このアルバム、リリース直後にメンバー見て即買いなものでした。脇を固めているのがトム.ハレル、ジョー.ロヴァーノ、マルグリュー.ミラー、ジャック.ディジョネットという超重量級メンツだし。このメンバーならゴリゴリにヘビーな音楽が出てきても全く不思議ではないのだが、トータルなサウンドが基本的に非常にスマートなのだ。これこそがスティーブ.スワロウのスティーブ.スワロウたる所以なのではあるまいか、と。曲もちょっとひねった感じの洒落た曲が多いしそもそもタイトルもジャケもシャレみたいだ(笑)。しかもジャケ中に全部譜面も収録しています(そこまでホントの譜面のリアルブックみたいな意匠にしたということ)。このアイディアは次作のDecondtructedにも引き継がれます。
リリースからもう20年くらい経ちますが、時々引っ張り出して聴くアルバムです。