非常に息の長い活動をしているこのクワルテット、ヴォーカル入れたりなかったり、インストのみでもそのかっこよさと楽曲の良さから根強くファンが付いています。
私はと言えば、ヴォーカルの加わっている方が好き。もちろん、今でもテレビ(昔はCNNニュース、今は報道ステーションですね)で聴いたりする「jtq's theme」のかっこよさにもしびれてますが、不思議と手元に今もあるのはヴォーカル参加のもの。
今作のヴォーカリストは、ブルージーでスムージーな歌声が身上のようです。オシャレですが、イマイチ琴線に触れません。音楽も小綺麗に、小さくまとまって聞こえます。
男性ヴォーカルの「hope and prey」やアリソン・リメリックが歌った楽曲と比べると、ひと味足りないです。
それを自認したのか、これ以降、ヴォーカルなしで自らの音楽を極める道を黙々と進むJTQ。そろそろ新ヴォーカル入れて新作出して。