スターレス・アンド・バイブル・ブラック (暗黒の世界) (紙ジャケット仕様)
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 限定版, オリジナルレコーディングのリマスター, 2004/1/28
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, 限定版 |
—
| ¥3,800 | ¥763 |
CD, 2000/9/15
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| ¥19,054 | ¥980 |
CD, 限定版, 2008/3/26
"もう一度試してください。" | 通常盤 | — | ¥245 |
CD, オリジナルレコーディングのリマスター, インポート, 2000/10/17
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, インポート |
—
| — | ¥574 |
CD, 2001/1/25
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥660 |
CD, 1994/12/16
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥860 |
CD, CD, 2006/2/22
"もう一度試してください。" | CD | — | ¥1,100 |
CD, CD, 2009/3/18
"もう一度試してください。" | CD |
—
| — | ¥1,300 |
CD, 2001/8/10
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥1,824 |
CD, 2011/10/26
"もう一度試してください。" | 2枚組 |
—
| — | ¥2,233 |
CD, リミックス含む, 2016/9/7
"もう一度試してください。" | リミックス含む |
—
| — | ¥5,281 |
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曲目リスト
1 | 偉大なる詐欺師 |
2 | 人々の嘆き |
3 | 隠し事 |
4 | 夜を支配する人 |
5 | トリオ |
6 | 詭弁家 |
7 | 暗黒の世界 |
8 | 突破口 |
商品の説明
Product Description
24 bit digitally remastered Japanese reissue of 1974 album by the legendary British prog group packaged in a miniaturized LP sleeve limited to the initial pressing only. Eight tracks, including 'Starless'. 2000 release.
メディア掲載レビューほか
ロック・バンド、キング・クリムゾンの結成30周年(2000年当時)記念リリース第1弾。`74年発表の通算6枚目のアルバムを紙ジャケット仕様で再発売。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 13.46 x 13.21 x 0.51 cm; 68.04 g
- メーカー : ポニーキャニオン
- EAN : 4988013047303
- 製造元リファレンス : PCCY-01426
- 時間 : 44 分
- レーベル : ポニーキャニオン
- ASIN : B000050AMC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 366,600位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 75,628位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結成時からメンバー間のトラブルが絶えず、嫌気がさしたロバート・フリップが一旦バンドを解散させた後に心機一転新たな面子でレコーディングに臨んだアルバムが、稀代のパ-カッショニストであったジェイミー・ミューアの参加もあり、技術面をメインにしたトータリティで頂点を極めたのかもしれない前作『Larks' Tongues in Aspic(太陽と旋律)』。
情感に訴える小品「Book of Saturday(土曜日の本)」やポップな「Easy Money(イージー・マネー)」という曲はあるものの、リアル・タイムで中学生だった自分にとってクリムゾン史上最も難解な作品となった感がある。
ミューアがブッティズム傾倒のために脱退、残ったメンバーで挑んだアルバム。
オリジナル・アナログではB面2曲目に収められた、11分以上にも及ぶインストゥルメンタル・ライヴ音源「Fracture(突破口)」のスリリングな演奏が白眉だ。
前作でミューアが叩き出した複雑なリズムに触発かつ解放されたと思われる各メンバーが、最初は決め事に則りお互いに様子を窺いながらもすぐにエゴイスティックとさえ言えなくもない自己主張を展開、高度な力技を交えた凄まじいバトルを繰り返す。
ポピュラー音楽のミュージシャンが自らを“アーティスト”と呼ぶ随分前からの風潮に抵抗感があるリスナーは少なくはないが、ここまで演れば“マエストロ”や“アーティスト”といった呼称にあまり違和感を抱かないかも。
40th Anniversary SeriesにおけるDISC:2のDVDにおいて、1973年6月25日のNYセントラルパークのライヴから、「Easy Money」と「Fragged Dusty Wall Carpet」の映像を収録していて、これがチョー貴重で興味深い。
ビル・ブルーフォード(ブラッフォードの方が馴染み深いが)とジョン・ウェットンの特徴ある形の揉み上げ、裾の拡がったズボンが当時を鮮やかに憶い出させる。
フリップはまるで研究者か哲学者のような短髪、眼鏡でストゥールに腰掛けたまま黙々とギターを弾いているのだが、ヴァイオリンで飽くまでも冷静に、しかし、狂ったような激しいフレーズを奏でるデヴィッド・クロスの存在の重要性を再確認。
この日のライヴ映像、全篇収録して欲しかったなあ……残念。
情感に訴える小品「Book of Saturday(土曜日の本)」やポップな「Easy Money(イージー・マネー)」という曲はあるものの、リアル・タイムで中学生だった自分にとってクリムゾン史上最も難解な作品となった感がある。
ミューアがブッティズム傾倒のために脱退、残ったメンバーで挑んだアルバム。
オリジナル・アナログではB面2曲目に収められた、11分以上にも及ぶインストゥルメンタル・ライヴ音源「Fracture(突破口)」のスリリングな演奏が白眉だ。
前作でミューアが叩き出した複雑なリズムに触発かつ解放されたと思われる各メンバーが、最初は決め事に則りお互いに様子を窺いながらもすぐにエゴイスティックとさえ言えなくもない自己主張を展開、高度な力技を交えた凄まじいバトルを繰り返す。
ポピュラー音楽のミュージシャンが自らを“アーティスト”と呼ぶ随分前からの風潮に抵抗感があるリスナーは少なくはないが、ここまで演れば“マエストロ”や“アーティスト”といった呼称にあまり違和感を抱かないかも。
40th Anniversary SeriesにおけるDISC:2のDVDにおいて、1973年6月25日のNYセントラルパークのライヴから、「Easy Money」と「Fragged Dusty Wall Carpet」の映像を収録していて、これがチョー貴重で興味深い。
ビル・ブルーフォード(ブラッフォードの方が馴染み深いが)とジョン・ウェットンの特徴ある形の揉み上げ、裾の拡がったズボンが当時を鮮やかに憶い出させる。
フリップはまるで研究者か哲学者のような短髪、眼鏡でストゥールに腰掛けたまま黙々とギターを弾いているのだが、ヴァイオリンで飽くまでも冷静に、しかし、狂ったような激しいフレーズを奏でるデヴィッド・クロスの存在の重要性を再確認。
この日のライヴ映像、全篇収録して欲しかったなあ……残念。
2023年2月13日に日本でレビュー済み
アルバムの作品としての完成度が高いのは、「クリムゾン・キングの宮殿」「太陽と戦慄」「レッド」があげられよう。これらは、体裁が整っているので、聴き映えする。
しかし、キング・クリムゾンというユニットの放つ「渦巻くエネルギー」を堪能したいなら、このアルバム「暗黒の世界」が最高だ。特に終盤の「暗黒の世界(Starless And Bible Black)」から「突破口」(Fracture)」へと続くライブ音源の2曲は素晴らしすぎる。
アルバム「暗黒の世界」は多数のバージョンが出ているので、どの盤を購入したら良いか迷う。
入手しやすい、普通のCDプレーヤーで聴けるものは次の6種類がある。
(1)リマスター以前の旧盤
(2)2004年リマスター(紙ジャケ)
(3)30周年記念盤(HDCD)
(4)2006年(多分リマスター・紙ジャケ)
(5)2009年(HQ-CD)
(6)スティーヴン・ウイルソンのミックス(SHM-CD・紙ジャケ)
この中でベストの音は、意外かもしれないが、(2)の2004年リマスター(紙ジャケ)盤なのだ。
2004年リマスターの音の特徴は、高音が削がれてマイルドな音になり、それぞれの楽器の定位が中央寄りに狭くなっている。
こもった音で、「音場」の幅が狭くなっているので、「クリムゾン・キングの宮殿」「太陽と戦慄」「レッド」は、魅力に欠けるCDになってしまった。
ところが、この最悪リマスターが、「暗黒の世界」に関しては、吉と出た。
「暗黒の世界」の熱気が失われることなく、特にドラムとベースに、なんともいえない躍動感が生まれた。
奇跡的なことが起こったのだ!「暗黒の世界」や「突破口」といったライブ音源だけではなく、たとえば、スタジオ録音の1曲目「偉大なる詐欺師」でも、熱気と躍動感は同様に生じている。
一方、他のリマスター盤は、楽器の分離を良くし、音がとてもクリアーになってはいるが、クリムゾンというユニットの放つ「渦巻くエネルギー」が消失してしまっている。
綺麗な音だが、どこか冷たく、聴いていて高揚感が生じないまま、それぞれの曲が終わってしまう……。そういった、なんとも不思議な印象なのだ。
2005年以降のリマスター盤を聴くくらいなら、まだ、リマスターしていない旧盤の方がいい。こちらの音は、とても荒々しく、激しい。
でも、品の良さというか、クリムゾンの知的な哲学性が失われているので、やはり2004年リマスター(紙ジャケ)盤がベスト。
さらに、「暗黒の世界」のコアなファンに、ぜひともオススメしたいのは、(5)のHQ-CD盤だ。
2009年の発売だが、盤の音源は、サイモン・ハイワースとロバート・フリップが2000年に行なった24ビット・マスタリングが使われている。(2)の2004年リマスター盤を、もっとダークにしたサウンドが特徴だ。
(2)の熱気と躍動感は、ちょっと軽すぎる。もっと「暗黒の世界」はハードボイルドなダークさがないとと言う人には、ピッタリのサウンドだ。実際、私も、(2)の盤の「突破口」(Fracture)」よりも、(5)HQ-CDの音の方が好きだ。
全曲を(5)の盤で聴くと重すぎる。だからと言って全曲を(2)の盤で聴くと、ズシンと心に残る余韻がない。なので、「暗黒の世界(Starless And Bible Black)」までは(2)の盤で聴くが、最終曲の「突破口」だけは(5)の盤の音に差し替える。パソコンやスマホだと、そういった変更が容易だ。
今のところ、コアなファンは(2)と(5)の2つの盤を用意しておくのが、アルバム「暗黒の世界」を最も楽しめる方法だといえそうだ。幸か不幸か(2)と(5)の盤は、現在、未開封の新品は入手困難で、安値の中古でのみ入手できる。でも、その中古品も、なくなったらおしまいだ。コアなファンなら、早めに手にしておくことをオススメする。
細部まで音に耳を澄ませ、アルバムごとに順位付けすると、以下のようになろう。
(第1位)2004年リマスター(紙ジャケ)
(第2位)2009年(HQ-CD)
(第3位)リマスター以前の旧盤
(第4位)30周年記念盤(HDCD)
(第5位)スティーヴン・ウイルソンのミックス(SHM-CD・紙ジャケ)
(第6位)2006年(多分リマスター・紙ジャケ)
以上、原音が良くわかると定評のソニーのモニターヘッドホンのMDR-CD900STで聴いて比較した。
注 5つ星をつけたが、これは、それぞれの盤の評価ではなく、楽曲の評価
しかし、キング・クリムゾンというユニットの放つ「渦巻くエネルギー」を堪能したいなら、このアルバム「暗黒の世界」が最高だ。特に終盤の「暗黒の世界(Starless And Bible Black)」から「突破口」(Fracture)」へと続くライブ音源の2曲は素晴らしすぎる。
アルバム「暗黒の世界」は多数のバージョンが出ているので、どの盤を購入したら良いか迷う。
入手しやすい、普通のCDプレーヤーで聴けるものは次の6種類がある。
(1)リマスター以前の旧盤
(2)2004年リマスター(紙ジャケ)
(3)30周年記念盤(HDCD)
(4)2006年(多分リマスター・紙ジャケ)
(5)2009年(HQ-CD)
(6)スティーヴン・ウイルソンのミックス(SHM-CD・紙ジャケ)
この中でベストの音は、意外かもしれないが、(2)の2004年リマスター(紙ジャケ)盤なのだ。
2004年リマスターの音の特徴は、高音が削がれてマイルドな音になり、それぞれの楽器の定位が中央寄りに狭くなっている。
こもった音で、「音場」の幅が狭くなっているので、「クリムゾン・キングの宮殿」「太陽と戦慄」「レッド」は、魅力に欠けるCDになってしまった。
ところが、この最悪リマスターが、「暗黒の世界」に関しては、吉と出た。
「暗黒の世界」の熱気が失われることなく、特にドラムとベースに、なんともいえない躍動感が生まれた。
奇跡的なことが起こったのだ!「暗黒の世界」や「突破口」といったライブ音源だけではなく、たとえば、スタジオ録音の1曲目「偉大なる詐欺師」でも、熱気と躍動感は同様に生じている。
一方、他のリマスター盤は、楽器の分離を良くし、音がとてもクリアーになってはいるが、クリムゾンというユニットの放つ「渦巻くエネルギー」が消失してしまっている。
綺麗な音だが、どこか冷たく、聴いていて高揚感が生じないまま、それぞれの曲が終わってしまう……。そういった、なんとも不思議な印象なのだ。
2005年以降のリマスター盤を聴くくらいなら、まだ、リマスターしていない旧盤の方がいい。こちらの音は、とても荒々しく、激しい。
でも、品の良さというか、クリムゾンの知的な哲学性が失われているので、やはり2004年リマスター(紙ジャケ)盤がベスト。
さらに、「暗黒の世界」のコアなファンに、ぜひともオススメしたいのは、(5)のHQ-CD盤だ。
2009年の発売だが、盤の音源は、サイモン・ハイワースとロバート・フリップが2000年に行なった24ビット・マスタリングが使われている。(2)の2004年リマスター盤を、もっとダークにしたサウンドが特徴だ。
(2)の熱気と躍動感は、ちょっと軽すぎる。もっと「暗黒の世界」はハードボイルドなダークさがないとと言う人には、ピッタリのサウンドだ。実際、私も、(2)の盤の「突破口」(Fracture)」よりも、(5)HQ-CDの音の方が好きだ。
全曲を(5)の盤で聴くと重すぎる。だからと言って全曲を(2)の盤で聴くと、ズシンと心に残る余韻がない。なので、「暗黒の世界(Starless And Bible Black)」までは(2)の盤で聴くが、最終曲の「突破口」だけは(5)の盤の音に差し替える。パソコンやスマホだと、そういった変更が容易だ。
今のところ、コアなファンは(2)と(5)の2つの盤を用意しておくのが、アルバム「暗黒の世界」を最も楽しめる方法だといえそうだ。幸か不幸か(2)と(5)の盤は、現在、未開封の新品は入手困難で、安値の中古でのみ入手できる。でも、その中古品も、なくなったらおしまいだ。コアなファンなら、早めに手にしておくことをオススメする。
細部まで音に耳を澄ませ、アルバムごとに順位付けすると、以下のようになろう。
(第1位)2004年リマスター(紙ジャケ)
(第2位)2009年(HQ-CD)
(第3位)リマスター以前の旧盤
(第4位)30周年記念盤(HDCD)
(第5位)スティーヴン・ウイルソンのミックス(SHM-CD・紙ジャケ)
(第6位)2006年(多分リマスター・紙ジャケ)
以上、原音が良くわかると定評のソニーのモニターヘッドホンのMDR-CD900STで聴いて比較した。
注 5つ星をつけたが、これは、それぞれの盤の評価ではなく、楽曲の評価
2011年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Braless and Slightly Slack(ブラなしでちょっぴりゆったり)とはビル・ブラフォードがこのアルバムに当時付けたものだが、ふざけているようで実は的を射ている表現だ。このアルバムリリース当時、このアルバムのほぼ半分がライブ録音であることなど誰も知らなかった。今のファンなら知っているが、当時のクリムゾンでは新曲はライブでまず試され、変化していった。また、インプロビゼーションの比重がどんどん大きくなるリスキーなステージをこの当時のクリムゾンは行っていた。既存の曲をスタジオでかっちりと録音するのではなく、日々変化を続ける、予測のつかない実験的なステージそのものがアルバムになっていったわけだ。そういった意味で本作品は、「太陽と戦慄」と「レッド」の狭間のアルバムとして地味な存在であるが、インプロを武器に既製の表現を突き抜け、より自由な領域に到達したクリムゾンの実力と本質が最も垣間見えるアルバムだと思う。
さて今回の40周年リマスターだが、同時に発売されたディシプリンと同様、ここ最近のリマスターの恩恵をかなり受けている感がある。各楽器、特に低音部の粒立ちが良く、音に空間が感じられる。平坦だった音が、立体的になったような印象だ。特にWe'll let you know や The Mincer 以降のライブ音源はその印象を今までのものと大きく変え、ライブのステージをそのまま聞いているような臨場感がある。また、CDにはボーナストラックがつき、Track 9 - 11はThe Mincer のインプロの完全版と言っていいだろう。鬼のような演奏だ。Track 12のDr. Diamond はアルバム未収録だが、4枚組ライブアルバムThe Great Deceiver にも収録されていた、ファンにはお馴染みの当時のステージナンバー。この音源は初出だと思うが、手堅い演奏。Track13Guts On My Side は一度しか演奏されなかったらしい幻のナンバーだが、フリップ先生が貴重な資料だと判断して今回入れたのだろう。几帳面な人だ。
あとはDVDの映像は1973年のNYのライブ映像、これはファンの中には観た者も多いと思うが、(昔、ロバート・フリップのCareful with that Axeというビデオで一部収録されたが)今回正規で完全版として観られたのは感慨深い。というか他の曲の映像は無いの? また、紙ジャケもエンボス紙のものと、シボ加工?のものと2種類です。ディシプリンと同様、芸が細かいというか、担当の人が相当のクリムゾナーなのか、紙ジャケの職人さんのこだわりなのか、頭が下がります。 輸入盤が確かにリーズナブルですが、ここまでされては日本版を買うしかないでしょう。
こうなってくると、リリースが遅れている「太陽と戦慄」の期待が高まりますが、同時にこの40周年記念版の音質の良さを考えると、なんで「レッド」だけ2004年リマスター版なのか、今更ながら恨めしくも思えます。
さて今回の40周年リマスターだが、同時に発売されたディシプリンと同様、ここ最近のリマスターの恩恵をかなり受けている感がある。各楽器、特に低音部の粒立ちが良く、音に空間が感じられる。平坦だった音が、立体的になったような印象だ。特にWe'll let you know や The Mincer 以降のライブ音源はその印象を今までのものと大きく変え、ライブのステージをそのまま聞いているような臨場感がある。また、CDにはボーナストラックがつき、Track 9 - 11はThe Mincer のインプロの完全版と言っていいだろう。鬼のような演奏だ。Track 12のDr. Diamond はアルバム未収録だが、4枚組ライブアルバムThe Great Deceiver にも収録されていた、ファンにはお馴染みの当時のステージナンバー。この音源は初出だと思うが、手堅い演奏。Track13Guts On My Side は一度しか演奏されなかったらしい幻のナンバーだが、フリップ先生が貴重な資料だと判断して今回入れたのだろう。几帳面な人だ。
あとはDVDの映像は1973年のNYのライブ映像、これはファンの中には観た者も多いと思うが、(昔、ロバート・フリップのCareful with that Axeというビデオで一部収録されたが)今回正規で完全版として観られたのは感慨深い。というか他の曲の映像は無いの? また、紙ジャケもエンボス紙のものと、シボ加工?のものと2種類です。ディシプリンと同様、芸が細かいというか、担当の人が相当のクリムゾナーなのか、紙ジャケの職人さんのこだわりなのか、頭が下がります。 輸入盤が確かにリーズナブルですが、ここまでされては日本版を買うしかないでしょう。
こうなってくると、リリースが遅れている「太陽と戦慄」の期待が高まりますが、同時にこの40周年記念版の音質の良さを考えると、なんで「レッド」だけ2004年リマスター版なのか、今更ながら恨めしくも思えます。
2014年9月18日に日本でレビュー済み
わからないというか、中途半端な楽曲を収録している粗雑な作品だと思いました。
スタジオ録音とライブ音源からなる作品ですが、スタジオ録音の方は聞いた当初
からもう「かっこいい」の一言でした。
「偉大なる詐欺師」はレッドの「再び赤い悪夢」に匹敵するボーカル入りのクリムゾン
ハードロック。
「人々の嘆き」は同じくレッドの「堕落天使」と同等的なメランコリックな作風。
そして「夜を支配する人」はなんとも優雅。なんか桃源郷のような東洋チックな感じ
も受ける不思議な美しさをもつ楽曲。
レコード時代はA面6曲・B面2曲という何とも不思議な曲数で、そのA面の残り
3曲がライブ音源で、それぞれ曲の終わり方が尻切れトンボ的なところが気に
くわない点でした。
しかしB面の「暗黒の世界」「突破口」はスゴイ。
なんというかブレーキの壊れた暴走ダンプカーのような怒濤の疾走感と圧力は
楽曲で表現する「不安」から「恐怖」へのイメージといった感あります。
スタジオ録音とライブ音源からなる作品ですが、スタジオ録音の方は聞いた当初
からもう「かっこいい」の一言でした。
「偉大なる詐欺師」はレッドの「再び赤い悪夢」に匹敵するボーカル入りのクリムゾン
ハードロック。
「人々の嘆き」は同じくレッドの「堕落天使」と同等的なメランコリックな作風。
そして「夜を支配する人」はなんとも優雅。なんか桃源郷のような東洋チックな感じ
も受ける不思議な美しさをもつ楽曲。
レコード時代はA面6曲・B面2曲という何とも不思議な曲数で、そのA面の残り
3曲がライブ音源で、それぞれ曲の終わり方が尻切れトンボ的なところが気に
くわない点でした。
しかしB面の「暗黒の世界」「突破口」はスゴイ。
なんというかブレーキの壊れた暴走ダンプカーのような怒濤の疾走感と圧力は
楽曲で表現する「不安」から「恐怖」へのイメージといった感あります。
2018年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に問題は感じなかった。非常に良かったと思う。また利用しても良いと考えている。
2017年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アナログ盤しか聴いてなかったので他のCDとの比較は出来ませんが、こちらの方がワイドレンジでシンバルやバスドラの音が良く聞こえます、元来大好きなアルバムなので満足しています
2017年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キング・クリムゾンのCDは、他のは持っています。これは何故か持っていないので、ようやく買えたんです。
他の国からのトップレビュー
carlo ferraro
5つ星のうち5.0
Ottima edizione molto curata
2023年12月5日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
Pur adorando letteralmente i KC, bisogna ammettere che questo è probabilmente l'album più debole della 'prima era', che si apre ovviamente con 'In the court' e si chiude con 'Red' (entrambi di altro livello). Disco molto vario, metà in studio e metà dal vivo, sarebbe potuto essere un vero e proprio testamento dell'era Wetton, ma non lo è. Forse non a causa dell' album in sé, ma perché gli altri due (Lark's e Red) sono capolavori totali (per me in particolare Red, album che definirei epocale). Comunque, i brani in studio sono tra i migliori che abbiano mai scritto. La potente e divertente The Great Deceiver, con il suo riff sorprendente e le percussioni di Bruford, Lament che passa dal violino a ritmi groovy, The Night Watch... la bellezza fatta musica.
Per quanto riguarda i brani dal vivo va tenuto presente che la maggior parte di essi sono improvvisazioni, con tutto quel che ne consegue parlando di KC... Alcune di esse raggiungono una calma e una bellezza inaspettate... Nota a parte per l'ultima traccia, Fracture. La progressione delle chitarre, il basso dissonante, il gran finale. Probabilmente la migliore canzone dell'intero album. Forse anche perchè, anche se registrata dal vivo, non è improvvisata !
Bella la copertina plastificata molto pesante, anche se chiaramente non è come l'originale nè potrebbe esserlo in quanto parliamo di nuove stampe molto curate (e care...). All'interno foglio cartonato con i testi, bella busta antistatica e vinile di primissima qualità. E' dichiarato un peso di 200 grammi per il vinile ma a me sembrerebbe di più un 180 grammi. Ma non ci fossilizziamo su questi particolari, l'edizione del disco è davvero molto bella e vale quello che costa
Per quanto riguarda i brani dal vivo va tenuto presente che la maggior parte di essi sono improvvisazioni, con tutto quel che ne consegue parlando di KC... Alcune di esse raggiungono una calma e una bellezza inaspettate... Nota a parte per l'ultima traccia, Fracture. La progressione delle chitarre, il basso dissonante, il gran finale. Probabilmente la migliore canzone dell'intero album. Forse anche perchè, anche se registrata dal vivo, non è improvvisata !
Bella la copertina plastificata molto pesante, anche se chiaramente non è come l'originale nè potrebbe esserlo in quanto parliamo di nuove stampe molto curate (e care...). All'interno foglio cartonato con i testi, bella busta antistatica e vinile di primissima qualità. E' dichiarato un peso di 200 grammi per il vinile ma a me sembrerebbe di più un 180 grammi. Ma non ci fossilizziamo su questi particolari, l'edizione del disco è davvero molto bella e vale quello che costa
carlo ferraro
2023年12月5日にイタリアでレビュー済み
Per quanto riguarda i brani dal vivo va tenuto presente che la maggior parte di essi sono improvvisazioni, con tutto quel che ne consegue parlando di KC... Alcune di esse raggiungono una calma e una bellezza inaspettate... Nota a parte per l'ultima traccia, Fracture. La progressione delle chitarre, il basso dissonante, il gran finale. Probabilmente la migliore canzone dell'intero album. Forse anche perchè, anche se registrata dal vivo, non è improvvisata !
Bella la copertina plastificata molto pesante, anche se chiaramente non è come l'originale nè potrebbe esserlo in quanto parliamo di nuove stampe molto curate (e care...). All'interno foglio cartonato con i testi, bella busta antistatica e vinile di primissima qualità. E' dichiarato un peso di 200 grammi per il vinile ma a me sembrerebbe di più un 180 grammi. Ma non ci fossilizziamo su questi particolari, l'edizione del disco è davvero molto bella e vale quello che costa
このレビューの画像
Michael
5つ星のうち5.0
Die Götter des progressiven Rock !
2022年7月28日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Das Album ist die unumstrittene Highlight der Rock Musik Geschichte. Es gibt kaum etwas Besseres...Vielleicht doch die anderen Highlights aus King Crimson kreativen Phasen...:)
J. Provo
5つ星のうち5.0
One of their best efforts from their 1970s albums
2018年7月9日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
One of their best efforts from their 1970s albums. This album sounds like a bit of engineering genius with the combination of studio and live recordings seamlessly melded together within a single song. A must have for the fan of King Crimson or one who is getting to know the band.
Cliente de Amazon
5つ星のうち5.0
Sonido limpio y sorprendente.
2017年6月22日にメキシコでレビュー済みAmazonで購入
Sonido limpio y sorprendente en estas reediciones de 200 gramos de King Crimson, raro de verse en estos días, pues muchas otras salen muy ruidosas con clicks y pops, sonido claro y potente para mi gusto. Lo que deja un mucho que desear al igual que otras reediciones, es el grosor tan delgado de las portadas así como las impresiones, que son algo oscuras en comparación con las originales, en esto pudieran mejorar bastante, por lo del disco en sonido y limpieza, sorprendente.
oscar
5つ星のうち5.0
Obra maestra
2019年3月19日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
Puro progresivo.