性的逸脱は社会悪ではないし、LGBTにいたっては当事者にとって不可避のものである。それが現代の認識なので、逸脱することが社会への挑戦であり、未来である、というディビッド・ボウイのアプローチが古めかしく聞こえます。ルー・リードは、実際にバイセクシュアルであったと思いますが、それをもてあそぶかのようなボウイの制作姿勢には吐き気さえ感じます。お前さんこそ、トランスジェンダーを商売のネタにしか考えてなかったのかよ、と。

制作の時代が時代なので、ルー・リードにとっては仕方なかったのでしょう。ですが、すごいのはボウイの掌の上でバイセクシュアルをピエロのように演じるリードのほうです。彼の姿勢は、恐縮しながらカミングアウトしてみました、というものではありません。男が男を好きになって何が悪い。化粧する男なんて、そりゃカッコ悪いけど、選んでいるのはオレなんだから。彼が背徳を歌えば歌うほど、純粋さが明らかになる構造で、ユーザーは応援せざるをえません。

ベルベットを吹っ切れたのはこのアルバムがあったから。これは間違いないでしょう。もう一度ヨーロッパをテーマにした「ベルリン」をつくって、ルー・リードは地下世界から地上に戻ってきます。新しいロックンロール・スターの典型をつくるために。

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人間

1972

2018年4月1日に日本でレビュー済み

ジギースターダストと並ぶグラムロックの名盤。
今頃あの世でデヴィッドボウイと再会してるかな。

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Dvdone

Bello

2024年3月16日にイタリアでレビュー済み

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Ottime canzoni

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billpalmer

2023年6月5日に英国でレビュー済み

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Greatcd

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Mick

get ready to nail things down

2021年3月18日にカナダでレビュー済み

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album sounds great, booming base lines. Pressing is fantastic. SOunds like the band is in the room

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soulwax

Classique

2024年1月25日にフランスでレビュー済み

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Pour les fans du genre.

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Victor

Lou Reed desembarca en el glam rock

2018年2月4日にスペインでレビュー済み

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Después de la desaparición de Velvet Underground, Lou Reed se desplazó a Londres donde editó un primer disco que pasó bastante desapercibido pese a ser de muy buen nivel. Luego vino este Transformer en 1972 apadrinado por Bowie y con una gran banda: Mick Ronson, Klaus Voormann, Herbie Flowers y el propio Bowie, entre otros, acompañaron a Reed en este trabajo. La producción a cargo de Bowie y Mick Ronson.
El trabajo se apunta al glam rock que imperaba en la capital del RU en la época. Tiene canciones compuestas por Reed para la Velvet que no se llegaron a grabar con ellos pero si se tocaron en directo: "Satellite Of Love", "Andy's Chest", "New York Telephone Conversation" y "Goodnight Ladies" aquí interpretadas en un tempo más lento que en la versión Velvet. De todas maneras los temas inolvidables que marcarían el trabajo serían:
"Walk On The Wild Side" ( un recuerdo a la tropa de marginados sociales que conoció en la Factoria de Andy Warhol), "Hangin' Round", "Perfect Day" ( una delicada joya) y "Vicious" ( dedicada al propio Andy Warhol).
En resumen una obra maestra del gran Lou Reed que vale la pena tener y que transmite la esencia de una época.
PD: En los cinco primeros versos de "Walk On The Wild Side" se describen personajes de la factoria de Warhol famosos en los 60's, a saber: Holly Woodlawn, Candy Darling, "Little Joe" Dallesandro, "Sugar Plum Fairy" Joe Campbell y Jackie Curtis.

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Transformer

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