学生の頃、メタルのバンド等をやっていましたが、その頃に比べ、今のメタルは分類も増えたんですね。
クラシックのヴァイオリンとピアノの演奏家の勧めで聞いてみました。
デス声と伝統的なバンドのメタルサウンド、それに対して、か細い女性ボーカルとヴァイオリンの響き。
アンバランスのようであり、聞き込むと実に心地よいバランスに感じられてきます。ヨーロッパのゴシックの流行とか。
ヴァイオリンの方も、ギターのフレーズをよく研究されているようで、かつ、ロングトーンはギターのように音が弱まらないので、それがまた、新しい響きで大変よいです。
[My Love]は、典型的なメタルの導入部でアルバムの第一曲目に相応しい。
[Worthy of You]のヴァイオリンソロからの入りは、少し、基準音の乱用とわずかに音程のずれが気になりました。フレットレス擦弦楽器の色ということで見逃したいものです。
[Until the Dark]のヴァイオリンソロは絶妙のフレーズ、攻撃性があると思います。お勧めです。
後の曲は、バランスを楽しめると思います。
次は「Perpetual Desolation」を注文しました。楽しみ。。。