メディア掲載レビューほか
1969年に発売されたゲイリー・アッシャーのスタジオ・プロジェクト、サジタリアスのセカンド・アルバムが遂に世界初CD化!短命に終わったトゥゲザー・レーベルに唯一残したアルバム。シングル曲及び未発表バージョンを含む5曲追加収録!!
-- 内容(「Daiki」データベースより)
人類が月に初めて着陸。その歴史はサジタリアスのセカンドに重なる。69年、ゲイリー・アッシャーはカート・ベッチャー、キース・オルセンとトゥギャザー・レーベルを立ち上げたばかりで、さっそく自らのプロジェクトに取り組んでいた。シンセを多用して異空間への憧れを語ろうと試みたのか。全体にソフト・サイケ調になっており、メロディアスな1作目とは趣が違うようだ。カート・ベッチャーが書いた曲は1曲だけで、リード・ヴォーカルも2曲のみ。ゲイリー・アッシャーの作品が大半を占め、レコーディングも彼が進行を管理したらしい。こうなるとサジタリアスという名のゲイリーのソロという気もする。ボーナス・トラックはシングル4曲と別テイク1曲。ゲイリーとサンディ・サリスベリーの共作「ナヴァホ・ガール」はサンディらしさのある元気溌剌ポップだ。『真夜中のカウボーイ』の主題歌で知られるニルソンの「孤独のニューヨーク」のカヴァーも聴ける。 (江藤美夜) --- 2001年03月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)