ヒッチコック監督の作品としてはサスペンス感が弱かったです。おまけに取って付けたようなラストで、そのうえ犯人の裏付けは説得力に欠ける単純な夢分析。専門家のアドバイスやチェックは受けたのでしょうか、それとも当時はこんなものだったのでしょうか?どちらにせよ残念な内容と言わざるを得ませんでした。
ただ、若いグレゴリー・ペックを見れたことは収穫でした。
白い恐怖 [DVD]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
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フォーマット | ドルビー, ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | イングリット・バーグマン, ジョン・エメリー, レオ・G・キャロル, グレゴリー・ペック, アルフレッド・ヒッチコック |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 51 分 |
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商品の説明
レビュー
勤務する病院に赴任してきた、ハンサムな医学博士と恋に落ちた女医。だが、彼は恐るべき過去を隠し持っていた…。主演は『ガス燈』のイングリッド・バーグマン。
-- 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
製作: デヴィッド・O.セルズニック
監督: アルフレッド・ヒッチコック
原作: フランシス・ビーディング
脚本: ベン・ヘクト/アンガス・マクファイル
撮影: ジョージ・バーンズ
音楽: ミクロス・ローザ
出演: イングリッド・バーグマン/グレゴリー・ペック/ロンダ・フレミング/レオ・G.キャロル/ジョン・エメリー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4975769233258
- 監督 : アルフレッド・ヒッチコック
- メディア形式 : ドルビー, ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 51 分
- 発売日 : 2000/12/6
- 出演 : イングリット・バーグマン, グレゴリー・ペック, レオ・G・キャロル, ジョン・エメリー
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Mono)
- 販売元 : JVCエンタテインメント
- ASIN : B00005AGBC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 227,674位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 8,487位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年7月30日に日本でレビュー済み
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2024年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
めちゃくちゃ面白かったです。
ロマンスとサスペンスが交互にくるので、
こっちも交互にうっとり&ハラハラしながら見てました。
グレゴリー・ペックとイングリット・バーグマン、めっちゃ美男美女カップル!
ロマンスとサスペンスが交互にくるので、
こっちも交互にうっとり&ハラハラしながら見てました。
グレゴリー・ペックとイングリット・バーグマン、めっちゃ美男美女カップル!
2021年5月1日に日本でレビュー済み
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以前にワンコインの安いDVDを購入したら、犯人の殺害の動機の部分の字幕がありませんでした。非常に不満だったので買い直しました。日本語吹替えはテレビの水城蘭子・城達也ではありませんでしたが、満足してます。安いDVDは字幕の手抜きがありますので要注意です。
2021年1月24日に日本でレビュー済み
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私は心理学が専門です。だから、こういう映画を見るとどうしても「精神分析とはそういうものではないのにな~」という不満が沸き起こります。
いや、分かってい入るんです。これは映画であって、精神分析を解説したDVDではないので、映画として魅力的であればそれでよいはずなのです。でも、精神分析という営みが誤解されているかと思うと、どうしても、「うーん。ちょっと残念」と思わずにはいられません。(警察関係の方などは、刑事ドラマなどを見るといつも同じように不満に思われるのでしょうか?)
さて、それではその内容はどうだったかというと、個人的には、突然、恋に落ちる精神科医にも感情移入ができませんでしたし、夢の解釈にもあまり説得力がないように感じられ、残念ながら内容もあまり面白いとは思えませんでした。
最後に、ほんとうにちなみになのですが、映画の中でmental distressが「精神薄弱」と訳されていますが、mental distressは「精神的苦痛」であって、「精神薄弱」とは根本的に異なります。「精神薄弱」という言葉は現在ではもう使われませんが、昔は「知的障害」「精神遅滞」(知的な能力が低いこと)の方をこのように表現していました。
いや、分かってい入るんです。これは映画であって、精神分析を解説したDVDではないので、映画として魅力的であればそれでよいはずなのです。でも、精神分析という営みが誤解されているかと思うと、どうしても、「うーん。ちょっと残念」と思わずにはいられません。(警察関係の方などは、刑事ドラマなどを見るといつも同じように不満に思われるのでしょうか?)
さて、それではその内容はどうだったかというと、個人的には、突然、恋に落ちる精神科医にも感情移入ができませんでしたし、夢の解釈にもあまり説得力がないように感じられ、残念ながら内容もあまり面白いとは思えませんでした。
最後に、ほんとうにちなみになのですが、映画の中でmental distressが「精神薄弱」と訳されていますが、mental distressは「精神的苦痛」であって、「精神薄弱」とは根本的に異なります。「精神薄弱」という言葉は現在ではもう使われませんが、昔は「知的障害」「精神遅滞」(知的な能力が低いこと)の方をこのように表現していました。
2020年11月28日に日本でレビュー済み
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殺人犯として追われる男は、自分の記憶を失い、無意識に他人になりかわっていた。
その記憶と殺人事件の謎を男と女医が探る。
ちょっとしたクローズアップの映像が、観る者を刺激する。
なぜか、恐怖を覚えたり、不快になったり、その技は見事。
推理の方は心理学がからみ、行動の訳や記憶の断片の理由を説明、理屈付ける。
映画なんで、うまい具合に当たるが、そんなうまくわかる訳ねえだろう感にとらわれてしまい、今一つ、入り込めなかった。
イングリット・バーグマンは美しく、グレゴリー・ペックの役所は、初めから病んでいる感が出ている。
その記憶と殺人事件の謎を男と女医が探る。
ちょっとしたクローズアップの映像が、観る者を刺激する。
なぜか、恐怖を覚えたり、不快になったり、その技は見事。
推理の方は心理学がからみ、行動の訳や記憶の断片の理由を説明、理屈付ける。
映画なんで、うまい具合に当たるが、そんなうまくわかる訳ねえだろう感にとらわれてしまい、今一つ、入り込めなかった。
イングリット・バーグマンは美しく、グレゴリー・ペックの役所は、初めから病んでいる感が出ている。
2020年9月6日に日本でレビュー済み
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もちろん傑作だし(スキーのスクリーンプロセスのお笑いシーンは除く)、何よりダリのイメージは素晴らしい。ダリの作品のどれと比べても、この映画が勝つ。
以下はどうでもいい感想、いくつか。
冒頭のシェイクスピアの言葉、吹き替え版には翻訳が出ないが、下のような訳になる。
“The fault, dear Brutus, is not in our stars, but in ourselves.”
ブルータス、我々の過ちは運命のせいではなく、我々自身のせいなのだよ。
これは『ジュリアス・シーザー』に出てくる。同種の下の言葉のほうが、劇中では目立つ。
“It is not in the stars to hold our destiny but in ourselves.”
運命は星が決めるのではない,我々の思いが決めるのだ。
これは単純にいうと、恋は一瞬にして起こることもある、と語ったペックとバーグマンを表現している。
つまり、「恋は不条理」という一文でこの映画全体すべてが包括されるのである。
メガネ美女バーグマンもさることながら、20歳を越えたばかりのロンダ・フレミングの美貌は一見の価値がある。
この映画の魅力の10%は映画冒頭3分間のロンダにあるといっても過言ではない。
最大の疑問。アチラの精神科医は病院に寝泊まりしているのだろうか?
以下はどうでもいい感想、いくつか。
冒頭のシェイクスピアの言葉、吹き替え版には翻訳が出ないが、下のような訳になる。
“The fault, dear Brutus, is not in our stars, but in ourselves.”
ブルータス、我々の過ちは運命のせいではなく、我々自身のせいなのだよ。
これは『ジュリアス・シーザー』に出てくる。同種の下の言葉のほうが、劇中では目立つ。
“It is not in the stars to hold our destiny but in ourselves.”
運命は星が決めるのではない,我々の思いが決めるのだ。
これは単純にいうと、恋は一瞬にして起こることもある、と語ったペックとバーグマンを表現している。
つまり、「恋は不条理」という一文でこの映画全体すべてが包括されるのである。
メガネ美女バーグマンもさることながら、20歳を越えたばかりのロンダ・フレミングの美貌は一見の価値がある。
この映画の魅力の10%は映画冒頭3分間のロンダにあるといっても過言ではない。
最大の疑問。アチラの精神科医は病院に寝泊まりしているのだろうか?
2019年11月11日に日本でレビュー済み
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黒色や青色に馴染んでいると、白色は余りの無個性と潔癖な清純さに特徴付けられ、その結果、それらに馴染まない人々に恐怖を与えるというもっとも端的な視覚作品であると言える。
2007年9月17日に日本でレビュー済み
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主人公が、愛する人を苦悩から解放し、救いだすストーリー。彼女の医者としての、女性としての奮闘ぶりを描いた名作だった。途中、彼女たちに手を貸す老年の精神分析医がまた、味のある人物で、彼のひたむきな手助けには、心強いものも感じたし、心を打たれた。この作品のイングリット・バーグマンやグレゴリー・ペックは本当に絵になる俳優だ。今観ても、時代を超えた魅力があふれていると思う。ヒッチコックの映画は、どれも本当に観る者をハラハラさせて、スリルに満ち溢れている。