“ロック”といえば、おそらくオアシスやニッケルバックなどストレートなギターサウンドのバンドを思い浮かべる人が多いと思う。
でも僕が“ロック”ときいて真っ先に思い浮かべるのが、ブラーでありレディオヘッドでありベン・フォールズであり、こういった捻くれたナードが奏でる捻くれた音である。
確かにサウンドはポップだし、全盛期のデーモンは品の良いイケメンだし、おおよそロックスターのイメージとはかけ離れてる。
しかしこれほどまでにシニカルに社会を切り取り、皮肉を叩きつけるブラーは間違いなくUKが産んだロックスターといえるだろう。
そんな彼らのベストアルバム。
ブラーへの取っ掛かりにこれで代表曲の数々を聴いて、ぜひオリジナルアルバムにたどり着いて欲しい。
個人的にはポップ好きなので3,6,10,13を聴くことが多いが、8,12,16などもスッと曲の世界に引き込まれてしまう。
デーモンのセンスには脱帽だね!