正体不明のなぞのユニット、「CURD-DUCA」。
自分たちの音楽を<ムード音楽>と定義し、ひたすらチープなBGMのような音楽を展開していきます。
どの曲も「マンシーニ・タッチ」などといったシンプルなタイトルがつけられ、収録時間も1・2分と短いです。
しかしあなどるなかれ(!!!)。
そこはさすが電子音楽の宝庫、ドイツ(オランダ?)のユニット。
伝統あるドイツ(オランダですか?)らしさを発揮してくれます。
一見チープな<ムード音楽>のように聞こえる音に、こだわりがみられます。
簡単な音楽のフリをして、奥行きのある楽音を繰り広げてくれます。
奥行きのあるフリをして、簡単な音楽になってしまうミュージシャンが多いいまの世の中。
彼らのようなユニットがいてくれるおかげで、聴き手も楽しくなります。
これからも聴き手を楽しませてください。と彼らに言いたいです。
どこか愛嬌のある、素晴らしい<ムード音楽>です。