When The Pawn...
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, インポート, 2001/9/3
"もう一度試してください。" | CD, インポート | ¥1,146 | ¥150 |
CD, リミックス含む, インポート, 1999/11/9
"もう一度試してください。" | インポート, リミックス含む | ¥1,534 | ¥849 |
CD, 1999/11/20
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥1 |
CD, CD, 2000/2/2
"もう一度試してください。" | CD |
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| — | ¥1 |
CD, CD, 2012/7/4
"もう一度試してください。" | CD |
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| — | ¥990 |
CD, インポート, 1999/1/13
"もう一度試してください。" | インポート |
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| — | ¥1,575 |
この商品を見た後にお客様が購入した商品
曲目リスト
1 | On The Bound |
2 | To Your Love |
3 | Limp |
4 | Love Ridden |
5 | Paper Bag |
6 | A Mistake |
7 | Fast As You Can |
8 | The Way Things Are |
9 | Get Gone |
10 | I Know |
商品の説明
Amazonレビュー
なんとも個性的なフィオナ・アップル。ソフトコア・ビデオと音楽賞への強い非難、そして今回歴史上もっとも滑稽なタイトル(全部数えると90語もある)がついた2枚目のアルバムをリリースし、ますます変わり者の評判がたっているが、もしかしたら本当にそうなのかもしれない。嘘っぽく変り種のコンテンポラリーに反して、ボロを纏ったオオカミは普通の世界の迷い子のようだが、才能にかけては本物だといえる。目を見張るようなデビュー作『Tidal』をそのまま引き継いだような『When the Pawn Hits』。今回もジョン・ブリオンをプロデューサーに迎えている。勢いのあるキーボードを中心とした音の広がりは、、彼女の自己主張が強く危険なほどにセクシーで、ニーナ・サイモンとクリッシィー・ハインドを合わせたようなスタイルを完璧なまでに引き立てている。「On the Bound」の不吉なカーニバルっぽい間奏、「Mistake」のジョージ・ハリソン風ギター演奏に「Limp」のドラムソロ(最近のポップアルバムで、このどれかひとつでもでも聴いたことがあるだろうか)など、予想できない装飾音がアレンジに色を添えている。ブリオンによる強化はアップルに使われている。心もとない感傷(「気が変わったの。決められなくて。選択肢がありすぎるわ」)を超自然に自信を持って表現し、非難や自己批判を冷めた目で釈明するアップル。しっかりまとまって、図太く、また繊細に磨きがかけられたアルバムだ。1996年に最も期待された新人は、2年目のスランプなど微塵も感じさせない。個性は強いが、同時に素晴らしいアーティストだ。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.27 x 12.5 x 0.84 cm; 108.86 g
- メーカー : Sony
- EAN : 0074646919521
- 商品モデル番号 : 870629
- レーベル : Sony
- ASIN : B00002MZ4W
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 354,617位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 26,078位ポップス (ミュージック)
- - 72,909位ロック (ミュージック)
- - 101,068位輸入盤
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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・・・けだるい女性ヴォーカルのCDを聴いたというよりも、フィオナ・アップルの放つ辛らつな猛毒世界に翻弄された1時間弱だった。この人の作品世界は、いったんハマると抜け出すのは困難である。
前作以上に、ある意味彼女らしく、強烈にアグレッシブな作品である。私は、このようなアーチストが饒舌で、しかもスキのない完璧な作品をあまり聴いたことがない。
私など、内ジャケの不敵な笑みを浮かべる彼女には、前作にはなかったこころの余裕と、全世界に対する悪意のようなものを感じてしまうのだが・・・
本作は、決して「女性ヴォーカル」が好きな誰彼皆に薦められる作品ではないが、本格派の音楽ファンや強烈な作品世界を求める方には、おすすめの名盤である。
全く・・・何をやろうが、フィオナ・アップルである。
どんなに完コピしようが、カバーするアーティストが自身のセンスで愛情込めて、大幅にアレンジを加えたとしても、原曲に優ることは古今東西、殆ど皆無に等しい。
勿論、数々の名演カバーはあるし、ジャンルの垣根を思い切って飛び越えた意外性勝負の名カバーがまったく存在しないわけではない。
殆どがコピーの延長であり、皮肉なことに優れたカバーであればあるほど原曲(オリジナル)を引っ張り出して聴きたくなるのが関の山である。
(たまにオリジナルより演奏、唄自体が優っているケースもあるが、結局オリジネイターにしか出せない味わい、空気感を凌駕することはありえない)
ただ本作日本盤にボーナストラックとして収録されたビートルズの"アクロス・ザ・ユニバース"のカバーだけは唯一の例外と認めざるを得ない。
フィオナはけっして奇をてらうことなく、
寧ろ原曲に近いサウンドプロダクションで
このジョンレノン作品を昇華し、オリジナルと肩を並べる一曲に仕上げている。
まずビートルズという何万というカバーが存在する天下のバンド、しかも"アクロス・ザ・ユニバース"という超名曲を果敢にも取り上げた時点で無謀であり、それにもかかわらず
原曲の世界感をジョンとほぼ同じアプローチでモノにしてしまう才能が怖ろしい。
(下手すれば、カバーでなくコピーに留まってしまうというリスクをものともせずに)
フィオナの歌声は一見気怠そうで、ジョン同様力強い。
"世界の何をもってしても、自分の(内面)世界は変えられることなぞ出来やしない"
こんな強いメッセージを穏やかに宣言して
様になるのはジョンレノンか、ごく僅かの選ばれたアーティストに限られるはず。
またあくまでも例えば、ニールヤング がカバーしたものを聴いたとして、心は動かされるだろうが、ふっと我に帰りニールヤング ではなく、ジョンのオリジナルを聴きたくなるのがオチだろう。
しかしフィオナのこのカバーは何十回も聴いているが、続けざまにビートルズのCDを引っ張り出してきて聴いたことは一度もない。
けっしてフィオナのヴォーカルにジョンが憑依しているせいでもないだろう。
答えはみつからないが、楽曲の素晴らしさ同様、秀逸なpvにそのヒントが隠されている気がする。
モノクロのスロー映像で暴徒が暴れまくり、店内のモノを破壊しまくるなか、瞬き一つせず、カメラ越しに、こちらを真摯に見つめながら、言葉を紡ぐようにか細く歌うフィオナ。
俗世間にまみれ、くだらないことで自分自身の心がざわざわ落ち着かないときに、思い出したように観るこのpvは、けっして現実逃避ではなく、この目に映る世界(日常、世間)
から、ほんの僅かばかりていいから視点をずらしてごらんと諭してくれる。
救われたければ、この特典カバー一曲のためだけでも購入すべき一枚である。
あまりピンとこなかったのです。大げさなシンガーだなあというのが第一印象。
なので正直この2枚目もなんの期待もせずにレコ屋さんで試聴したのです。が!
全然違うじゃん!笑
このアルバムとルーファス・ウェインライトのファーストは
出た時期が近いせいもあるのか、何故かセットでよく聴きます。
二人とも声質は違うけど、うねりかたが似てるんだよね。。。
なんとなくランディ・ニューマンを連想させるような鷹揚な
ラグタイム感もあって(Across the Universeのあの歌い方!)
このセカンドでホント見直しました。ハードなバックに負けない楽曲。要するにすごくPOPなんですよね。
次のアルバムがどうなるのか楽しみです。
スタジオワークにも相当力が入っているようで、展開されるサウンドスケープ、音の重厚さは前作の比ではない。
更に言えば、やや拙さの残る不安定さを湛えていたヴォーカルスキルも、ここでは見事なまでに解消され、完璧な歌唱力、表現力を聴かせてくれている。
凄まじいばかりの成長を見せつける、素晴らしいアルバムだ。
聴きようによってはやや地味な印象が残る前作ではあった為、ロック系の音を好むリスナーからは、彼女の作品というのは敬遠されがちだったという側面は、少なからずあったと思う。
が、ここでのパフォーマンスというのは、そういった系列のファン層をも、大いに取り込めそうな内容になっていると感じる。
フィオナなりのポップネスと、そしてそれと同時にロッキンなハードネスを手中にした、といった趣だ。
徹底して陰圧であった作風が、ここでは明らかに陽圧に転換されてきている(とは言いつつも、決して能天気なパーティーチューンを歌うようになったわけではないのだが。当然のことながら。・・・)。彼女から発せられる熱量というものが、よりストレートに、ダイレクトにこちら側に伝わってくるように思うのだ。
素材としての楽曲そのものの衝撃度という観点から言えば、そこは確かに前作収録の作品群の方に軍配が上がるかもしれないが、作品をグロスとして捉える際の総合力で語るなら、こちらの方が恐らくは上だろう。
とにかく、これを作ったのがまだまだ若干22歳の小娘なのである。
その型破りな才能には、ただただ舌を巻くしかない。
・・・因みに日本盤にボートラ収録されている「ACROSS THE UNIVERSE」の出来が、文句なく素晴らしい。
BEATLESによる原曲が、ジョンのアコギによる弾き語りにストリングスやコーラスを付け足した、言えばベタな内容になっているのだが、フィオナによるこのカバーヴァージョンには、そこに「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」を彷彿させるような楽曲アレンジが施されていて、まるで中期BEATLESと後期BEATLESが時空を超えてコラボレーションしたかのような雰囲気を醸し出しているのだ。ここに彼女の極めて優れたセンスの良さを感じることが出来ると思う。
そう言えば、彼女の音楽的アティテュードって、何気にジョン・レノンに近いものがあるんじゃ・・・?なんて感じてるのは、僕だけだろうか?
普段は聴く気になれない。痛すぎて。
しかし、救われたい時には、最高の薬になる。
このアルバム、全ての曲が名曲に聴こえる。
他の国からのトップレビュー
El CD llegó en muy buenas condiciones.
2024年5月23日にベルギーでレビュー済み
2024年4月28日にドイツでレビュー済み