が伝統的クラシック界のエリート階級からではなく、
英国労働者階級の低学歴な若者たちのパンク・ムーヴメントの中から出現したのは驚くべきことではないだろうか?
ポスト・パンクの極めて完成度の高いアルバムを聴いた時に感じるのだが、彼等の出自である1977年ロンドン・パンクとは何だったのだろう?
そこには高度な音楽教育を受けた者はいない。
人生と国家に絶望した失業中の若者たちが居ただけだ。
とりわけ抽象性の高いコクトーズの美しい歌を聴いていると才能・技術・教育とは何なのか?
・・・混乱してきてしまう。
デビュー盤に入っていてもおかしくないダークでヘヴィな作風のもの
“ Persephone ”
“ Cicely ”
つぶやきだけのもの
“ Otterley ”
まるで天上界に向かって歌われる賛美歌のような作品。
“ Lorelei ”
“ Pandora ”
“ Aloysius ”
“ Donimo ”
曲名は女神の名前のようだが何を歌っているのかなど英国人にも解からない。
当時の動画映像も自然風景や群集や屋内画像や模様が象徴的に描かれるだけ。
特にバンドメンバーはノイジーな色彩に包まれてはっきりと映っておらず、正にイメージ映像としか言いようがない。
なんだか欧米人たちが無闇にこだわるリップシンクロもエリザベス・フレイザーの声と口の動きでは行なわれていない。
このアルバム以降のコクトーズは抽象性と音楽的純度を高めてゆき、
他に類を見ない清廉なポップ・ミュージックを作り出していくことになる。
このレビューの画像
2015年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに「重慶森林」(邦題「恋する惑星」、ウォン・カーウァイ監督)のサウンドトラックを聴いたら、フェイ・ウォンが歌う「白昼夢」(邦題)という曲があった。その原曲はコクトー・ツインズの“Bluebeard”だと知り、参考までにこのアルバムを買ってみた(同曲は収録されていない)。
コクトー・ツインズは、スコットランドのグランジマス(人口18,000人程)で結成された。
本作は1984年に発表されたサード・アルバム。作曲クレジットは全曲コクトー・ツインズとなっている。なお、“Amelia”とは女性飛行士のアメリア・エアハート(Amelia Mary Earhart)を指している。彼女については、ジョニ・ミッチェルも曲を書いている。女性の先駆者として、エリザベスもジョニも共感したのだろう。
コクトー・ツインズは、スコットランドのグランジマス(人口18,000人程)で結成された。
本作は1984年に発表されたサード・アルバム。作曲クレジットは全曲コクトー・ツインズとなっている。なお、“Amelia”とは女性飛行士のアメリア・エアハート(Amelia Mary Earhart)を指している。彼女については、ジョニ・ミッチェルも曲を書いている。女性の先駆者として、エリザベスもジョニも共感したのだろう。
2012年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1979年にスコットランドで結成。アンビエントなドリーム・ポップ。エリザベス・フレイザーの天使のようなヴォーカルをフィーチュアした、霊妙で包み込むような空気感のある音。英国のインディー・レーベル、4ADから発売された本3rdアルバムは傑作として名高い。閉塞感のある2nd「Head Over Heels」(1983年)よりも開放的で、恍惚感、高揚感にあふれた音
2013年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パンドラの鼻歌みたいな軽い歌い方が好きです。聞いていると気分も軽くなるような気がするから。
2007年8月7日に日本でレビュー済み
This was the Cocteau Twins' third full-length album, and it reveals a fundamental shift in style and sound. The darker qualities of the first two, plus the singles and EPs of the early period, are nearly absent on Treasure. A collection of ten one-word titled songs, housed in another breathtakingly beautiful sleeve, Treasure is light years ahead of its time. The early comparisons to Siouxsie & the Banshees could clearly be cast aside, and the Scottish trio opted for a grander, more sweeping sound--an intoxicating mix of Liz Frazier's heavenly vocals and otherworldly melodies.
A masterpiece.
A masterpiece.
他の国からのトップレビュー
deslongchamps
5つ星のうち5.0
Impeccable, livré rapidement, très heureux
2024年4月15日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
De très bon souvenir. Très heureux de pouvoir possèder à nouveau cet album. Encore plus heureux car il est en vinyle.
Tuesday Dogg
5つ星のうち5.0
Harold Budd & the lady's give you a sonic massage
2023年5月22日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
This is one of those groups I discovered in New Wave days, a very modern wall of sound it was. They built the road for my point of view for a slew of high pitched wailing female vocalists. And for the time they were ground breaking & unique. The vocals and music come at you as if you were standing in a giant dance hall. Electric, blurry nostalgic and much like a spot light on 2 dancers.
Jacek Biernacki
5つ星のうち2.0
Marne wydanie
ポーランドで2024年4月22日にレビューしましたAmazonで購入
Muzyka wspaniała, ale to wydanie to tani ecopack, co psuje całą przyjemność zakupu. Zdecydowanie nie polecam.
Fabrice PERE
5つ星のうち5.0
Cocteau twins
2024年1月22日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Splendide