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ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番

4.4 5つ星のうち4.4 30個の評価

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新品 中古品
CD, CD, 2016/12/7 CD ¥1,432 ¥980
CD, 1993/8/21 1枚組
¥159
CD, 2012/12/5 1枚組
¥1,020
CD, 2007/11/7 1枚組
¥1,200

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曲目リスト

1 ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 1.Allegro ma non tanto
2 ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 2.Intermezzo:Adagio
3 ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 3.L’istesso tempo;Finale:Alla breve
4 ヴォカリーズ作品34の14
5 前奏曲変ロ長調作品23の2
6 スペイン狂詩曲
7 献呈

商品の説明

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ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番

メディア掲載レビューほか

この大変な難曲を,みずみずしくも強靱な表現力を駆使してキーシンは演奏している。今年1月のボストンでのライヴであり,共演が小澤というのも大きな魅力である。協奏曲の後の熱狂的な拍手は,この演奏のすばらしさを如実に示している。老成するなよ。
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ BMGビクター
  • EAN ‏ : ‎ 4988017042724
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 12 分
  • レーベル ‏ : ‎ BMGビクター
  • ASIN ‏ : ‎ B00005EG4J
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 30個の評価

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星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
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『キーシンと小澤征爾&ボストンso.とのラフマニノフのピアノ協奏曲第3番(1993/1)』を聴く
4 星
『キーシンと小澤征爾&ボストンso.とのラフマニノフのピアノ協奏曲第3番(1993/1)』を聴く
1993年1月21~23日(21と23日は午後8時開演で、22日は午後2時開演)、ボストン、シンフォニー・ホールでのライヴ。いずれの日も前半にバルトークの「弦楽器と打楽器、チェレスタのための音楽」が演奏されている。オーケストラは大きく広がり、心地好く鳴るが、ピアノはオフで、細かいニュアンスが伝わり難い。その意味で、ホロヴィッツとオーマンデイ&ニューヨーク・フィルハーモニックとの同曲ライヴ[SONY・BMG]盤と共通している。第1楽章のオーケストラからして小澤征爾の指揮らしく、ゆったりと入念に始まる。キーシンは録音がオフに過ぎて、今ひとつ良さが伝わり難い感があるが、凄味というよりは、しっかりと曲想を見据えた非常に良い意味で模範的かつ、優等生的な演奏だ。それにしても、この安定感とロマンの大河がごとくスケールの豊かさには驚かされよう。それでも、9:00以降からは両者燃えに燃えゆく。さらに感じ入った弦楽器郡に心打たれよう。 11:15からのカデンツァはホロヴィッツが前述の1978年のアメリカ・デビュー50周年公演でこの曲を取り上げるにあたって、『長過ぎて、それ自体に終結感がある』と述べたそれだろうか。かつての神童キーシンにしては、演奏行為において極めて重要なキーワードとなる『ほの暗いデモーニッシュさ』がよく表れている。その後はキーシンの独壇場だ。16:37からのオーケストラの入りは、決して悪くはないのだが、小澤征爾との芸格の違いを突き付けられるようだ。それでも、第2楽章も小澤征爾はベストのサポートぶりだ。このオーケストラに聴く、落ち着いた音色ぶりをかなぐり捨てて、痛切さのカンタービレは名職人オーマンディ&フィラディルフィア管弦楽団の至芸ぶりを彷彿とさせる。キーシンのソロはロシアの大地における春の雪溶けのような、北国の北海道に住む人間からすると、ちょうど今時期、あの特別な春へ抱く希望を思い、感じさせるものがある。  第3楽章の入りでの何とごくごく自然でいて、堂々たる恰幅だろうか。その円満ぶりはキーシンの当時の年齢と小澤征爾によるサポートの巧みさを思うと、一致一会といえるだろうか。巧みといえば、キーシンは実に自然体でいながら、スケール大きく描いていくさまは当時、22歳になろうとしていたピアニストとしつはやけに大成した表現で、戸惑いと目眩すら覚える。こうなっていくと、小澤征爾の指揮ぶりとオーケストラは巧く付けていようとも、さらにいかに卓越していようとも、明らかに部が悪くなってしまうが、とても優れた演奏なのは確かだ。細部への配慮ぶりはキーシンらしく、かつ小澤征爾らしくもあるが、あえてここで意地悪くいうならば、ライヴならではの熱気がスポイルされてはいまいか。もし、残されているであろう放送用録音を耳にし得るコトが出来るのならば、一度は聴いてみたいものである。キーシンによるアンコールが2曲収録されている。ヴォカリーズはイギリスのピアニストで作曲家アラン・リチャードソン(1904~1978)によるピアノ編曲のそれで、1月23日公演のアンコールだ。とにかくピアニッシモが儚くも美しい。続く前奏曲作品23-2は1月22日公演のアンコールで、正攻法でいながら、飛び掛からんばかりの勢いに息を飲む。さらにこの国内盤[BVCC-633]には1990年9月30日(午後3時開演)、ニューヨーク、カーネギー・ホールにおけるデビュー・リサイタルからリストのスペイン狂詩曲と、アンコールで弾かれた献呈が収録されており、こちらはやや細身ながら木目あるピアノの音色がしっかりと捉えられている。前者の正面から体当たりして、切り込んでいく爽快感と後者のひたすらに優しく語り掛けてくる演奏ぶりは、キーシンの才気がなせる業そのものである。
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年11月23日に日本でレビュー済み
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2014年1月3日に日本でレビュー済み
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11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年12月23日に日本でレビュー済み
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5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年12月30日に日本でレビュー済み
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年2月20日に日本でレビュー済み
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5つ星のうち4.0 『キーシンと小澤征爾&ボストンso.とのラフマニノフのピアノ協奏曲第3番(1993/1)』を聴く
2024年2月20日に日本でレビュー済み
1993年1月21~23日(21と23日は午後8時開演で、22日は午後2時開演)、ボストン、シンフォニー・ホールでのライヴ。
いずれの日も前半にバルトークの「弦楽器と打楽器、チェレスタのための音楽」が演奏されている。
オーケストラは大きく広がり、心地好く鳴るが、ピアノはオフで、細かいニュアンスが伝わり難い。その意味で、ホロヴィッツとオーマンデイ&ニューヨーク・フィルハーモニックとの同曲ライヴ[SONY・BMG]盤と共通している。
第1楽章のオーケストラからして小澤征爾の指揮らしく、ゆったりと入念に始まる。キーシンは録音がオフに過ぎて、今ひとつ良さが伝わり難い感があるが、凄味というよりは、しっかりと曲想を見据えた非常に良い意味で模範的かつ、優等生的な演奏だ。
それにしても、この安定感とロマンの大河がごとくスケールの豊かさには驚かされよう。それでも、9:00以降からは両者燃えに燃えゆく。さらに感じ入った弦楽器郡に心打たれよう。 
11:15からのカデンツァはホロヴィッツが前述の1978年のアメリカ・デビュー50周年公演でこの曲を取り上げるにあたって、『長過ぎて、それ自体に終結感がある』と述べたそれだろうか。
かつての神童キーシンにしては、演奏行為において極めて重要なキーワードとなる『ほの暗いデモーニッシュさ』がよく表れている。その後はキーシンの独壇場だ。16:37からのオーケストラの入りは、決して悪くはないのだが、小澤征爾との芸格の違いを突き付けられるようだ。
それでも、第2楽章も小澤征爾はベストのサポートぶりだ。このオーケストラに聴く、落ち着いた音色ぶりをかなぐり捨てて、痛切さのカンタービレは名職人オーマンディ&フィラディルフィア管弦楽団の至芸ぶりを彷彿とさせる。
キーシンのソロはロシアの大地における春の雪溶けのような、北国の北海道に住む人間からすると、ちょうど今時期、あの特別な春へ抱く希望を思い、感じさせるものがある。  
第3楽章の入りでの何とごくごく自然でいて、堂々たる恰幅だろうか。その円満ぶりはキーシンの当時の年齢と小澤征爾によるサポートの巧みさを思うと、一致一会といえるだろうか。
巧みといえば、キーシンは実に自然体でいながら、スケール大きく描いていくさまは当時、22歳になろうとしていたピアニストとしつはやけに大成した表現で、戸惑いと目眩すら覚える。
こうなっていくと、小澤征爾の指揮ぶりとオーケストラは巧く付けていようとも、さらにいかに卓越していようとも、明らかに部が悪くなってしまうが、とても優れた演奏なのは確かだ。
細部への配慮ぶりはキーシンらしく、かつ小澤征爾らしくもあるが、あえてここで意地悪くいうならば、ライヴならではの熱気がスポイルされてはいまいか。
もし、残されているであろう放送用録音を耳にし得るコトが出来るのならば、一度は聴いてみたいものである。
キーシンによるアンコールが2曲収録されている。
ヴォカリーズはイギリスのピアニストで作曲家アラン・リチャードソン(1904~1978)によるピアノ編曲のそれで、1月23日公演のアンコールだ。とにかくピアニッシモが儚くも美しい。
続く前奏曲作品23-2は1月22日公演のアンコールで、正攻法でいながら、飛び掛からんばかりの勢いに息を飲む。
さらにこの国内盤[BVCC-633]には1990年9月30日(午後3時開演)、ニューヨーク、カーネギー・ホールにおけるデビュー・リサイタルからリストのスペイン狂詩曲と、アンコールで弾かれた献呈が収録されており、こちらはやや細身ながら木目あるピアノの音色がしっかりと捉えられている。
前者の正面から体当たりして、切り込んでいく爽快感と後者のひたすらに優しく語り掛けてくる演奏ぶりは、キーシンの才気がなせる業そのものである。
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2014年7月29日に日本でレビュー済み
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年3月11日に日本でレビュー済み
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8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年11月2日に日本でレビュー済み
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Sophia Kao
5つ星のうち3.0 Three Stars
2016年2月29日にアメリカ合衆国でレビュー済み
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