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How My Heart Sings

5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

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価格
新品 中古品
CD, 限定版, 2010/6/16 限定版
¥650
CD, 限定版, SACD, 2014/11/26 限定版, SACD
¥5,990
CD, オリジナルレコーディングのリマスター, インポート, 2000/2/15 オリジナルレコーディングのリマスター, インポート
¥30,000

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曲目リスト

1 How My Heart Sings
2 I Should Care
3 In Your Own Sweet Way [Take 1]
4 In Your Own Sweet Way [*]
5 Walkin' Up
6 Summertime
7 34 Skidoo
8 Ev'rything I Love
9 Show-Type Tune

登録情報

  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ Jvc / Xrcd
  • EAN ‏ : ‎ 0693692637328
  • レーベル ‏ : ‎ Jvc / Xrcd
  • ASIN ‏ : ‎ B00004RI2N
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

カスタマーレビュー

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2グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年12月8日に日本でレビュー済み
ジャズピアニスト「ビル・エヴァンス」の最高傑作は?と問われて、多分俗にリバーサイド4部作と言われる傑作群、「ポートレイト・イン・ジャズ」「エクスポラレーションズ」「サンデイ・アット・ヴィレッジ・バンガード」「ワルツ・フォー・デビー」を揚げる人が多いかもしれない。

たしかに歴史に残る傑作は4部作であり、もっと新しい時代のモントリューのライブやまだまだ多くの傑作が残っています。
エヴァンスのピアノは独特の個性でもちろん素晴らしい演奏ですが、エヴァンスの演奏はインタープレーと言ってピアノ、ベース、ドラムスの会話というのか相互バランスを楽しむ演奏でもあります。

リバーサイド4部作が高く評価されるのは、エヴァンスのピアノのオリジナリティももちろんですがベースのスコット・ラ・ファロの存在が何よりも大きい。
いや大きすぎるくらい、です。

エヴァンスとの4部作をリバーサイトレコードに残した後、スコットはあっさり交通事故でこの世を去ってしまいました。
天才ベーシストを失い失意のどん底にあったエヴァンスは演奏意欲を失い、自己を麻薬で慰める日々。

そんな彼の演奏意欲を久しく刺激したのが、このアルバムでベースを担当しているチェック・イスラエルスです。
スコットほど派手なバカテクを聞かせる人ではありませんが超理論派であり、高いレベルのテクニックを持ったベーシストです。

チャックのベースも又実にエヴァンスのピアノと、良いバランスを聞かせます。
スコットとの演奏が「動」であれば、チャックとの演奏は「静」。
どちらも捨てがたい演奏で、むしらエヴァンスのピアノをじっくり鑑賞するにはチャックこそ最適なベーシストかと思います。
このコンビでもう一枚「ムーン・ビームス」がありますが、こちらもより「静」なエヴァンスが聞けるアルバム。

だかやはり「静」でありながら、適当に刺激的ででアグレッシブなこの「ハウ・マイ・ハート・シングス」こそ、バランスの良いピアノトリオという意味では一つの時代におけるエヴァンスの最高傑作かもしれないと考えています。

ジャズファンの間でも他のアルバムに比べて地味な演奏かもしれませんが、ビル・エヴァンスの本質をとらえた見事な作品だと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年12月4日に日本でレビュー済み
「ムーンビームス」と姉妹アルバムで、2枚分の曲を3日に分けて、録音し編集した1962年の演奏。バラード曲で占められた「ムーンビームス」と異なり、軽快なテンポの曲も加わり、構成的にはバランスがいいアルバムに仕上がっている。62年といえば、天才ベーシスト、スコット・ラファロを交通事故で失って1年過ぎた頃。その間エヴァンスは、その悲しみから逃れるために麻薬づけでの日々であったともきく。エヴァンスがようやくチャック・イスラエルというベーシストを得て、臨んだ再起トリオ盤がこれである。ドラムスはポール・モチアンなので、ベーシストの違いがよくわかる。もちろんラファロほどの革新性を望むべくもないが、ここでのイスラエルとのコンビネーションは良く、「ムーンビームス」ともどもエヴァンスの名演の一つに数えられている。
特にハウ・マイ・ハート・シングスやボーナス・トラックもあるデイブ・ブルーベックのオリジナルイン・ユア・オウン・スウィート・ウェイコール・ポーターのバラード、エヴリシング・アイ・ラブなど、エヴァンスの持ち味が十分発揮されている。また、エヴァンスのオリジナル、ウォーキング・アップでは、ハイテンポで繰り広げられるインタープレイはスリリングである。ラファオ、イスラエル、ゴメスという3人のベーシストの中では、一番穏健で地味かもしれないが、むしろ時に鼻に着くゴメスより、聴きやすいという印象もあるだろう。全体を通して、よくスイングし、バランスのとれた名演ぞろいのアルバムだといえる。アルバム・ジャケットは、偏執狂っぽいエヴァンスがやや不気味だが、クールで過激なエヴァンスらしい表情の写真なのかもしれない。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート