来日する前に分裂してしまい、日本では見ることの出来なかったオリジナル10CC。エリック・スチュワート、グレアム・グールドマン、ケビン・ゴドレー、ロル・クレームの4人組に、サポートドラムのポール・バージェスを加えてのライブ。ラジオ番組「キング・ビスケット・フラワー・アワー」のために録音されたもので、ファンの間では長い間、幻といわれていた音源です。
大ヒットした「オリジナル・サウンドトラック」発売後のツアーで、1975年11月のアメリカ録音。実際には同作からI'm Not In Loveや、当時の新曲Art For Arts Sakeも演奏されましたが、残念ながら契約の関係で収録されていません。
とはいえ、ロルが生で歌うDonnaを始め、元気いっぱいのSilly Loveなど「楽しさ最高!」といわれたオリジナル10CCのコンサートが、垣間見れます。
最初はKing Biscuit Flower Hour (In Concert)の題名で発売されました。廉価盤としてカバーを変えて何度か再発されていますが、曲順変更等はありません。お好きな絵柄のものをどうぞ!