1953年と古いライブ録音だが、リマスターのおかげで十分音は聴けるのがまずありがたい。
全体の演奏は火を噴くようなと言えば大げさかもしれないが、それくらい気合十分の熱い演奏。
元々チャーリー・パーカーの天才的なアドリブ聴きたさに買ったんだが、
ガレスビーのペットとマックス・ローチのドラムが最高にエキサイティングだ。
ちょっとパーカー負けてんじゃないのかなって思うくらいだ。
ジャズ・アット・マッセイ・ホール
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 限定版, 2014/10/8
"もう一度試してください。" | 限定版 | ¥1,935 | ¥550 |
CD, オリジナルレコーディングのリマスター, 2007/10/17
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター |
—
| ¥3,480 | ¥213 |
CD, 1992/9/23
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥266 |
CD, 限定版, 2004/9/22
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥449 |
CD, CD, 2007/1/24
"もう一度試してください。" | CD | — | ¥680 |
CD, 限定版, 2012/10/10
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥798 |
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曲目リスト
1 | パーディド |
2 | ソルト・ピーナッツ |
3 | オール・ザ・シングス・ユー・アー~52 |
4 | ウィー |
5 | ホット・ハウス |
6 | チュニジアの夜 |
商品の説明
レビュー
1949~1969年までのジャズの名盤を年代順に紹介する`マスターズ・オブ・ジャズ~ザ・ヒストリー・シリーズ`の全300タイトルから、ベスト50タイトルをセレクト。サックス奏者、チャーリー・パーカーの1953年録音盤。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.15 x 1.02 x 12.45 cm; 90.72 g
- メーカー : ビクターエンタテインメント
- EAN : 4988002328543
- 時間 : 47 分
- レーベル : ビクターエンタテインメント
- ASIN : B0000565XC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 377,542位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購入した商品の全ての点において非常に満足しております(^^)/
2015年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作はチャーリーパーカーの代表作であり、演奏自体は素晴らしいのだが、録音の状態がとにかく悪い。ライブ盤でありかつ1950年代の録音であることを考えても、現代の再生環境でこの録音を聴くのは辛いものがある。
2020年12月29日に日本でレビュー済み
1953年。カナダのトロントにあるニュー・ジャズ・ソサエティが、ジャズ・ジャイアンツたちが
一堂に集まるコンサートを企画した。場所は収容人数2500人の「マッセイホール」。当日、
演奏を聴きに来たのは半分にも満たない700人だった。客は、同時刻に開催されたヘビー級
タイトルマッチに持っていかれてしまった。
だが、そんなことは問題にならない。バンドを構成する5人は、モダン・ジャズ界を代表する、
各楽器のスペシャリストたち。チャーリー・チャン(偽名。ジャケットの写真でも彼だけ顔がない)
ことチャーリー・パーカー。ディジー・ガレスピー。マックス・ローチ。チャールス・ミンガス。
バド・パウエル。と、並べると豪華だが、それはジャズの歴史が完結している今の目から見てのこと。
当時名前が立っていたのはパーカーとガレスピーだけ。だから彼らは余裕で吹きまくっているし、
リズム隊は必死でサポートに回っている。
当時のライブは、録音される予定がなかった。しかしミンガスは密かにこの模様をレコーディングし、
後のリスナーも追体験できるようになった。
1951年にはマイルスが『Dig』を発表し、1954年にはアート・ブレイキーが『バードランドの夜』を
リリースし、マックス・リーチとクリフォード・ブラウンはWリーダー・バンドを結成する。ハード
バップの幕が開く。1955年には、チャーリー・パーカーが、こういう流れを確認したかのように、
息を引き取る。アルバムの演奏は、主役二人が楽しげに、余裕で演奏しているだけに、その音、演奏は、
歴史の彼方から打ち寄せてくるさざなみのように聴こえる。
このアルバムでは、曲順もバラバラで、チグハグで、つなぎも悪いのだが、当時の様子を
そのまま再現した『From original recording』というコンプリート盤もある。
一堂に集まるコンサートを企画した。場所は収容人数2500人の「マッセイホール」。当日、
演奏を聴きに来たのは半分にも満たない700人だった。客は、同時刻に開催されたヘビー級
タイトルマッチに持っていかれてしまった。
だが、そんなことは問題にならない。バンドを構成する5人は、モダン・ジャズ界を代表する、
各楽器のスペシャリストたち。チャーリー・チャン(偽名。ジャケットの写真でも彼だけ顔がない)
ことチャーリー・パーカー。ディジー・ガレスピー。マックス・ローチ。チャールス・ミンガス。
バド・パウエル。と、並べると豪華だが、それはジャズの歴史が完結している今の目から見てのこと。
当時名前が立っていたのはパーカーとガレスピーだけ。だから彼らは余裕で吹きまくっているし、
リズム隊は必死でサポートに回っている。
当時のライブは、録音される予定がなかった。しかしミンガスは密かにこの模様をレコーディングし、
後のリスナーも追体験できるようになった。
1951年にはマイルスが『Dig』を発表し、1954年にはアート・ブレイキーが『バードランドの夜』を
リリースし、マックス・リーチとクリフォード・ブラウンはWリーダー・バンドを結成する。ハード
バップの幕が開く。1955年には、チャーリー・パーカーが、こういう流れを確認したかのように、
息を引き取る。アルバムの演奏は、主役二人が楽しげに、余裕で演奏しているだけに、その音、演奏は、
歴史の彼方から打ち寄せてくるさざなみのように聴こえる。
このアルバムでは、曲順もバラバラで、チグハグで、つなぎも悪いのだが、当時の様子を
そのまま再現した『From original recording』というコンプリート盤もある。
2013年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レコードからCDの切り替えることができます。いつもここへ戻ります
2013年1月11日に日本でレビュー済み
あまりこのCD、カタログとか名盤ガイドに載ってないように思うのは気のせい?パーカー名義になっているが、実質は5人のジャズ・ジャイアンツ達の共演だからか?レコードで日本で出たのも、CD化されたのもわりと遅めだからか、昔の名盤ガイド、後藤さんとかのには載っていないように思うなあ。たまたま見つけて、「ええ!そんな豪華な共演があったの」と驚愕した。もっと有名なら、このメンツならレビューも数十件はあっていいはずだ。1953年・・・パーカーの死は数年後、パウエルは入退院を繰り返し、ガレスピーは音楽の熱意をやや失いかけ・・・。まさにビ・バップ最後の宴だろう。恐る恐る聴いてみての感想だが。
1.音は良い。ビ・バップ40〜50年代前期の演奏は名演であっても音があまり良くない。それ以降のハードバップ期、ルディ・ヴァン・ゲルダーとかの録音技術もあってか、格段によくなるジャズの音質に対しても、本作はリマスターもされているせいか、かなり音が良い部類で、パーカーのクリアな音が嬉しい。
2.バンドアンサンブルはとっちらかっているが、それが熱気と混沌のビ・バップだとも言える。ほぼすぐ後に興隆する、「クール」、「ハード・バップ」の洗練性や、「ウェストコーストジャズ」のお洒落さとは全然違うのが浮き彫りになっている。
3.ディジー・ガレスピーの歌?なのかヴォーカリゼーションはふざけ過ぎなのか、ご愛敬と取るか、「Salt Peanuts」は怪演だ。
4.マックス・ローチの、この後もハードバップで大活躍するドラミングは、とっちらかった演奏をまとめている良心。ドラムソロも、後年のハイテクニシャン達にもそうは劣らない多彩なプレイだ。
5.とりあえず、天才というのは、何をやっても、腐っても、ふざけても、許される。逆にそういう域の達人のみが天才なのでは。全くまとまった演奏とは聴こえなく、各自勝手に自分のやりたいことをやっているだけ(主にパーカー、ガレスピー、パウエルが)だが、なんかそれで良いように聴こえるから恐ろしいものだ。
5.モダンジャズの系譜でも、ビ・バップは一番源流的な古典の部類なのだが、それを天才達がおちゃらけて勝手に適当にやると、何やらフリージャズめいて斬新に聴こえるから不思議なものだ。
結論的には、完成度を求めるなら、この5人のそれぞれの代表作を聴いた方が良い。だが、豪華メンバーに吊られて入手しても、そう損はない。緻密に構想されたコンセプトのもとに作られる、50年代後半〜現代におけるジャズ、それは「フリージャズ」であっても、オーネット・コールマンやセシル・テイラーにも明確な音楽コンセプト(他人には分からない)がおそらくあるだろうが、ここにはそういうものは全くない。まさに即興の即興たるテキトージャズが全編にわたって楽しめる。ハービー・ハンコックやマイルス・デイビスやコルトレーンの完全無欠に構築され、アドリブすら何かの深遠な法則性に基づいていそうな音楽も素晴らしいのだが、こういう混沌の極みの演奏は、聴いているだけで楽しくなってくる。大学のジャズ研で酒が入って無茶苦茶なジャムを繰り広げていた時代が自分にもあったが、その雰囲気、お祭り騒ぎを、100倍くらい高めて、テクニックを1億倍くらいにするとこうなると思える。
1.音は良い。ビ・バップ40〜50年代前期の演奏は名演であっても音があまり良くない。それ以降のハードバップ期、ルディ・ヴァン・ゲルダーとかの録音技術もあってか、格段によくなるジャズの音質に対しても、本作はリマスターもされているせいか、かなり音が良い部類で、パーカーのクリアな音が嬉しい。
2.バンドアンサンブルはとっちらかっているが、それが熱気と混沌のビ・バップだとも言える。ほぼすぐ後に興隆する、「クール」、「ハード・バップ」の洗練性や、「ウェストコーストジャズ」のお洒落さとは全然違うのが浮き彫りになっている。
3.ディジー・ガレスピーの歌?なのかヴォーカリゼーションはふざけ過ぎなのか、ご愛敬と取るか、「Salt Peanuts」は怪演だ。
4.マックス・ローチの、この後もハードバップで大活躍するドラミングは、とっちらかった演奏をまとめている良心。ドラムソロも、後年のハイテクニシャン達にもそうは劣らない多彩なプレイだ。
5.とりあえず、天才というのは、何をやっても、腐っても、ふざけても、許される。逆にそういう域の達人のみが天才なのでは。全くまとまった演奏とは聴こえなく、各自勝手に自分のやりたいことをやっているだけ(主にパーカー、ガレスピー、パウエルが)だが、なんかそれで良いように聴こえるから恐ろしいものだ。
5.モダンジャズの系譜でも、ビ・バップは一番源流的な古典の部類なのだが、それを天才達がおちゃらけて勝手に適当にやると、何やらフリージャズめいて斬新に聴こえるから不思議なものだ。
結論的には、完成度を求めるなら、この5人のそれぞれの代表作を聴いた方が良い。だが、豪華メンバーに吊られて入手しても、そう損はない。緻密に構想されたコンセプトのもとに作られる、50年代後半〜現代におけるジャズ、それは「フリージャズ」であっても、オーネット・コールマンやセシル・テイラーにも明確な音楽コンセプト(他人には分からない)がおそらくあるだろうが、ここにはそういうものは全くない。まさに即興の即興たるテキトージャズが全編にわたって楽しめる。ハービー・ハンコックやマイルス・デイビスやコルトレーンの完全無欠に構築され、アドリブすら何かの深遠な法則性に基づいていそうな音楽も素晴らしいのだが、こういう混沌の極みの演奏は、聴いているだけで楽しくなってくる。大学のジャズ研で酒が入って無茶苦茶なジャムを繰り広げていた時代が自分にもあったが、その雰囲気、お祭り騒ぎを、100倍くらい高めて、テクニックを1億倍くらいにするとこうなると思える。
2007年2月25日に日本でレビュー済み
このマッセイ・ホールでのライブは、パーカーが亡くなる約2年前のライブ・レコーディングです。当時のスター・プレーヤーが一堂に会した、貴重な遺産でもあります。ミディアム・テンポではじまる、"Perdido"でのパーカーのアドリブは非常にリラックスした感じですが、そんな中にも独特のテンションを感じさせてくれるのが、パーカー独自のフレーズなんです。"Salt Peanuts"は面白い!ですよ。テーマが終わった直後多分、パーカーがソロ・オーダーを間違えたと思われるのですが(私見です)少々"間"があります。そこでディジーが大声で"ソルト・ピーナッツ!"と連呼して、パーカーがアドリブをはじめます。このアドリブが聴き所ですよ!全くよどみが無く流れるような、"パーカー・フレーズ"が沢山出てきます。聴いているこちらも自ずからテンションが上がります!マックス・ローチのドラム・ソロも素晴らしい!"Wee"はパーカーのアドリブからスタートです。パーカーの"運指"が見たくなるくらいのスピード感溢れるアドリブです。"A Night In Tunisia"はパーカー、ガレスピーの"十八番"ですが、テーマが終わった後の"アルト・ブレーク"はパーカーにしてはやや平凡ですが、その後のアドリブは快調の一言です。全編に渡り、バド・パウエルのピアノもヴェテランの味を聴かせてくれますし、チャーリー・ミンガスの"重いコントラバス"も冴え渡っています。もしこの名盤が録音された1953年にタイム・スリップできれば、真っ先に聴きに行くことでしょう!録音もパーカー盤の中では、秀逸に仕上がっています。おすすめの一枚です。
2014年2月2日に日本でレビュー済み
アートブレイキーのバードランドの夜の
後にたまたま聴いてみた
同じビバップとは思えない位演奏は散漫で
まとまりも無くスリルも無い。
こりゃ名盤にはなれません。
後にたまたま聴いてみた
同じビバップとは思えない位演奏は散漫で
まとまりも無くスリルも無い。
こりゃ名盤にはなれません。
他の国からのトップレビュー
James H. Thomas
5つ星のうち5.0
A Must Have
2007年10月17日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
The Greatest jazz concert of all time (Jazz at Massey Hall)quite possibly lives up to it's name. I believe it was the only recorded performance by these musical giants together. Parker, Gillespie, Powell, Roach and Mingus. Listen without distractions and it'll tear your ear off. If you're a jazz fan and don't have this in your collection, you're not really a jazz fan!