「ユー・ガット・メール」の昔バージョンと言えば、おわかりになるでしょうか?過去に東宝で上演されています。
「シー・ラブズ・ミー」も「ユー・ガット・メール」も「街角~桃色の店~」を元にして作られている作品なので、話の流れは一緒です。
でも、こっちの「シー・ラブズ・ミー」は時代も違えば、舞台も違います。こちらは、1930年代のハンガリーの首都・ブダペストが舞台。しかも、本屋さんではなく香水屋さん。言うまでもなく文通です。
音楽は、「屋根の上のヴァイオリン弾き」のジェリー・ボック。
どの曲も素敵な曲ばかりで、何度でも聴きたくなるモノばかりです。
クリスマスに向けてクライマックスを迎えるので、どちらかと言えば冬の日向けの作品。冬の日にお茶でも飲みながら聴きたい音楽ですね。
アルバムは、ロンドン盤・オリジナルブロードウェイ盤・ニューブロードウェイ盤の三枚がありますが、このロンドン盤がオススメです。
ロンドン盤は、オーケストラの演奏がゆったりしていて、ヴァイオリンを随所に使っているお陰で、素朴且つ繊細で可愛らしいメロディに仕上がっています。それに、オケの演奏のお陰か、キャストの歌も優しげです。このロンドン盤を聞き慣れていたため、後者の二枚は演奏が大味です。。