2枚組CD。全39曲を収録した「日本独自企画編集盤」、という触れ込みに惹かれて購入したが、自分にとっては、大失敗の買い損だった。とにかく選曲の内容がとてもつまらない。
その理由として、映画音楽集(サントラ盤)ということではあるが、1960年代もので、しかも日本国内では未公開の作品が多数を占めているからであると思う。
選曲者は、当然ながら日本人であるが(名誉毀損になるので名前は伏せておく)、いったい何を基準に選曲をしたのかと、思わず感性を疑いたくなる。
特にDisk1は全曲が退屈もので、Disk2は、わずかに数曲程度だが、良いと感ずるものがあったものの、それでも4曲目に収録の「馬に乗る牝馬」は、もはや駄作としか言いようがなかった。
映画を見たことのある者にとっては、ワンシーンを振り返りながら、懐かしさを感じると思うのだが、一度も見たことのない者にとっては、本当につまらない全曲集であり、無駄な買い物に終わってしまうだけに絶対におすすめしない!本当に残念な作品集である。
もう二度と聞くことのないCDであり、おそらく中古買取店に持ち込んだところで、100円程度の査定額にしかならないであろう。輸入盤の全曲集を購入するほうが、よっぽど素晴らしい!