ジャズの歴史上最も素晴らしいトランペッターは誰かと聞かれれば
ファッツナヴァロかディジーガレスピーかクリフォードブラウンだろう。
(決め付けるつもりはない)
それが、当方がレビューを書くまでレビュー0件だったのに驚いた。
そんなに知名度の低いアルバムだろうか?
これはそのファッツナヴァロ全盛期の演奏である。
録音は47~48年だが、今聴いても、とても素晴らしい。
そりゃ音質は現在の音楽に比べれば劣っているかもしれないが
そんなのは些末な事。
こんな熱い演奏は今じゃめったに聴けない。
そもそもこの時代はレコードを出せるというだけで
演奏者も技術者も超一流なのだ。
しかしこのアルバム、なぜVol.1と2で別々に売り出されているのか謎である。
2枚合わせても80分を大きく下回るのに。
早く「ファビュラス完全版」を出して、少しでも多くのジャズファンに届きやすくしてもらいたい。