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機動戦士ガンダム 0083 STARDUST MEMORY vol.1 [DVD]
形式: DVD
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商品の説明
レビュー
監督: 加瀬充子/今西隆志
原作: 矢立肇/富野由悠季
脚本: 五武冬史/遠藤明範/大熊朝秀/高橋良輔
作画監督・キャラクターデザイン: 川元利浩
音楽: 荻田光男
声の出演: 堀川亮/佐久間レイ/大塚明夫/大塚周夫/菅原正志/小林清志
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4934569603630
- メディア形式 : DVD-Video
- 発売日 : 2000/1/22
- 出演 : ガンダム
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B00005EDOK
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 83,761位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 14,875位アニメ (DVD)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
セリフで説明しないガンダム、それが0083だ。アニメというのは映画と比較すると、概してセリフに頼りがちである。映像媒体なのだから「絵」で見て理解できるシーンにはセリフなど蛇足なだけではないかと個人的には思っているが、子供が見る事も考慮すると、やはりセリフできっちり説明した方がウケが良いのだろう。ガンダムUCは宇宙世紀の作品としては珍しく、キャラクターの感情をセリフで説明する傾向が見受けられたが、全ての世代のガンダムファンを相手にするのならば、やはりあれぐらいがちょうど良いのだと思う。
0083がガンダムシリーズの中で特殊なのは徹底的に説明セリフを排除した事である。例えばガトーに敗北したコウがデンドロビウムを分離するシーンでは、彼の表情や、大破したオーキスから出てくる無傷のステイメンの解放感から、敗北を受け入れた爽やかな心境を読み取る事ができるし、ラストシーンでもニナの表情を映すだけで、画面の外にいるコウの仕草が伝わってくる。このような演出は富野作品でも数多く存在するが、ストーリーの根幹に関わる描写から一切のセリフを排除したという点で0083というのは挑戦的な作品である。
この作品において最も誤解されているのは、やはりガトーと再会した際のニナの行動であろう。私自身も恥ずかしながら、初見では「なんだこの女は!?」と思ったものの、プロの作品は何回も見返しているとちゃんと意味が通っている事に気づくものだ。
①もし、コウが無抵抗のガトーを撃ち殺したら、コウは一生そのことを引きずる。②だからニナは銃を向けてでも、コウが誤解しようとも止める。③ガトーがニナの気持ちに気づき、(自らの退路を断って)コウと対峙する。④コウはガトーが「俺の為に」残っていた事の意味を理解する。⑤戦争後ガトーへの恩を返すために裁判で黙秘するコウ。⑥オークリー基地で再開する二人。最初不安げなニナが(コウが画面の外でした何らかの行動を受けて)笑顔になるカットで終了…と、いう風に一切セリフで説明する事なく、コウの成長とガトーの器の大きさ、ニナの深い愛情を表現している。これは相当視聴者を信頼しないとできない演出なのではないだろうか。
こうしたセリフを用いない高度な演出は、視聴者に高い読解力を要求する。マニアックな映画ファンにとっては最高なのだが、インターネットでニナが誤解されたりしている事に象徴されるように、理解できない人を切り捨てる事にも繋がってしまう。お金のあったバブル期のVHSという媒体で、大人の目にしか触れる事の無い0083だからこそ可能だった演出だと言える。間違いなくガンダムの「映画的な」演出では究極に位置する作品であり、ガンダムファンであれば必ず理解すべき作品だと断言する。
0083がガンダムシリーズの中で特殊なのは徹底的に説明セリフを排除した事である。例えばガトーに敗北したコウがデンドロビウムを分離するシーンでは、彼の表情や、大破したオーキスから出てくる無傷のステイメンの解放感から、敗北を受け入れた爽やかな心境を読み取る事ができるし、ラストシーンでもニナの表情を映すだけで、画面の外にいるコウの仕草が伝わってくる。このような演出は富野作品でも数多く存在するが、ストーリーの根幹に関わる描写から一切のセリフを排除したという点で0083というのは挑戦的な作品である。
この作品において最も誤解されているのは、やはりガトーと再会した際のニナの行動であろう。私自身も恥ずかしながら、初見では「なんだこの女は!?」と思ったものの、プロの作品は何回も見返しているとちゃんと意味が通っている事に気づくものだ。
①もし、コウが無抵抗のガトーを撃ち殺したら、コウは一生そのことを引きずる。②だからニナは銃を向けてでも、コウが誤解しようとも止める。③ガトーがニナの気持ちに気づき、(自らの退路を断って)コウと対峙する。④コウはガトーが「俺の為に」残っていた事の意味を理解する。⑤戦争後ガトーへの恩を返すために裁判で黙秘するコウ。⑥オークリー基地で再開する二人。最初不安げなニナが(コウが画面の外でした何らかの行動を受けて)笑顔になるカットで終了…と、いう風に一切セリフで説明する事なく、コウの成長とガトーの器の大きさ、ニナの深い愛情を表現している。これは相当視聴者を信頼しないとできない演出なのではないだろうか。
こうしたセリフを用いない高度な演出は、視聴者に高い読解力を要求する。マニアックな映画ファンにとっては最高なのだが、インターネットでニナが誤解されたりしている事に象徴されるように、理解できない人を切り捨てる事にも繋がってしまう。お金のあったバブル期のVHSという媒体で、大人の目にしか触れる事の無い0083だからこそ可能だった演出だと言える。間違いなくガンダムの「映画的な」演出では究極に位置する作品であり、ガンダムファンであれば必ず理解すべき作品だと断言する。
2013年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学生のころレンタルで見てからずいぶんと時間が経ってしまったので、映画版のブルーレイを購入して見たものの何がなんだが分からず、アマゾンで全巻衝動買い(BOXが当初販売価格よりかなり高いので)。
でも、やっぱりすべてを見ないと0083は語れないことを再認識。
特にVol4は「星の屑」の全容が明らかになり、最後のガトーの行動まですべて意味のあるものとなっている。
ラストを嫌っている人も多いようだが、4人の未来に向けてのつながりが感じられるいいシーンだと思う。
でも、やっぱりすべてを見ないと0083は語れないことを再認識。
特にVol4は「星の屑」の全容が明らかになり、最後のガトーの行動まですべて意味のあるものとなっている。
ラストを嫌っている人も多いようだが、4人の未来に向けてのつながりが感じられるいいシーンだと思う。
2013年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルの通り、コウとガトーの乗る「モンスター級MA」同士の一騎打ちの迫力!!これに尽きると思います。宇宙世紀のガンダムの中でも、この「GP03D」は大好きなガンダムの一つです。ただ、この時代(UC0083=Zガンダムの4年前)のMAにしては、明らかにオーバーテクノロジーな感が否めませんが、一切の記録は抹消された、という事で解決なのでしょうか。あとは、他の方も指摘されている通り、ニナ・パープルトンの悪女ぶりが凄いですね。彼女に比べたら、悪役っぽいシーマ様の方がよっぽど綺麗だし、可愛いです。コウが哀れでなりません・・・最初の巻の方で、コウ達が命がけで戦ってるのに、「いやぁ−−っ、私のガンダムが−−っ!!」って、最低最悪な発言、ありえません。ガンダムは軍の兵器であって、貴女の私物ではありません!!そして最終的にガトーの味方をし、ガトーの死後はのうのうとコウの元に帰ってくる・・・稀代の悪女ですね。ちなみに自分の中の「宇宙世紀3大悪女は、年代順に、ニナ・パープルトン(0083)、クェス・パラヤ(逆シャア)、カテジナ・ルース(Vガンダム)に決まってます。Zのベルトーチカ・イルマも加えたい所ですが、あまりメインで出ていないので、外しました。話がそれましたが、0083第4巻は、ストーリー、MS(MA)戦、どれをとっても秀逸ですので、観ていない方は絶対観て下さい。特にガトーの最期は、泣けます。主役はコウよりもガトーの方がふさわしいと言える作品ですね。必見です!!
2012年12月28日に日本でレビュー済み
リメイクして1年間の4クールアニメとして放送して欲しかったです。
私がこの作品を気に入っている一つの大きな理由として、人間的魅力にあふれた敵(ライバル)キャラがいた事です。
主人公のコウ、ライバルのガトー共にそれぞれの信念を掛けてぶつかり合うシーンは、見ているこちら側にも
心地よい緊張感を与えてくれます。これぞ戦争モノの真骨頂と言った感じです。それが見ている側にある種の清々しさを
与えていたのではないでしょうか。
魅力的な敵(ライバル)がいてこそ、主人公も輝くのだという事を改めて再認識した作品だといえるでしょう。
主人公のコウはアムロやカミーユの様な特殊な能力を持ったニュータイプではありませんが、戦闘経験と
人生経験を積んで行く内にとても魅力ある主人公へと成長して行きます。
連邦軍も色々と腐敗した面を見せてはいますが、コウの様な人物がいれば連邦軍も良くなって行くのではないか?と
そんな期待を持ってしまう様な人物です。(彼もユニコーンに登場して欲しかったですね〜)
またジオン側もガトーの様に、滅私奉公を地で行く様な、上司や部下の為に自身を捧げてくれる人物がいてくれればジオンの将来も
もっと良い方向に変わっていたと思います。もし、アニメ版Zガンダムの時点でこの二人が本編に絡んでくる様な事があれば、
連邦とジオンの和解も可能だったと思います。
今西監督は本当にガンダムという近未来の戦争モノを理解されており、独自の方法で魅力的なものに仕上げています。
(今西監督はIglooでも正道の戦争モノを描いていらっしゃいますが、こちらの作品も大変に素晴らしいと思いました。)
某100年間の戦争を描いたシリーズ構成の方にこそこの作品を100回見て頂いて、ガンダムというジャンルを理解して
欲しいいなと思いました。
私がこの作品を気に入っている一つの大きな理由として、人間的魅力にあふれた敵(ライバル)キャラがいた事です。
主人公のコウ、ライバルのガトー共にそれぞれの信念を掛けてぶつかり合うシーンは、見ているこちら側にも
心地よい緊張感を与えてくれます。これぞ戦争モノの真骨頂と言った感じです。それが見ている側にある種の清々しさを
与えていたのではないでしょうか。
魅力的な敵(ライバル)がいてこそ、主人公も輝くのだという事を改めて再認識した作品だといえるでしょう。
主人公のコウはアムロやカミーユの様な特殊な能力を持ったニュータイプではありませんが、戦闘経験と
人生経験を積んで行く内にとても魅力ある主人公へと成長して行きます。
連邦軍も色々と腐敗した面を見せてはいますが、コウの様な人物がいれば連邦軍も良くなって行くのではないか?と
そんな期待を持ってしまう様な人物です。(彼もユニコーンに登場して欲しかったですね〜)
またジオン側もガトーの様に、滅私奉公を地で行く様な、上司や部下の為に自身を捧げてくれる人物がいてくれればジオンの将来も
もっと良い方向に変わっていたと思います。もし、アニメ版Zガンダムの時点でこの二人が本編に絡んでくる様な事があれば、
連邦とジオンの和解も可能だったと思います。
今西監督は本当にガンダムという近未来の戦争モノを理解されており、独自の方法で魅力的なものに仕上げています。
(今西監督はIglooでも正道の戦争モノを描いていらっしゃいますが、こちらの作品も大変に素晴らしいと思いました。)
某100年間の戦争を描いたシリーズ構成の方にこそこの作品を100回見て頂いて、ガンダムというジャンルを理解して
欲しいいなと思いました。
2003年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近のシリーズでは当たり前となったこの構図は、実はこの作品がはじめてだったような気がする。
MSという兵器とそれにかかわるパイロットだけでなく、メカニックや開発クルーといった徹底した現実感。策謀渦巻く軍の実情、核兵器のありよう…
この物語を魅力的にしているのはそういった徹底したリアリズムなのではないだろうか。
そして当然のようにかっちょいい3機のガンダム。
『ガンダム』と『Ζガンダム』の橋渡しという意味で、この両方をみていない方にはあまりオススメできないが、そろそろオヤジと呼ばれてもいい年頃の我々「ファーストガンダム世代」垂涎の一作である。
MSという兵器とそれにかかわるパイロットだけでなく、メカニックや開発クルーといった徹底した現実感。策謀渦巻く軍の実情、核兵器のありよう…
この物語を魅力的にしているのはそういった徹底したリアリズムなのではないだろうか。
そして当然のようにかっちょいい3機のガンダム。
『ガンダム』と『Ζガンダム』の橋渡しという意味で、この両方をみていない方にはあまりオススメできないが、そろそろオヤジと呼ばれてもいい年頃の我々「ファーストガンダム世代」垂涎の一作である。
2011年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
見ました、幼いごろ初めて0083を見るの記憶が思い出した〜〜〜〜〜〜〜