映画「男と女」のテーマ曲で始まる本作。
男はMannで女はTamikoである。
マンのフルートが涼しげな1967年作で、全体の雰囲気は、セルジオ・メンデス作品に激似。
セルメンOKなら、こっちも絶対大丈夫。
有名曲のカヴァーを多く取り上げていて、M2の「DAY Tripper」はセルメンのカヴァーも有名です。
一番気になったのは、M11「Sidewinder」で、勿論オリジナルはLee Morganの超有名曲。
こちらは元がインストジャズなので、TAMIKOのvo.がどう絡むのか、興味深々でしたが、
後付の歌詞ながら、とてもグルーヴィーでCOOLな曲に変身しておりました。
サイド・メンもロイ・エアーズ、ジョー・ザビヌル、ゲイリー・バートンなどが固め、
捨て曲なしの口当たりの柔らかな、レア・グルーブです。