ヴィレッジバンガードでやった時の記録ですね。全体的に聴くといかに彼女が本当にスウィングしていたか、そして彼女の強いオリジナリティがどれほどあったかが良く分かる。また、クラッシック的なフレーズが時折出てくるところが説得力を倍加している。中でも"So long Eric"のヴァイタルな演奏が特に素晴らしい。スリリングだし訴えかけてくる何かがある。ただし、これは彼女のどの演奏にも言えることだが、ピアノの音色が若干ぐしゃっとしていて僕にはそれが良いこととは思えなかった。でも、それを超えて迫ってくる衝撃的な何かがあることは確か。
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