マイケル・マントラー率ゐるフリージヤズ・ビツグバンドと各ソロイスト(ドン・チエリーやラリー・コリエル、フアラオ・サンダース等)との組み合はせで曲を演奏していくと云ふやり方から成るアルバム。
特に最後の曲目に於けるセシルの血湧き肉踊るピアノは必聴もの。普段以上に激しく強い勢ひで鍵盤を叩き散らすさまに感動を覚える。全四曲だがフリー界の有名な演奏家が多くゐるゆゑ、幕の内弁当的なアルバムと言へるだらう。欧洲と米国のフリーの邂逅といふ一面も併せ持つので此れを機会にフリージヤズの世界に入つて了ふのも良いのでは。
M1 14:04
M2 8:14
M3 13:42
M4 3:30
M5a 15:15
M5b 18:15