素描
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, インポート, リミックス含む, 2019/9/20
"もう一度試してください。" | インポート, リミックス含む |
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| ¥5,531 | — |
CD, インポート, 1998/5/28
"もう一度試してください。" | インポート |
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| — | ¥225 |
CD, CD, 1998/5/13
"もう一度試してください。" | CD |
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| — | ¥449 |
CD, 追加トラック, インポート, 1997/11/10
"もう一度試してください。" | 追加トラック, インポート |
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| — | ¥554 |
CD, CD, インポート, 1998/5/7
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
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| — | ¥1,524 |
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曲目リスト
ディスク: 1
1 | 空は埋め立て地 |
2 | 誰もがきみを求めている |
3 | 寛大だったぼく |
4 | 海辺の悪夢 |
5 | ブロンドの少女たちがいる庭 |
6 | 魔女のレイヴ・パーティ |
7 | 新年の祈り |
8 | 朝の窃盗 |
9 | ヴァンクーヴァー |
10 | きみとぼく |
ディスク: 2
1 | 海辺の悪夢 |
2 | 新年の祈り |
3 | きみは聞かなかったのかい |
4 | ぼくらはしあわせになれたのに(望みさえすれば) |
5 | 殺人、自殺、流星、隷属者 |
6 | ニューヨーク・シティに舞い戻って |
7 | 発砲の火花 |
8 | 悪魔のジョン |
9 | 素敵なきみのからだ |
10 | 哀しみの宝石箱 |
11 | 千倍 |
12 | 満ち足りた心 ※〈CDテキスト〉 |
商品の説明
内容紹介
Japanese Version featuring Two Bonus Tracks: Gunshot Glitter, and Thousand Fold.
Amazonレビュー
Perhaps the most talented "son act" in pop music, Jeff Buckley combined the often harrowing eclecticism of estranged papa Tim Buckley with the rock acrobatics of Robert Plant. This posthumously released collection of four-track demos and sessions helmed by Tom Verlaine indicates that Buckley's astonishing full-length debut, Grace, was no fluke. The young singer-songwriter puts his falsetto to good use on an extraordinary collection of original material, from the soulful "Everybody Wants You" to the psychedelic "Murder Suicide Meteor Slave." And while his bluesy take on Porter Wagoner's "Satisfied Mind" may not be as revelatory as his earlier version of Leonard Cohen's "Hallelujah," this album offers ample proof that Buckley was among his generation's most gifted voices. --Bill Forman
Product Description
Japanese Version featuring Two Bonus Tracks: Gunshot Glitter, and Thousand Fold.
メディア掲載レビューほか
バックリィ本人が発表を見送った幻のセカンドと,デモ・ヴァージョンをまとめた2枚組の遺作集。繊細にして大胆,振幅の大きな感情表現に天才ぶりを発揮した不世出のシンガー・ソングライターの本作は,新たなる伝説の始まりを厳かに告げる傑作。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 12.7 x 14.61 x 1.27 cm; 192.21 g
- メーカー : ソニー・ミュージックレコーズ
- EAN : 4988009864099
- 時間 : 1 時間 41 分
- レーベル : ソニー・ミュージックレコーズ
- ASIN : B00000899U
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 170,089位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 11,436位ポップス (ミュージック)
- - 32,040位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
歴史に「If」はないと言いますが、それを考えてしまうアーティストでした。
全く理解できない、天才の不満。
たしかに華々しくデビューを飾ったアーティストが2枚目で凡作を出し失速するパターンは多いが、これは問題なく評価されただろう。
前作「GRACE」は共同制作やカヴァーが多く、ジェフ単体の作品というのは3曲しかない。
対し、今作では全面的に彼の作詞作曲した楽曲を堪能出来る。
見えてきたのは、前作とは全く被らないレンジの広さ。
ジェフ流R&B、初期U2のような性急なロック、実験的なトリップホップに近い曲、彼が好きだったビッグ・スターのようなパワーポップ。
珠玉のソウルバラード「Everybody Here Wants You」 、耽美さに溜息が出る完璧な「Vancouver」、明らかに前作の水準まで達している名曲だらけ。
こんな素晴らしい、しかも独創的な作品がボツなら、一体何を採用すればいいのか分からない。
おそらくジェフの不満は、ヴォーカルの(ハイトーンの)ポテンシャルをGraceやMojo PinやSo Realほど活かしきれてない点なのだと思うが、それは贅沢過ぎる注文。
一般的なアーティストにとっては今作で十分傑作。
再レコーディングが決まってすぐに他界してしまい、彼がどんなビジョンを見ていたかは知るよしも無いが、誰か強引なプロデューサーでもいて、これ先に出しちゃえば良かったのに、とか思ってしまう。
この人は生のパフォーマンスが常人離れしているので、ライブで大化けした可能性も高い。
神秘的で美しいとしか言いようの無かった「GRACE」に比べ、
あまりにも生々しく陰鬱な気分に襲われた。
ジェフの音楽に魅せる側面は幅広く才能に溢れてる。
ジェフが生前、2ndアルバムとしてほぼ完成させていたというこの作品を何故お蔵入りにしたのかは解らないが、
GRACE以降も斬新な音楽への探究心、
そして何が起こるにしても音楽に対する情熱心が決して色褪せることがなかったのは確かだと思う。
本当に惜しい人を失くしてしまったなぁ。
今はただ、ジェフが生きていたなら...と考えるばかり。
私にとって、大好きなミュージシャンはたくさん居るけれど、
こんなに凄い存在感のあるアーティストはもうこの先出逢えない気さえする。
このアルバムは発売当初に購入したが、他の方のレビューにもあるように何とも陰鬱な気分に覆われてしまい、しばらくの間CDラックのお飾りと化してしまっていた。
この間ふと聴いてみた。目から鱗が落ちた。
「Grace」に比べると…とよく言われるが、このアルバムでの彼は確実に進歩していた。
未完成品ということもあり、多少の粗さは否めないが、今更ながら手付かずに残されてしまった彼の才能に思いを馳せると悔やまれるばかりだ。
12年前の作品であるが、古さも感じさせず、今の時代に不思議と合っていると思う。
聴く側にも”熟成”が求められる音作りをするという意味では、売り上げ偏重の今の音楽シーンでは中々出てきにくい才能だったのかもしれない。
いま冷静になって聴くと、デビュー前にオーディエンスの前で磨きに磨かれた「グレイス」の奇跡のような楽曲群に比べるとまだまだ原石の段階、との感は拭えません。本人もほぼ完成していた本作をお蔵入りにして新規にセカンドアルバムを作成する準備をしていたようですし。
しかし、ぼくらの世代の「天国への階段」になり得る曲、と本人が語ったという「空は埋め立て地」を初めて聴いた時は涙が止まりませんでした。こんな歌を歌えるのはこのひとだけです。
今後どれだけ未発表作が発掘されようと、本作が正真正銘のジェフの遺作であり、不世出の天才歌手の白鳥の歌として永く心に残る一作です。必聴。
未完成の作品であったといのが逆に彼の本来の個性をひきだしたものになっている。荒々しくも乱雑なギター、発狂と絶叫の声‥‥。すべてが心に響く。こんなアルバムはそうはない。
音楽は音を鳴らすだけのものではない、内なるものを吐き出す。
一音一音引き込まれる体験をしてみてください。
ここで聴ける音源は、1stアルバムの恐ろしいほどの美しさを期待すると、
未完成な作品ゆえに、非常にあっさりとしたミキシングになっている。
ここでのアンディ・ウォレスによるマイルドなミキシングは、
楽曲のメロディーラインがくっきりして良いものの、迫力が無くてインパクトが欠けてしまう印象。
(それでも、聴くに耐えうるものに仕上げたということで、アンディ・ウォレスの仕事はとても優れているのだろうけども。)
自分は、初めてこのアルバムを手にしたとき期待はずれに思えてしまった。
しかし、たまたまブートレグの「The Grace Of J」で、
ジェフが亡くなる2ヶ月前の1997年2月9日の、ニューヨークでのライヴ音源を聴いたところ、
その期待はずれという評価は一変せざるを得なかった。
(Live at Arlene's Groceryでこの日のライヴ音源は動画サイトなどで出回っていると思うので、興味がある方はぜひとも聴いて欲しい。ただ、上記のブートレグの方が音は良いので、そちらを手にして欲しいところだが)
そのライヴでは、
Nightmares By The Sea、Witches' Rave、Haven't You Heard、Vancouver、The Sky Is A Landfillなどが演奏されていた。
そこでは、このアルバムのヴァージョンと異なるヴァージョンが演奏されていた。
というか、
その仕上がり具合から察するに、完成形に近いヴァージョンだったと思う。
Nightmare〜は、このアルバムのヴァージョンとはイントロからAメロ部分までのテンポが異なり、
タイトルどおり真夜中っぽい雰囲気をかもし出すことに成功している。
そして、間奏の部分がほとんど異なり、よりスリリングでかっこいいものに。
ベストにも収録されたVancouverは、このアルバムのヴァージョンではシンプルだったイントロ部分が、
もっと手の込んだものに変更されていた。
代わりに、
Witches' Rave、Haven't You Heard、The Sky Is A Landfillは、
曲の最初から最後まで、ほぼこのアルバムのヴァージョンどおりだったが、
演奏は完璧で、驚くほど迫力があった。改めて、ジェフ・バックリィ・バンドの演奏のタイトっぷりを感じ取れた。
特に驚いたのは、そこで聴ける轟音ギターサウンドの美しさだ。
各楽曲の様々なパートで、ニルヴァーナ以降の90年代ならではの迫力ある轟音ギターサウンドが聴くことができるのもジェフバックリィの特徴だとは思うが、
それが、ジェフ以外のアーティストでは聴いたことのない、
艶がありオリエンタルな印象もある、特殊な轟音ギターサウンドだった。
The Sky Is A Landfillは分厚いサウンドのもとに、とても芸術的で情熱的なものに昇華されていた。
・・・と、長々とこの素描のレビューではない、Liveのレビューの紹介になってしまったが、
これらを聴いて、もし、2ndが完成していたら、どんなサウンドだったのだろう?ととても残念な気持ちにさせられた。
なんとなく、キャッチーでひたすら美しさが目立った1stと比べて、より通好みなものにはなっていたかもしれない。
例えばニルヴァーナの
ネヴァーマインドはポップでキャッチーだが、イン・ユーテロはへヴィーで生々しく芸術的、という違いがあったと思うが、
1stのGraceと、幻の2ndアルバムは、
それと同じような作風の違いになったんじゃなかろうか。
いずれにしても、傑作だったことは間違いない。
この「素描」からは、そういう面が感じ取りづらいのが残念ではある。
あくまで楽曲の骨組みだけだから、デモ音源に過ぎないと感じる人も多いのではないか。
本来なら、Graceのように様々なアレンジが施されるはずだったんだろう。
個人的には、ぜひとも上記のライヴ音源が最高音質で公式リリースされて欲しいものだ。
そうすれば、ジェフ・バックリィはGraceだけではなかったと、いまさらでも認識されるはずだ。
他の国からのトップレビュー
Evidente infatti che l’album risulti prolisso, manifestatamente incompleto, nella sua seconda parte in special modo, ma comunque piacevole e soprattutto rappresentativo della struggente capacità di Buckley di sperimentare ed improvvisare nella creazione delle sue melodie.
Bastano davvero pochi minuti per innamorarsi di questo album!
The lyrics of Buckley's music have always impressed me as at first difficult to understand, and therefore, slow to evoke emotion. However, with repeated listening, they become easier to decipher and take hold in one's heart and soul. So it is with these lyrics.
The second disc featuring, Haven't You Heard, I know We Could be so Happy, Murder Suicide Meteor, etc., is very difficult to listen to, and should not have been published. The recordings are nothing more than raw, very raw, demos. For percussion effects, for example, Jeff would tap on the microphone. There is no backup instrumentation. Jeff would simply, and justifiably, have been mortified to have these rudimentary works released to the public.
I have rated "Sketches" very highly, based on the first disc. Though, as I have indicated, I am ambivalent despite the more developed, polished state of this disc. It is natural for any listener, any fan of Jeff's, to inevitably draw inferences based on what one hears in Sketches, about what would have been, could have been, in Buckley's future, had he lived. Yet, hopefully the listener will remember that these songs, being rejected versions, do not really represent Jeff Buckley music. Moreover, Jeff was a perfectionist, and would have been opposed to any release of unfinished works. As for the second disc, I recommend that it be ignored: it is nothing less than an insult to Jeff Buckley's memory. In my humble opinion, his mother, the executor of Jeff Buckley's estate, has acted quite unwisely, and has done her son, my favorite musician, a great disservice in allowing release of this disc.
Despite my stated reservations, however, I recommend the first disc. Jeff was a singular artist of enormous potential. The likes of him come all too infrequently. Therefore, enjoy whatever scraps he has left behind. As musician and Jeff Buckley fan, Duncan Sheik, has quipped, even his failures (in Jeff's own eyes), are my favorite songs.
Love you, Jeff.